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京都の暮らしに触れよう!おしゃれなホステル「NINIROOM」
「京都の観光地には行きつくした」という人は、京都に暮らすような旅を体験してみませんか? 地元の人も多く住むエリアにあるホステル「NINIROOM」なら、京都の日常を垣間見るような、記憶に残る滞在ができそうです。
NINIROOM ーー"京都の暮らし"に触れるホステル
「NINIROOM(ニニルーム)」は、2017年12月にオープンしたホステル。「京都が好き」という姉妹、姉の愛乃(あいの)さんと妹の萌根(もね)さんの2人で立ち上げました。
築40年のビルをリノベーションしたという館内は、洗練されていながらもリラックスした雰囲気。地元の人が多く暮らす閑静なエリアにあり、京都の日常を垣間見るような滞在ができるといいます。
訪日観光客のゲストも多い「NINIROOM」を取材しました。
1Fのカフェ:さまざまな人が集うリラックス空間
京阪電鉄の神宮丸太町駅からは徒歩約4分。ホステルの開放感抜群の入口の先には、モダンな雰囲気のカフェがあります。
こちらのカフェは、宿泊者でもそうではない人も利用可能なオープンスペース。筆者が取材で訪れた日は、訪日観光客のゲストと地元の方で賑わっていました。
カフェでは店自慢のスパイスカレーを楽しむことができます。京都産のクラフトビールも用意されていて、ビールを片手に地元の人と旅行客が語り合う姿も。
カフェの隣にある1Fのカウンターでチェックインをしたら、ホステルスペースへ行きましょう。
2F・3Fの宿泊スペース
部屋とシャワー室は2Fと3Fにあります。
スタイリッシュなゲストルーム
上:ドミトリー/下:ツインベッドルーム(定員2名)
部屋の種類は全部で8タイプ。男女混合と女性専用のドミトリー、セミダブルベッドルーム、ツインベッドルームなどの1~2名向けの部屋から、ファミリールームという定員5名の部屋まであります。
上:ダブルベッドルーム(定員1名)/下:ファミリールームB(定員5名)
部屋ごとにインテリアが異なるので、毎回異なる部屋に宿泊してみるのも楽しそうです。各部屋のインテリアは、姉の愛乃さんが担当したそう。
ドミトリーに宿泊する人は、専用のロッカーが使えます。貴重品などを入れておけるので便利です。
お風呂もあり!清潔感たっぷりの水回り
シャワールームやトイレは2Fと3Fにそれぞれ設置されています。清潔感たっぷりで、女性も安心して利用できます。
洗面台にはブラウンやベージュのタイルが敷き詰められていて、とってもおしゃれ。こちらもオーナー姉妹が施工を手伝ったといい、女性らしいセンスが光ります。
浴槽付きのお風呂もあります。ゆっくりお湯につかって旅の疲れを癒せそうです。
コンセプトは「友達の部屋」。リラックスした旅で特別な体験を
左:愛乃さん 右:萌根さん
NINIROOMのあるビルは、もともと印刷会社のオフィス兼倉庫だっだそう。開業の経緯を姉妹に伺うと、最初は建築家である姉妹の父にリノベーションの依頼があったといいます。
「父から話を聞き、すぐに2人でホステルをつくることを決意しました。友人たちで集まる部屋のような、居心地のいいホステルをつくりたかったんです。リラックスした旅でこそ、旅の経験が特別な思い出になりますよね」
当時、姉妹は2人とも東京で会社員として働いていたそうですが、ホステルのために2人で京都にやってきました。姉の愛乃さんは建築やデザイン、妹の萌根さんは広報やPRを担当し、運営の役割分担も自然とできていったといいます。
ガイドブックにない"京都の暮らし"を体験してほしい
Picture courtesy of NINIROOM
「京都観光というと、ガイドブックに載っているような寺社仏閣巡りや祇園観光など、お決まりの場所を訪れるだけの人もいるのではないでしょうか? そうではなくて、京都を訪れる人に"京都の暮らし"を体感するような旅をしてもらえたら、と願っています」と愛乃さん。
このような思いから「NINIROOM」では、さまざまなイベントも開催しています。フリーマーケットや、屋上でのヨガ教室、夜のランニングイベントなど、人と人とをつなぐイベントを積極的に開催。「おとなりさんと、よそさん」という、地元の人や旅行者を紹介するメディアを運営し、京都の日常を発信しています。
今後について伺うと、姉妹は「京都を訪れる人と地元の人との交流をもっと増やして、町を盛り上げていきたい」と語ってくれました。
これから京都を訪れる人は、「NINIROOM」で京都の住人になったつもりで旅を楽しんでみませんか?
In cooperation with NINIROOM
京都在住のアラサー女子。カフェ巡りと紙モノ集めが趣味。 食べることがだいすきです。