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「阿波おどり」とは、「四国地方」、徳島県の夏の風物詩。400年以上もの歴史をもち、岐阜県の郡上踊り(ぐじょうおどり)、秋田県の西馬音内の盆踊り(にしもないのぼんおどり)とともに日本三大盆踊りに数えられています。
「踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」というメロディに合わせて男女が踊る様子は、とても賑やか。見ていて楽しくなること請け合いです。
阿波おどりには、男性たちが法被(※1)や浴衣姿で踊る男踊りと、女性たちが頭に網笠(※2)を被り浴衣を着て踊る女踊りの2種類があります。とくに、赤やピンクの浴衣を着た女性たちの女踊りは艶やかで、祭りの目玉でもあります。
阿波おどり自体は徳島県の各地や東京の高円寺、中目黒などでも見ることができますが、もっとも有名なのは徳島市で開催される「徳島市阿波おどり」。
毎年8月12日〜15日のお盆の時期に開かれ、10万人の踊り手が踊りを披露し、例年100万人を超える観客が訪れます。
ここでは、徳島市阿波おどりの会場へのアクセスや持ち物について紹介します。
※1:法被(はっぴ)……主に祭りで着用する日本の伝統的な衣装。腰までの長さで、着物のように身体の前で合わせて着る。
※2:網笠(あみがさ)……い草(Rush grass)やわらで編んだ帽子のこと。主に夏に直射日光を避けるためにかぶる。
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2022年の徳島市阿波おどりは、感染状況を注視しつつ、通常より縮小した規模で開催いたします。詳しくは、公式HPをご確認ください。
例年の徳島市阿波おどりの開催日程は以下の通りです。
例年の日程:8月12日、13日、14日、15日の4日間
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徳島市阿波おどりは、JR徳島駅の南側で開催されます。
徳島駅
住所:徳島県徳島市寺島本町西(てらしまほんちょうにし)1-61 GoogleMap
東京から徳島までの行き方です。陸路を使う場合は、東京駅から新幹線・博多行に乗車し岡山駅で下車。岡山からJR快速マリンライナー・高松行に乗り、終点の高松駅で降ります。高松からはJR特急うずしお・徳島行に乗り、終点の徳島駅で降ります。
所要時間は約6時間、料金は自由席で18,340円です。
空路を使う場合は、羽田空港から徳島阿波おどり空港行きの国内線に乗ります。羽田からは毎日10本ほどの国内線が出ています。徳島阿波おどり空港までの所要時間は1時間15分、料金は15,000〜20,000円ほどです。料金は航空会社やシーズンによって異なります。
徳島阿波おどり空港からは、リムジンバスで徳島駅に行きます。所要時間は約30分、料金は600円です。
阿波おどりの楽しみ方です。
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徳島市阿波おどりは、徳島駅前の会場で18:00〜22:30の間に披露されます。阿波おどりには、正式な踊り方はありません。1,000ほどある連(れん)と呼ばれる団体がそれぞれ異なる踊り方で踊っています。会場では、それぞれの踊りの違いを楽しみましょう。
阿波踊りは市内のいくつかの会場で見学できます。有料会場は、藍場浜(あいばはま)演舞場や南内町演舞場、徳島県郷土文化会館(あわぎんホール)、アスティとくしま。無料で見られる会場は、両国本町演舞場、新町橋演舞場、アミコドームです。
徳島駅前の会場で阿波おどりを踊れるのは、事前に阿波おどりを踊る団体である連(れん)に登録し、練習を重ねた人のみ。観光客が当日会場で踊ることはできません。
しかし、「にわか連」と呼ばれる、国籍を問わずに誰でも参加できるグループに参加すれば、訪日観光客でも阿波おどりをすることができます。
「にわか連」は、徳島市内の元町おどり広場や市役所前広場で、18:30と20:30に踊っています。阿波おどりを踊りたくなった人は、参加してみましょう。
8月の徳島の平均気温は27.8℃、日中は30℃に達することもしばしばです。Tシャツや半ズボンといった軽装で現地を訪れるのがよいでしょう。靴は、歩きやすいスニーカーかサンダルがオススメです。
飲み物や汗をかいたときのためのタオルなどを用意しておきましょう。暑さ対策、水分補給をしっかりとして、阿波おどりを楽しんでください。
※本記事は2017年4月20日に公開した記事を2022年版にリライトしたものです。