海と花の楽園、伊豆半島を旅するなら日本旅館「星野リゾート 界 伊東」へ
東京から2時間ほどでアクセスできる伊豆半島の中ほどに、日本旅館「界 伊東」はあります。伊東は古くから有名な温泉地で、街中には椿、桜などの花が咲き誇り、海や山にも近いのが特徴。自然の癒しを味わえる特別な場所へ足を延ばしてみませんか?
「星野リゾート 界 伊東」で温泉と花と海を楽しもう
静岡県の伊豆半島にある「星野リゾート 界 伊東」は、伝統的でありながらモダンなしつらえの日本旅館。温泉を楽しみ、海に面した山々や椿の花を愛でながら過ごすことができるので、都会の忙しさを忘れるのにうってつけの滞在先です。
アクセスは簡単。東京から特急列車で2時間強で行くことができるうえ、近くには心踊る観光地がいっぱいありますよ!
伊東ならではの温泉文化を味わおう
伊東市は古くから温泉街として知られ、その歴史は平安時代にまで遡ります。その最大の特徴は豊富な湯量。1日に34,000ℓもの温泉が湧き出しているのです。
「界 伊東」ではこの豊富な温泉を、内湯や露天風呂、足湯、そしてプールでも楽しむことができるのです。内湯は熱すぎず、初めての人でも入りやすい温度に保たれています。周囲を岩で囲まれた露天風呂では滝のように温泉が流れており、ため息がでるほどのすばらしさ。
また年間を通していつでも入ることができる、温泉水を利用したプールも最高にリラックスできることでしょう。
温泉は客室でも楽しめます。なんと客室の風呂に張るお湯にもミネラル豊富な温泉が使われているのです。これは高級旅館でもめったにできない体験ですよ。
脱衣所にはスキンケア用品が置かれています。その1つが保湿性が高く肌に優しい椿油。髪や顔、爪などに自由につけてヘルシーな輝きをまといましょう。椿は伊豆半島を代表する花で、椿油は近隣の伊豆大島で生産されているそう。
温泉を出たあと、湯上がり処でくつろぐのもよいでしょう。さっぱり潤う飲み物もありますよ。晴れたあたたかい日には、中庭にある足湯につかるのもいいでしょう。
また温泉の前に、現代湯治ルームに立ち寄って筋肉の適切な温め方を学ぶのもオススメ。気さくなスタッフの方が、温泉の効果をより高めるための呼吸法やストレッチを教えてくれます。英語の解説つきの冊子や英語でのサポートもあるので、安心して参加できますね。
花に癒されるロビーに客室、そして椿油づくり体験も
椿は伊東を代表する花です。そのため、「界 伊東」の客室や施設内には、椿や地元の花々に由来するしつらえが見られます。
ロビーに飾られた装飾(つるし飾り)は椿や桜、桃がモチーフで、目を奪われる可愛さ。3月初旬の雛祭りの前後によくみられるこのつるし飾りは、昔から伝わるもので、子どもの健康と幸福を願って作られるのだそう。
ロビーにはトラベルライブラリコーナーもあり、庭園を眺めながら本を手にゆったりと過ごすこともできますよ。本はほとんどが日本語ですが、英語の本もあります。上の写真は『伊豆の踊り子』の翻訳版。伊豆半島を旅する若者を描いた有名な短編小説です。
おみやげ探しも忘れずに。花をモチーフにしたものが多く、つるし飾りに似た布小物や、椿の花模様をあしらった文房具もあります。
すべての客室は、四季を通していつでも辺りの自然を感じられるよう設計されたもの。伝統的でありながらモダンなインテリアが、家にいるような心地良さを与えてくれます。
客室には特別な空間、床の間があり、四季折々のイメージで飾られています。伝統的に、床の間は季節によってしつらえを変えるものなのだそう。
また、室内マッサージを呼ぶこともできます。痛むところや気になることを事前に英語のフォームに書いて伝えられるので、日本語ができなくても大丈夫。
「界 伊東」の客室について詳しくはこちら公式ページでご覧いただけます。
椿油をつくろう!「界 伊東」のアクティビティ
「界 伊東」で体験できる特徴的なアクティビティの1つが、椿油づくりです。椿の種からとれる油はビタミンEが豊富で、お肌を若返らせ、髪にもいいと言われています。椿にもいろいろありますが、こうしたオイルにはこの地域に育つ日本のヤブツバキが使われるそう。
体験では種を数粒もらい、皮をむいて、機械のハンドルを回して油を抽出します。抽出した油は小瓶に入れて持ち帰れるので、お風呂上りなどに使うとよいでしょう。
