日本のマスクの選び方：花粉や大気汚染、ウイルスを徹底ガード！

花粉症や大気汚染、病気の対策にマスクを

桜が楽しみな日本の3～4月は、花粉症に悩まされる時期でもあります。また、皆さんの国でも、PM2.5による大気汚染や、インフルエンザなどが心配ではないでしょうか？

本記事では、日本のマスクの種類や、実際に使ってみての感想を紹介します。マスク購入時に使える日本語も紹介するので、ドラッグストアでの参考にしてください！

※：本記事は、2020年1月15日に公開された記事を翻訳したものです。2020年2月18日現在、新型コロナウイルスによる肺炎の流行により、コンビニやドラッグストアなどでマスクが売り切れている場合があります。

韓流スターも使っている「PITTA MASK」

訪日旅行客のおみやげに大人気の「PITTA MASK」。特殊なポリウレタン素材を使い、花粉とほこりをガードしつつ紫外線から肌を守ります。

「PITTA MASK」の人気に火が付いたのは、多くの韓流スターがこのマスクのブラックとグレーバージョンを使っていたからだそう。そのため、ブラックは品切れのことも多くあります。

柔らかい素材のため、呼吸がしやすく、耳も痛くなりません。着けると独特の香りがします。

「PITTA MASK」のもう1つの特徴は、多くのカラーバリエーションがあること。その日の服装に合わせて色を選べます。

筆者は今回、パステルを購入してみました。1つの袋の中に、ラベンダー、サーモンピンク、ベビーピンクの3色が入っています。なお、「PITTA MASK」は水洗いして3回まで使うことができます。

着ける際は、まずマスクの上下を確認して(包装にある図解参照)、両耳に掛けます。そしてマスクの上から軽く押さえましょう。これでマスクと顔の隙間を減らし、密着させることができます。

「ニオイ・不衛生タンパク質を水に変えるマスク」

「ニオイ・不衛生タンパク質を水に変えるマスク」は、医師が開発したマスク。ハイドロ銀チタンを活用し、花粉とホコリ、ニオイ、汗に含まれるタンパク質を分解して水分子に変えるのが特徴です。

ハイドロ銀チタンの濃度ごとに+3、+4、+10の3つのクラスに分かれています。それぞれ、メガネのくもり止めが付いているものと付いてないものがあります。

今回、筆者はくもり止め付きの+3クラスのマスクを購入しました。こちらは風邪とPM2.5対策がメインです。このほか、花粉やハウスダスト対策用マスクもあり、機能ごとに価格もさまざまです。

水分子に変わると言っても、着けてみると湿っぽさはなく、呼吸しづらいこともありません。目に見えるような驚きがあるわけではありませんが、着け心地はほかのマスクより快適です。

公式HPによると、ハイドロ銀チタンが不衛生タンパク質を水分子に変えるため、普通のマスクより長く使えるとのことです。少し汚れても効果に影響はありません(1日の連続使用目安は最長12時間) 。

1袋3枚入りで、個別包装になっているのもプラスポイントですね！

着ける際は、マスクに付いている水色の水滴マークを外側にし、軽く鼻筋を押さえてマスクの形を整えます。内側のくもり止めシートを立ち上げ鼻にかけたら、マスクの位置と縦幅を顔の大きさに合わせて調節します。

「be-style」であなたも小顔美人

美を愛する日本女子は、マスク姿でもキレイでいたいようです。「be-style」の小顔マスクは、装着時に頬が浮き上がらないプリーツ折設計にこだわり、日本の女子たちから好評を博しています。

左が小顔マスク、右が一般のマスク

実際に着けてみました。どこが違うかわかりますか？ 

もっとも特徴的なのは、下顎のすっきりしたフェイスラインで、顔の立体感も増します。化粧が面倒だったり、マスク姿でもキレイでいたかったりする日本の女子たちは、このマスクに頼り、アイメイクだけで戦っているらしいですよ。

このマスクの効用は、もちろん見た目だけじゃありません。花粉やホコリも防いでくれます。美を愛する女子のみなさん、今度日本に来たら、買って比べてみてくださいね！

PM2.5や花粉を99%カット！メガネもくもらない「三次元マスク」

コンビニやドラッグストアでよく見かけるのが「三次元マスク」です。5層フィルター構造で、PM2.5や花粉、ウイルスなどをブロックします。

一番内側のフィルターには特殊素材を使用し、長時間着けていても毛玉になったり顔がかゆくなったりしません。しかもS～Lサイズまでそろっており、老若男女の誰でも自らに合った大きさのマスクを選べます。

スタンダードな「三次元マスク」以外に、香り付きのマスクもあります。ほんのりミントの香りがするマスクは、着けた瞬間から癒されます。とくに、ごみごみした人混みの中にいると、そのよさを実感するでしょう。

このマスクのもう1つの利点は、メガネをしていてもレンズがくもらないこと。ふつうの呼吸はもちろん、大きく呼吸しても、まったくくもりませんでした！

快適度アップ！「超立体マスク」

おむつや生理用品で有名なユニ・チャームが作った「超立体マスク」。特殊な立体構造で、呼吸がしやすいだけでなく、口紅やリップグロスを塗っていても、マスクに付く心配はありません。

耳に掛ける部分は柔らかい不織布を使い、長時間着けていても痛くなりません。

このマスクの特徴は、しっかり飛沫をカットする3層フィルター。ウイルスの侵入を防ぐだけでなく、PM2.5もしっかりブロックします。

各国大使も買いに来る「WACマスク」

「WACマスク」は、東京都内でも数店舗しかない防災専門店「セイショップ」の抗放射性物質マスクです。

東京大学が主導して開発したこのマスクは、内側にWACフィルターを使用。ヨウ素-131、セシウム-137、ストロンチウム-90などの放射性物質を99.43%吸着、除去できます。福島の原子力発電所の被災地でも使われました。

「セイショップ」では、「WACマスク」以外にも、ウイルスを防ぐ「N95マスク」も販売しています。

マスク選びに使える日本語キーワード

日本語	発音	中国語
マスク	masuku	口罩
ウイルス	uirusu	病毒
くもり止め	kumori dome	防止(眼鏡)起霧
風邪(かぜ)	kaze	感冒
サイズ	saizu	Size；尺寸

さまざまな種類のマスク

日本のドラッグストアで売られているのは、今回ご紹介したマスクだけではありません。

就寝時用のコットンマスク、保水液に浸されたシートを付けて使う保湿マスクなど、ニーズに合わせたさまざまな種類があります。

今回ご紹介したのは、MATCHA編集部が実際に使ってみて、本当にいいと思った商品ばかり。ドラッグストアでマスク選びに迷った時は、本記事を参考に、自分に合ったマスクを選んでくださいね！

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