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京都でおすすめのお土産18選!人気のお菓子から日持ちするものまで
京都に住むMATCHAライターが、京都でおすすめのお土産を18、紹介します。伝統的な和菓子から、現代的で斬新なスイーツ、話題となった人気商品まで、多彩なお菓子がそろっています。クッキーをはじめとして日持ちする食品や、バラマキにも適したものもあります。
地元民が紹介!京都の人気お土産
京都は、何度も訪ねたく魅力をそなえた観光地です。もっとも、京都には魅力的なお土産品が多すぎて、旅の終わりに困ってしまうことも多いのではないでしょうか。
この記事では、京都在住のMATCHAライターが、特に人気のある18品を紹介します。伝統的な和菓子から、ユニークな洋菓子、斬新なコンセプトの菓子、そして最近人気のクッキー缶まで。選ぶのに迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
目次:
伝統的な和菓子
洋菓子
今話題の斬新なスイーツ
人気のクッキー缶
1.とらや羊羹
Picture of courtesy PRTimes
京都で創業し、500年以上の歴史を持つとらや。皇室も御用達の老舗和菓子です。
代表商品である羊羹は種類が豊富で、中でも看板商品「夜の梅」が特に人気です。厳選された小豆を使用し繊細な味わいを生んでいます。このほか、「季節の羊羹」など、季節限定の羊羹もあります。
「とらや」の羊羹は日本の和菓子屋でも特に人気で、さまざまな場面の贈り物としても使われます。
京都の老舗・本多味噌本店の西京白味噌を使用した「小形羊羹 白味噌」といった京都限定の商品も見逃せません。
2.阿闍梨餅本舗の阿闍梨餅
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1856年から販売され、100年以上の歴史を誇る「阿闍梨餅(あじゃりもち)」は、地元京都の人にも喜ばれる名物です。
厳選された丹波大納言小豆と卵、小麦粉を使っており、ほのかな甘さの餡と少し弾力のある皮の組み合わせが絶妙です。この和菓子は京都の伝統の味であり、京都で必ず買いたいお土産のひとつです。
京都駅や百貨店などでも購入できますが、京都の出町柳駅から徒歩7分の距離にある本店では、焼き立ての阿闍梨餅をその場で楽しむことができます。家に持ち帰って電子レンジやオーブンで温めても、出来立てのおいしさを再現できます。
3.笹屋伊織「代表銘菓 どら焼」
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笹屋伊織は1716年に創立され、皇室や神社、茶道の名家などに向けて供されるお菓子をつくってきました。その歴史は300年以上に及びます。
看板商品は「代表銘菓 どら焼」。江戸時代末期に僧侶の要望に応じて開発された、植物由来の食材のみを使ったお菓子です。麺粉を熱した鉄板に流し込み、その中に餡を巻き込み、最後に竹の皮で包んで作られます。
一般的な「どら焼き」と異なり、こちらは円筒形の独特な形をしています。「羊羹の次に古い棹菓子」と言われています。すべて手作業のため大量生産ができず、毎月20~22日の3日間のみ限定販売されています。
その独特な風味と限定品ならではの貴重な味わいを楽しむチャンスがあれば、ぜひ試してみてください!