「界 伊東」ではほかにも様々なアクティビティが楽しめます。詳しくはこちらをご覧ください。
海の幸いっぱいの夕食を堪能しよう
「界 伊東」では会席料理を体験できます。会席料理とは、コース形式の日本料理のこと。金目鯛やその他の海鮮などさまざまなご当地の食材を楽しめます。地酒や地ビールなどと一緒にいただきましょう。
上の写真はコースの1つで、刺身や地元の料理が華やかに盛り付けられていました。
椿を模ったクリーミーなチーズのデザートも。今回は、おもてなしのメッセージが書かれたチョコレートを添えていただきました。
朝食は庭園を臨むレストランで。サラダに野菜、海鮮を使った、体によくて満足感のある品々。エネルギーをたっぷりとって、観光に出かけられますね。
「界 伊東」の食事について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
※宿泊前に相談すると、アレルギーやベジタリアン、ビーガンなどの食事にも対応してもらえます。
花見や海岸ハイキングなど伊豆半島を探検しよう
「界 伊東」のある伊東市は、伊豆半島の山と海に囲まれているので魅力的な観光地がたくさん。早咲きの河津桜や、城ヶ崎海岸のほか、旅館のすぐそばにも目をみはる景色が。ここからは季節ごとにオススメの観光スポットをご紹介します。
2~3月:早咲きの河津桜まつり
Picture from Kawazu Sakura Festival - View The Cherry Blossoms Early! (英語記事)
河津で、2月半ばから3月半ばに行われる河津桜まつりでは、有名な早咲きの桜を見物できます。河津川沿いに、数千本もの鮮やかなピンクの桜が咲き誇る姿を見るチャンス。飲み物や食べ物の屋台が並び、春に訪れるなら外せない祭りです。
河津へは、伊東駅から下田行きの踊り子号に乗りましょう。1時間ほどで河津駅に着くと、華やかな桜並木が出迎えてくれます。
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4~5月:絶景の小室山公園の花と富士山
Picture courtesy of Hoshino Resorts
静岡県からは、富士山を背景に息をのむような美しい景色を見られます。上の写真は小室山公園。4月下旬から5月中旬頃のツツジの季節には、公園一帯が鮮やかな赤紫色に染まります。桜の季節が終わっていても、この美しい花畑を楽しむことができますよ。伊豆湾に浮かぶ島々や富士山を臨む展望台へのリフトもあります。
伊東駅から小室山リフトまでは、バスで1時間半です。
7~8月:美しい伊東オレンジビーチ
Picture courtesy of Hoshino Resorts
夏は海で泳ぐのに最高の時期。伊東オレンジビーチは、「界 伊東」から徒歩でたった15分のところにあります。砂の上にタオルをしいて、太陽を浴びましょう。水はクリアで、暑いなか涼をとるのにもちょうどよい温度。日本の夏を楽しめる花火大会もありますよ。
1年中:ハイキングを楽しめる城ヶ崎海岸
Picture from Jogasaki Coast In Izu - Amazing Views Along The Pacific Coast (英語記事)
アウトドアを堪能したいなら、伊東から10キロほどの城ヶ崎海岸がオススメ。美しい海を眺めながら、吊り橋や灯台を巡る人気のハイキングコースです。独特な岩の形も必見。何千年も昔の火山活動で形成されたものだそう。ハイキングの終着点は四季の花公園。静岡で育った緑茶や蕎麦を出しているカフェや、素敵な庭に出会えますよ。
伊東から城ヶ崎海岸へは、伊東駅から伊豆高原駅まで電車で30分、バスに乗り換えて10分です。
伊東の海と自然に囲まれて過ごそう
「界 伊東」は伊豆半島の文化を体験できる贅沢な旅館です。古い温泉の歴史に、色鮮やかな椿、味わい深い会席料理——。そして、周辺では、自然探索も楽しめます。
東京からも特急列車1本で行ける伊東へ、週末やバケーションを使って、忘れられない旅に出かけてみませんか。
星野リゾート 界 伊東 公式HP https://kai-ryokan.jp/ito/
客室情報はこちら
Written by Jasmine Ortlieb
Sponsored by Hoshino Resorts