清水寺の中にある穴場の神社、京都「地主神社」で叶う7つの願い

初めて京都を訪れた観光客の多くが、まず最初に訪れる「清水寺(きよみずでら)」。その敷地内に、ある神社が建っているのをご存知ですか？

それが「地主神社」(じしゅじんじゃ)です。

仏教施設の中に、異なる宗教である神道(しんとう)の施設があるのは不思議ですね。けれどもこのような例は、日本では珍しくありません。

地主神社には恋愛をはじめとして、何種類もの願いを叶えてくれる神様がいます。「地主神社を参拝すれば、叶わない願いはない」と言っても過言ではありません。

本記事では、地主神社にいる7種類の神様と、彼らが叶えてくれる7つの願いをご紹介します。

1.祓戸大神で、心身をキレイに

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祓戸大神(はらえどのおおかみ)は、心と身体を清めてくれる神様です。汚れた心で神社を訪れるのは、神様に対して失礼にあたります。

地主神社を訪れたら、まずはこちらに参拝して心身の汚れを落とし、それからほかの神様を参拝しましょう。

2.本殿で恋の悩みを解決

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地主神社の主祭神(しゅさいじん：中心となる神様)は、大国主命(おおくにぬしのみこと)です。恋愛に関する願いを叶えてくれる神様で、有名な出雲大社(いずもたいしゃ)に祀られていることでも知られています。

ちなみに地主神社の敷地内には、このような大きな石が2つ、向かい合うように置かれています。これが「恋占いの石」です。

恋占いの石は、その名の通り恋の行方を占える石です。一方の石からもう一方の石まで、目をつぶったままたどり着くことができれば、その人の恋は成就すると言われています。

地主神社で本殿を参拝したあとは、恋占いの石にあなたの恋がどうなるか訊ねてみましょう。ただし、地主神社にはいつも多くの観光客で混雑しています。他の方の迷惑にならないよう、注意しましょう。

3.「撫で大国」で、旅の無事を祈願

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「撫で大国(なでだいこく)」は、日本の神社では珍しい「触れる神様」です。頭ならば「勉強」、お腹ならば「出産」、手ならば「勝負ごと」など、触る場所によってさまざまなご利益(ごりやく：幸運)が訪れます。

ちなみに足をなでると「旅の安全」をもたらすそうなので、旅行者の方はぜひ撫で大国の足をなでましょう。

4.「水かけ地蔵」で悩みや心配を洗い流す

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敷地内の一番奥にいるのが、こちらの「水かけ地蔵(みずかけじぞう)」。一見するとただの石に見えますが、立派な仏像です。長い間地中にあったらしく、顔や体の一部が欠けてしまっているのです。

水かけ地蔵は、参拝者の悩みや心配を洗い流してくれる神様。その参拝方法は少し特殊です。

地蔵のすぐそばには、水の溜まった容器と水をすくうための柄杓(ひしゃく：大きなスプーンのような道具)があります。そこで水をすくい、地蔵の体にやさしくかけます。流れ落ちる水とともに、参拝者の悩みも落ち、心が清められるのだとか。

最後に手を合わせて願い事を行なってください。

5.「おかげ明神」で、とっておきの願いを叶える

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「おかげ明神」は、女性の守り神として知られる神様です。またどのような願い事でも、ひとつなら必ず叶えてくれるのだとか。「どうしても叶えたい！」という願いごとがある方は、おかげ明神に参拝してみましょう。

6.「栗光稲荷社」で、仕事や商売の悩みを解決

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地主神社の入り口からちょっと横に入ると、「栗光稲荷社(くりみついなりしゃ)」があります。ややわかりにくい場所にありますが、鮮やかな赤色の建物を探せばすぐに見つかるはずです。

栗光稲荷は、商売や家庭内の問題を解決してくれる神様です。仕事に関する願い事は、ここで行いましょう。

7.「良縁大国」で、よき出会いを招き入れる

最後に紹介するのが「良縁大国(りょうえんだいこく)」です。良縁とは、よき出会いや人とのつながりのこと。恋愛に関する出会いのこと指すことが多いのですが、それに限らず広い意味での「人間同士の出会いやつながり」を導いてくれる神様です。

いかがでしたでしょうか？ 恋の悩みから旅の安全まで、どんな願いでも叶えてくれる「地主神社」。清水寺を訪れた際はちょっと寄り道して、こちらの神社にも参拝してみましょう。

地主神社
住所：京都市東山区清水1-317
参拝時間：09:00〜17:00
定休日：なし
Wi-Fi環境：なし
クレジットカードの有無と種類：なし
言語対応レベル：日本語
他言語メニューの有無：-
最寄り駅：市バス「五条坂」「清水道」停留所
アクセス：「五条坂」「清水道」停留所から歩いて15分
拝観料：無料※ただし清水寺を通り抜けるので、清水寺の拝観料(高校生以上300円、中学生以下200円が必要
宗教情報：神道
電話番号：075-541-2097
公式HP：京都 地主神社