4.三條若狭屋「祇園ちご餅」
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三條若狭屋は1893年に創立され、京都の三条会商店街の入り口に店を構えています。代表的な商品は「祇園ちご餅」。京都で毎年7月に行われる三大祭のひとつ、祇園祭から派生した和菓子です。
これは、白味噌を甘く炊いたものをやわらかく薄い餅(求肥)で包み、竹串に刺したものです。
ひとつのセットには三本の串が含まれており、赤・白・黄の三色の紙で装飾されています。これは祇園祭の際に災いを払うために販売される「ちまき」の形をしており、災いを避ける象徴として、幸運をもたらす伝統的な和菓子とされています。
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5.井筒八ッ橋本舗の生八ッ橋「夕子」
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「生八ツ橋」と言えば、京都の代表的な土産のひとつ。このお菓子は、もちもちした餅のような求肥の中に餡が詰まっており、三角形の形をしています。
生八ツ橋の起源は1805年に遡りますが、特に「叙情銘菓 夕子」は小説『五番町夕霧楼』の主人公「夕子」にちなんで命名され、今でもその代表的なブランドとなっています。
伝統的な餡のほか、店舗では季節ごとにさまざまな限定フレーバーやパッケージも提供されています。特に京極一番街の店舗では、手作り八ツ橋の体験教室も行われており、その場で生八ツ橋を作る楽しさを味わうことができます。
また、焼き上げた後の生八ツ橋は、古箏のような長方形で、濃厚なシナモンの香りがする硬い焼き菓子としても知られています。シナモンの風味が好きな方には特におすすめです。
祇園まつりの期間限定包裝
6.梅園 Oyatsu「みたらしバターサンド」
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梅園 Oyatsuは、河原町商店街にある「甘党茶屋 梅園」の三代目店主によって設立されたスイーツ店です。
この店では、伝統的な和菓子と西洋の食材を組み合わせ、「甘党茶屋 梅園」で人気のある「みたらし団子」をもとにした斬新な和洋折衷スイーツ「みたらしバターサンド」が提供されています。
このスイーツの特徴は、塩味と甘味が絶妙に調和したみたらし団子ソースが、大吟醸のお酒を加えたクリームに包まれていること。
表面は醤油団子の模様が刻まれたサクサクのビスケットで挟まれています。基本は冷蔵保存ですが、室温で少し置いておくとクリームが溶けてきて、絶妙な食感と、お酒のほのかな香りを楽しむことができます。
7.マールブランシュ「茶の菓」
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マールブランシュは1982年に京都北山で設立された洋菓子店。老舗の多い京都において、新興の有名店です。
代表的な商品「茶の菓」は、宇治で栽培された高級抹茶を使用し、濃厚な抹茶のクッキーに香ばしい白いチョコレートを挟んだラングドシャ。
表面には、「京、茶、菓」という3つの文字が焼き印されています。抹茶のほのかな苦味と甘味のバランスが素晴らしく、長年にわたり京都を訪れる旅行者たちの心を魅了してきました。
また、「生茶の菓」は、上質な濃茶をゆっくりと火で焙煎して作ったフォンダンショコラ。ブラウニーに似た食感で、濃厚な茶香が楽しめます。冷蔵しても後も独特の風味が保たれるのも、魅力です。
京都限定の茶の菓にはさまざまな店舗での限定パッケージもあり、絶対に買うべき逸品です!
8. おたべ「京ばあむ」
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老舗茶屋「森半」の宇治抹茶、京都の地下水から作った豆乳、国産小麦粉100%を使って焼き上げた、抹茶の香りと繊細な風味、しっとりした口当たりが特徴のバウムクーヘンです。
甘さは控えめで、思わず何度も味わいたくなる一品です。日本の観光客だけでなく、訪日観光客にも広く喜ばれています!
