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【2024】山形の紅葉スポット5選!本当におすすめできる名所を地元民が厳選
東北の山形には、目を見張るような絶景の紅葉スポットが多くあります。今回は、山形県在住のMATCHA編集者が、山形駅から徒歩圏内の「もみじ公園」、美しい渓谷を望む「山寺」、最上川の舟下りなど、本当におすすめできる名所を厳選しました。
地元民がおすすめ!山形県の紅葉スポット
日本の紅葉シーズンといえば、見逃せないのが山形県。
この記事では、山形市内から徒歩で行ける「もみじ公園」、渓谷を一望できる「山寺」、最上川の舟下りなど、地元在住の編集者がおすすめする5つの紅葉スポットを紹介します。
初心者もベテランも楽しめる、山形の秋の紅葉旅をお楽しみください。
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1. 山形駅から徒歩で行ける!「もみじ公園」
「もみじ公園」は山形市内の住宅街にある静かな日本庭園で、山形駅から徒歩約30分の場所に位置しています。
この公園は、かつて「宝幢寺(ほうどうじ)」という寺院の庭園で、山形市が購入し整備されました。園内には「清風荘」や茶室「宝紅庵」があり、秋には市民茶会も開催されます。
山形市内の「小京都」とも呼ばれる趣深い紅葉スポットです。
2. 渓谷を一望できる絶景!「山寺」
山形の有名な紅葉スポット「山寺(宝珠山立石寺)」は、山形駅から仙山線で約25分の場所にあります。
石段1015段を登った先に広がる「五大堂」からの渓谷の眺めは絶景で、秋の紅葉シーズンには特に人気です。
Picture courtesy of pixta
また、山寺の「納経堂」も撮影スポットとしても有名で、写真好きな方は必見です。
山寺周辺は散策にも最適で、山形名物の玉こんにゃくも味わえるので、山寺を訪れる際は時間に余裕を持って計画を立てることをおすすめします。
3. 観光客が少なくて便利!「烏帽子山公園」
南陽市の「烏帽子山公園」は、地元の人々が1877年に植樹を始めた歴史ある公園です。入場料が無料であることに加えて、烏帽子山公園の最大の特徴の1つは、遠くから父池盆地全体を一望できることです。
春には桜の名所としても有名ですが、秋には紅葉が美しく、公園内の「康寿橋」からの眺めは圧巻です。入り口には明治時代に建てられた石碑もあります。
秋の烏帽子山公園の紅葉は地元住民の散歩スポットとして人気なので、ぜひ足を運んでみてください。
4. 登山と温泉、紅葉を一度に楽しむ「米沢白布温泉」と吾妻山岳道路
Picture courtesy of pixta
山形県の「母なる川」でも知られる「最上川」源流が米沢の西吾妻山であることをご存知ですか?
西吾妻山は山形と福島にまたがる百名山で、米沢の「白布温泉郷」にある天元台高原は冬にはスキーヤーの聖地としても有名です。
秋の紅葉スポットへは、まずケーブルカーで山を登ります。西吾妻山の標高は2035メートルなので、登山好きな友人同士で2人乗りのリフトで登るのもおすすめです。登山やハイキングが好きな友人同士で楽しむのもよいでしょう。
白布温泉周辺には米沢初湯があり、深山の紅葉の中で温泉に浸かり秋の山形ならではの贅沢な体験ができます。
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また、車で磐梯吾妻道路をドライブすることで、秋の山形・福島の美しい景色も堪能できます。
山形県と福島県にまたがる全長約28.7キロメートル、平均標高約1,350メートルの磐梯吾妻スカイラインは、戦国時代には米沢と会津の戦争の際には馬車や軍隊が通る重要な道でした。
白布峠では遠くに福島磐梯を中心に点在する湖を望み、天気が良ければ県内の名山、飯豊連峰や朝日連峰を眺めることができます。また、心地よい山、湖、水の景色、特殊な道路形状、秋の色とりどりの色彩のため、写真好きの観光客も多く訪れます。
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5. 最上川での船上から紅葉を楽しむ「最上川」
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「最上川」は山形県を流れる全長229キロメートルの河川で、紅葉シーズンには「最上川遊覧船」で川岸の両側の山々と相まって、色鮮やか美しい紅葉を眺めながらクルーズを楽しむことができます。
また、船頭による山形の名曲「最上川舟歌」も一緒に楽しめ、秋の山形を存分に満喫できます。
山形には紅葉スポットがたくさん!
山形は、紅葉の名所が多く、新幹線や車を利用してアクセスもしやすいため、紅葉観光の初心者からベテランまで楽しめるスポットが揃っています。