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関西の公共交通はこれ1枚で!ICOCAの買い方・使い方を紹介。モバイル版もあり
関西を旅行する際に便利なのが、JR西日本が提供する交通系ICカード「ICOCA」です。本記事では、ICOCAの購入方法や、チャージを含む使い方、モバイルICOCAをインストール方法などを紹介します。
ICOCAとは?
ICOCAはJR西日本が発行する交通系のICカードで、主に関西、中国、四国地域で使用されています。ただし、2013年からは日本全国で利用可能になりました。
大阪や京都、神戸などの市内電車や地下鉄での移動が多い場合は、ICOCAを1枚買っておくと、とても便利です!
※本記事は、訪日観光客向けの情報が含まれています。日本人の方はご注意ください。
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ICOCAはどこで買える?
ICOCAは、JR西日本のICOCAが使える区間にある自動販売機で購入できます。
販売価格は2,000円(返却時に戻ってくる500円のデポジット、乗車に使える金額1500円含む)。関西の主要な私鉄(阪急、阪神、京阪、南海、近鉄)や、地下鉄(大阪、京都、神戸)の一部自動販売機でもICOCAを販売しています。
ICOCAの購入手順
ICOCAの購入はとっても簡単。まず、ICOCAを販売している自動販売機を見つけます。
販売機の最初の画面。鉄道会社ごとに自動販売機の色は異なりますが、ICOCAを購入する画面はあまり変わりません。
「ICOCAを買う」を選択すると、次の画面に進みます。
次に、画面の白い「2000」の部分を選択します。
下にデポジット500円と返却時の注意事項についての説明が表示されます。なお、小さな子ども用のICOCA(こどもICOCA)は、「みどりの窓口」購入となります。2000を選択すると、支払いのステップに進みます。
下にお金の投入口があり、そこにお札を入れると自動的に吸い込まれます。その後、次の確認画面に進みます。
自分が投入した金額を確認しましょう。
問題なければ右下の「発券する領収書あり」または「発券する領収書なし」を押します。もし購入をキャンセルしたい場合は、左下の「取り消し」を押します。
「発券する」を押すと次の段階に進み、おつりとカードが同時に出てきます。
こうして新しいICOCAカードを手に入れることができました!中には1500円の利用可能額があり、再チャージもできます。
スマホで電車に乗れる!モバイル版のICOCAやSuicaの使い方
モバイル版のICOCAやSuicaを使えば、スマホのみで電車に乗ることができます。iPhone、Androidそれぞれの使い方を説明します(上の写真はSuicaですが、ICOCAも類似の画面となります)。
iPhoneユーザー
まず、Mobile ICOCAを利用するには、iPhone 8以降の機種で、iOS 16以上にアップデートする必要があります。
iPhoneのWallet機能を使用し、右上の「+」ボタンを選択してICOCAを選択。画面の指示に従って操作し、最初にチャージする金額(最低1,000円、最高20,000円)を入力。利用規約に同意すれば手続きが進みます。
この際、仮想カードはApple Pay内のクレジットカードと紐づけることができ、とても便利です。
Androidユーザー
AndroidユーザーがMobile ICOCAを利用するのは少し手間がかかります。
まず、「おサイフケータイ アプリ」を使う必要があり、「WESTER」アカウントを持っていることが前提です。また、日本のGoogle Playストアからしかアプリをダウンロードできません。「WESTER」アカウントの申請手続きは日本語のみなとなります。
訪日観光客のAndroidユーザーの場合、日本に行った際に実物の交通カードを購入するか、オンラインで実物カードを予約する方が便利です。
ICOCAはどうやってチャージするの?
SuicaやICOCAのような交通ICカードのチャージ方法は主に2つあります。第一に駅でのチャージ、第二にコンビニエンスストアでのチャージです。
主要駅でのチャージ
初期画面で右側の「チャージ(入金)する」を選択すると、金額が表示されます。
金額を選んだら、購入手順と同じく紙幣や硬貨を投入します(鉄道会社によって操作手順が少し異なる場合があります)。
コンビニエンスストアでのチャージ
各鉄道会社の自動券売機にもチャージ機能がありますが、最も便利で見つけやすいのは「セブンイレブン」をはじめとするコンビニのATMです。
Picture courtesy of JR東日本
画面上部の「電子マネーチャージ」を押し、カードを右側の読み取りエリアに置きます。その後、金額選択画面が表示されます。金額を選択しお金を入れると、少し待てばチャージ完了です。手数料もかかりませんので、とても便利です。
分からない場合は、店員にお願いしてチャージしてもらってもよいでしょう。チャージする際には、英語で「Charge」と言い、金額を伝えて現金を支払いましょう。
チャージ可能なコンビニエンスストア:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキなど
ICOCAが使える範囲
ICOCAは、日本全国のJR路線のほか、主要な私鉄、バスなど多くの交通機関で使うことができます。使える範囲の詳細は、公式HPをご覧ください。こちらには、PASMO、Suicaなど他の交通系ICカードの利用範囲も掲載されています。
使用方法は?
Picture courtesy of pixta
鉄道会社ごとに機械は若干異なりますが、ほとんどは上の図のようにカードを青い部分に軽くタッチすることで自動改札口を通過できます。出るときも同様の手順です。
ICOCAが使える店舗
ICOCAは交通機関だけでなく、さまざまなお店で電子マネーとして使えます。コンビニはもちろん、「マツモトキヨシ」「ダイコク」「ツルハ」のようなドラッグストア、マクドナルド、牛丼屋の「松屋」、カレー屋の「CoCo壱番屋」、モスバーガーなど、ファーストフードチェーン店でも使えます。
ICOCAの詳細な使用店舗リストについてはICOCA公式HPを参照してください。
よくある質問
Q1. ICOCAでバスに乗れますか?
A:ICカード共通の表示があるバス路線であれば利用できます。
Q2. 特急列車に乗れますか?
A:ICOCAでは乗車料金を支払えますが、日本の特急列車には、別途「特急料金」も必要となります。特急料金については、特急券を購入するか、車内で特急券を購入ください。
Q3. ICOCAは関西全域で使えますか?
A:一部、使えないエリアもあるので、心配な場合は目的の駅でICOCAが使用できるか事前に確認してください。目的地についてから使用できないことに気づいた場合は、駅員に記録を消去してもらい、現金で運賃を支払う必要があります。
Q4. 出口で残高が不足している場合はどうすればよいですか?
A:自動改札口付近に精算機があるので、そこでチャージしてください。
Q5. カードを返却できますか?
A:ICOCAカードはJR西日本の緑の窓口で返却可能です。手数料を引いた後、500円のデポジットと残高を返金されます。
Q6. 関西や関東以外でも使えますか?
A:はい!ICカード共通の表示がある場所であれば利用できます。
まとめ
現在、関西で購入したICOCAは東京でも使用可能で、逆にPASMOやSuicaなども関西地域で利用できます。自分の好きな交通カードを選んで、日本を楽しく旅しましょう!
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台湾台北市出身。京都府北部の舞鶴市でインバウンドに携わりながら、ブロガーとして日本の観光情報を発信してきました。MATCHAには2019年10月に参加。
趣味は旅、電車を見ること、オシャレなスイーツ・カフェ巡り、御朱印集め、ミュージカル観劇、写真撮影など。幅広過ぎて、自分でも不思議に思っています。