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ま2023年11月には「atelier京ばあむ」が新規オープンしました。
「京ばあむ」を中心とした各種お土産品やブランドの限定スイーツを販売するほか、京都最大級のスイーツミュージアムも充実。全3フロアにカフェや観光工場などの施設もあるので、ぜひ足を運んでみてください。
9.伊藤軒×SOU・SOU「羊羹カステイラ」
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160年の歴史を誇る京都の老舗菓子メーカー「伊藤軒」と人気ブランド「SOU・SOU」がコラボしたスイーツです。
卵の風味豊かなケーキをSOU・SOU特製のデジタルパターンで焼き上げました。シンプルで素朴な味わいと愛らしいフォルムは、贈った方も贈られた方も幸せな気持ちにさせてくれます。
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ポップなデザインと老舗和菓子の菓子の組み合わせは、「かわいい、癒される、おいしい」を兼ね備えた、新しい京都のお土産といえるでしょう。
10. GOOD CACAO「抹茶フィナンシェ」
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環境への配慮に取り組むブランド「GOOD NATURE MARKET」において、廃棄されるカカオ豆の殻を利用して新商品を作る「GOOD CACAO」シリーズの一環として2024年6月に販売開始されたのが「抹茶フィナンシェ」です。
廃棄されるカカオ豆の殻を粉末にし、フィナンシェにまんべんなくふりかけて焼き上げ、キャラメルのような香りと苦味を加えた逸品です。
また、宇治抹茶のほか、京都美山牛乳のホエイを特別に加えてコクを出し、しっとりと軽い味わいに仕上げました。
また、賞味期限切れによる廃棄を減らすため、このフィナンシェは缶に入れる形で包装されており、賞味期限も12か月もちます。
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開缶後いつでも出来たての美味しさを楽しめるだけでなく、賞味期限も長いので防災食としても最適です。
缶は、シンプルな和のデザインとかわいいイラストが施されています。環境保護・持続可能な発展が重視されるこの時代に登場した新たな京都土産を、友人やご家族にシェアしてみてはいかがでしょうか?
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11.鶴屋吉信「つばらつばら」
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1803年に京都西陣で創業した老舗和菓子店「鶴屋吉信」は、200年以上の歴史の中で、たくさんのおいしい和菓子を生み出してきました。
そのうちのひとつ、「つばらつばら」は1996年から販売しているどら焼きです。一枚一枚じっくり焼き上げた皮の中に十勝小豆の餡を詰め、半月型に折って作られています。
皮は柔らかく、モチモチとした食感が特徴で、人気のベストセラー商品です。
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鶴屋吉信が2015年に京都駅八条口駅に設立した新ブランドの店舗「IRODORI」が今年5月末にリニューアルオープンしたのも、注目ポイントです。
このほか、鶴屋吉信本店(京都・西陣)となりの直営カフェ「tubara cafe(つばらカフェ)」限定の人気メニュー「生つばら」をテイクアウトして味わうこともできます。
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マカロンのような「IROMONAKA」など、和菓子に新しい風を吹き込んだ和菓子も豊富に揃っており、お土産にもぴったりです!
もっちりとした生地に、濃厚でなめらかな白餡とマスカルポーネチーズの餡が相性抜群! バニラ、抹茶、ゆずの3つの味をそれぞれ試してみたい!
12.京菓子司 末富の「あんフィナンシェ」
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100年続く和菓子ブランド「末富」が立ち上げた新スイーツブランド「SUETOMI AoQ〈青久〉」の商品がJR京都伊勢丹で販売されています。
主な商品は、「末富」こだわりの餡をつかったフィナンシェ、伝統的な京菓子「ふやきせんべい」と餡を組み合わせた「ふやきセット」、「あん塩パン」など。創業以来の伝統の技で作られた餡に、クリームやチョコレートなどの洋菓子素材を組み合わせた、新しい和洋折衷スイーツが揃っています。
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2023年5月には、青を基調としたユニークな空間デザインで、自家製あんこを使った軽食、デザートを提供するテイクアウト専門の「SUETOMI AoQ Cafe Stand」がオープンしました。
壁には、100年続く末富の伝統的なブランドカラー「末富ブルー」と日本らしい美意識が反映されています。
13.種嘉商店「種実」
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烏丸御池にある「種嘉商店」は、創業以来、70年以上にわたって京都の有名和菓子店に最中種(最中の皮)を卸してきたお店です。
