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【2024秋田】1万個の提灯が輝く!「竿燈まつり」の日程・場所などをまとめて紹介
2024年も秋田で開催される「竿燈まつり」とは、秋田県秋田市のおまつりです。五穀豊穣や無病息災を願い、毎年8月3日〜6日に開催されます。10,000個もの提灯が輝く、荘厳な秋田竿燈まつりの開催場所へのアクセス、持ちものをまとめました。
秋田竿燈(かんとう)まつりとは
picture courtesy of 一般社団法人秋田県観光連盟
「秋田竿燈(かんとう)まつり」とは、東北地方の秋田県秋田市のお祭り。
五穀豊穣(wish for the productiveness of grain )や無病息災(good health)を願う祭りで、毎年8月3日〜6日に行われます。青森のねぶた祭り、仙台の七夕まつりとともに東北三大祭りの1つに数えられる、東北を代表するお祭りです。
秋田竿燈まつりは、旧暦(※1)の七夕やお盆に行われていた「眠り流し(ねぶりながし)」が元になったと言われています。眠り流しとは、1年のちょうど中間に当たる7月7日〜15日頃に、睡魔を追い払い、健康を祈るための行事。
眠気が嫌われたのは、眠る、つまり横になることが、病気や死を連想させるためでした。もともとは、舟や燈篭を川に流す行事だったと言われています。
現在、その行事は竿燈まつりと名前を変えて、内容もたくさんの提灯がついた長さ5〜12メートルの竿燈という竿を、男性が支えながら歩くというダイナミックなものへと変化しました。
竿燈の重さは、小さなもので5キログラム、一番大きなもので50キログラム。それぞれ24個〜46個の提灯が乗っており、まつりの日には合計で10,000個もの提灯が輝きます。
たくさんの提灯がついた竿は稲穂のようにも見えるため、まつりは健康祈願にくわえ、農作物の豊作を祈る意味ももつようになったといいます。
本記事では、荘厳な秋田竿燈まつりの開催日程、会場へのアクセス、楽しみ方や持ち物などをまとめました。
※1:旧暦……明治以前に使われていた中国暦を元にした暦。旧暦の七夕(7月7日)は、グレゴリオ暦の8月初旬にあたる。
目次
1.秋田竿燈まつりとは
2.2024年の開催日程・スケジュール
3.開催場所・アクセス
4.竿燈まつりの見どころ
5.服装と持ち物
6.お役立ち情報
竿燈まつりの日程
2024年の竿燈祭りは、例年通り8月3日~6日で開催予定です。
詳しくは、公式HPをご確認ください。
例年の日程:8月3日~6日
期間中は18:50から、竿燈大通り(山王十字路~二丁目橋)に竿燈の入場がはじまります。
19:25から竿燈を手の平や額に乗せる演技が開始。20:35には演技が終了し、竿燈の写真撮影ができる「ふれあいの時間」がはじまります。20:50に竿燈は会場から退場します。
竿燈まつりの開催場所・アクセス
竿燈まつりは、秋田駅の周辺で行われます。東京から秋田駅までは新幹線で行くのが便利。東京駅からJR新幹線こまち・秋田行に乗車し、終点の秋田駅で下車します。所要時間はおよそ3時間50分、料金は18,020円です。
竿燈まつりの主な会場となる竿燈大通り(山王十字路~二丁目橋)までは、駅から徒歩10分ほどです。
秋田駅
住所:秋田県秋田市中通7-1-2
竿燈まつりの楽しみ方(竿燈妙技・ご当地グルメフェスティバル)
竿燈まつりには、演技の観覧、ご当地グルメの食べ歩きなどいくつもの楽しみがあります。その一部を紹介します。
竿燈妙技(かんとうみょうぎ)
picture courtesy of 一般社団法人秋田県観光連盟
竿燈妙技(かんとうみょうぎ)とは、竿燈をもつ男性が、竿燈を手の平や額、肩などに乗せる技のこと。太鼓やお囃子(おはやし)※2に合わせて披露されます。とくに腰の上に乗せる技が一番難しいとされます。お祭りでは、これらの技もチェックしてみましょう。
※2:お囃子(おはやし)……祭りの際に演奏される音楽のこと
ご当地グルメフェスティバル
picture courtesy of 一般社団法人秋田県観光連盟
竿灯まつりと同時に行われるのが、秋田の名物が揃うご当地グルメフェスティバル。竿燈まつりの主会場である竿燈大通りから徒歩5分ほどの場所で開催されます。
日本三大うどん(五島うどん・讃岐うどん・稲庭うどん)の一つである「稲庭うどん」や、目玉焼きが乗った「横手やきそば」、年配の女性(秋田の方言でババ)がヘラを使ってアイスクリームをコーンに盛り付けてくれる「ババヘラアイス」など、多様な秋田のグルメの屋台が登場します。祭り当日は、秋田のグルメも味わってみましょう。
竿燈まつりを楽しむための服装と持ち物
竿燈まつりを楽しむための当日オススメの服装、必要な持ち物を紹介します。
服装
8月の秋田の平均気温は24.9℃です(出典:気象庁)。日中には30度を超えることもあるので、暑さ・熱中症の対策を万全にしておきましょう。
朝や夕方は冷えることがあります。薄いショールやパーカーなどを準備しておくと安心です。
持ちもの(サングラス・日焼け止め・タオル・水)
サングラスや日焼け止めで紫外線対策を忘れないようにしましょう。観覧中に汗をかくこともありますので、タオルやハンカチがあるとよいでしょう。また、熱中症予防のために、こまめな水分補給を忘れずに。
お役立ち情報
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※本記事は2017年4月5日に公開した記事を2024年版にリライトしたものです。