その独自商品は、伝統的な最中をピーナッツ、クルミ、アーモンドなど斬新な形にアレンジしたもので、「種実(たねみ)」と名付けられています。「仲良し」「希望」など、それぞれの花言葉に関する想いが込められています。
使っているもち米粉は滋賀県産。砕いたカシューナッツとアーモンドを混ぜ込み、焼き上げたときの香り豊かなサクサクとした美味しい最中です。餡は、ほんのり塩気のあるピーナッツバターと粒あんで構成されており、サクサクとした食感と風味が抜群です。
皮と餡が個別に包装されているので、買って帰って好きな分量を混ぜて自分好みの最中を作ることができます。形もかわいく、ギフトにも自分用にもぴったりです。
14.亀屋良長「スライスようかん」
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1803年創業の老舗和菓子店「亀屋良長」。その代表的な銘菓としては「烏羽玉」が知られていますが、ここで紹介したいのは、2019年に発売された「スライスようかん」。近年、とても話題の商品となっており、京都を訪れる観光客が要チェックすべき逸品です。
「スライスようかん」は、スライスチーズほどの薄さにスライスした羊羹を、トーストにのせて食べるというものです。
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「スライスようかん」の種類は複数あり、丹波小豆を使った小倉羊羹と季節限定のトロピカルフレーバーパッションフルーツを半分ずついれた「スライスようかん〈パッションフルーツ〉」なども。
京都に旅行に行く機会があれば、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
15.村上開新堂
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明治時代に創業した日本初の洋菓子店「村上開新堂」。定番商品であるクッキーは伝統的な製法で作られており、素朴な味わいが魅力です。
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村上開新堂では、丁寧に焼いてつくったクッキーを、缶に11種類も詰め込んで販売しています。クッキーは、まるで工芸品のような美しさ。すべての工程が手作りで大量生産は行われておらず、職人の心がこもっています。
村上開新堂のクッキーは予約限定ですが、そのおいしさは、ぜひ味わってみる価値があります。京都で、歴史ある洋菓子を味わってみてはいかがでしょうか。
16.yonemura the store
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「yonemura the store」は、ミシュラン二つ星を獲得したフレンチの名店ヨネムラがオープンしたクッキー専門店です。
一番人気の「よねむらオリジナルクッキー」は京都の老舗の素材や地元の特産品を使い、12種類のフレーバーのクッキーが詰め込まれています。
抹茶、七味、チーズ胡椒などが使われたクッキーは、まるで料理のよう! 缶の外観には、京都の地図や料亭米村の姿、舞妓が祇園の街を歩く風景が描かれており、京都らしさと風情を感じさせます。
店頭での販売のほか、ネット注文や大丸京都店でも購入できます。京都の郷土の味を活かした、ユニークなクッキーをぜひ楽しんでみてください。
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17. cafe marble
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京都四条烏丸の仏光寺近くにある京町家の古民家喫茶店「cafe marble 仏光寺店」では、厳選した素材でひとつひとつ手作りしたクッキー缶を販売しています。
バニラやココア、抹茶・ほうじ茶を使ったショートブレッド、とろけるメレンゲ、クミン風味など、クッキーは7種類あります。缶の蓋には、喫茶店のマスコットであるヒグマのイラストが描かれており、とても可愛らしいです。
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18.koé donuts kyoto
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竹かごをテーマにした店内装飾は著名な建築家・隈研吾氏が、商品ビジュアルはイラストレーター・長場雄氏がデザインするなど、2019年のオープンから大きな話題となったドーナツ専門店「koé donuts kyoto」
そのお土産品として人気なのは、ドーナツ型のクッキー「koe donutsクッキー缶」です。国産の有機小麦粉や厳選した卵などの素材を使用し、レモン、キャラメルナッツ、ホワイトチョコレート、抹茶など12種類のフレーバーが、蓋を開けると花が咲いたように広がります。
まとめ
京都には、伝統的な製法を守り続けるおいしい和菓子から、現代のコンセプトを生かした斬新なスイーツまで、お土産にぴったりのたくさんの商品があります。
京都を訪れる人は、本記事も参考に、ぜひ自分や大切な人に向けたスペシャルな京都土産を見つけてくださいね!
この記事は2024年6月の新しい情報に基づいています。