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24時間いつでも路上で立ち食い。難波の「金龍ラーメン御堂筋店」
全店が24時間営業の「金龍ラーメン」は大阪を代表するラーメン屋さん。本記事では、金龍ラーメンの特徴と注文の仕方を紹介します。
ギラギラした夜景の道頓堀へ
難波(なんば)周辺の中でも、賑わいの場所として知られる道頓堀エリア。ネオンの眩しい看板が道頓堀川沿いに並び、夜の街を照らします。
道頓堀川と、全国的にも珍しい6車線の一方通行道路「御堂筋」とが交差する付近に、名物のラーメン店があります。
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24時間営業の「金龍ラーメン」
地下鉄なんば駅〜日本橋駅の周辺、約500メートル四方の中に5軒が営業している「金龍ラーメン」。全店が24時間営業。お酒をよく呑む人にとっては、なんばで呑んだ時の締めの場所としても知られます。
他の店舗には椅子席がありますが、唯一の立ち食い形式のお店がこちらの御堂筋店です。
ここが2014年の日本であることを忘れてしまいそうな、独特の佇まいとジャンク感。
カウンター両側にある食券機で、早速注文します。
メニューは「ラーメン」と「チャーシューメン」の2種類。
よく見ると日本語の「ラーメン」ボタンが塞がれていますが、周囲のボタンを押せば問題なし。
出てきた食券を店員さんに渡すと、数十秒〜1分ほどで注文したラーメンが目の前に登場します。
関西風とも言われる、あっさりめの豚骨スープに、細め・柔らかめのストレート麺。青ねぎ・もやし・チャーシューが載っています。
そのまま少し食べてから、好みで無料トッピングができる辛いニラとキムチを入れました。
丼にどーんと盛られたトッピング、これも金龍の名物です。(入れすぎるとニンニクの香りが体内に残りますので、量にはご注意ください…!)
好みの加減で味を変えて楽しめます。
食べている間に混んできました。ラーメンもどんどん茹で上がっていきます。
夜更けなどにカウンターが一杯になると、目の前にある歩道の縁石に座って食べる人や、カウンターから離れた路上で立ったまま食べる人(!)も見かけます。
ジャンクな「まちのラーメン屋さん」人気の理由は……
夏には直射日光で扇風機も役に立たない暑さ。冬にはカーテン状のビニールがカウンターを覆いますが、外とあまり変わらない寒さ。そんな環境でも、なぜかここには人が集まります。
また、吞み明かした早朝にここでラーメンを食べていたら、隣で食べていた人は有名なミュージシャンだった…なんていう話を聞くこともあります。
ものすごくおいしい!というよりは、思い出すと妙に食べたくなる味。
小腹が空いたときに、さっと食べられる早さと量。
そして店自体の持つ存在感が、雑多なこの街の一部として欠かせないように思います。こんなところが愛されているんだろうなー、と想像しながら完食しました。
ちなみに、アメリカなどでも発売されている人気ゲーム『龍が如く』シリーズにも、道頓堀をモデルにした街「蒼天堀(そうてんぼり)」にある体力回復の飲食店として実名で登場しています。
この御堂筋店ではなく、独特な畳の座席がある「道頓堀店」がモデルのようですが……。店も街も実物さながらに表現されているので、ゲームで興味を持った方にもおすすめです。
ごちそうさまでした!
Information
金龍ラーメン 御堂筋店
住所:大阪府大阪市中央区難波1-7-13
営業時間:24時間営業
定休日:無休
Wi-Fi環境:なし
クレジットカードの有無と種類:無
言語対応レベル:英語・中国語・韓国語(食券機に表示)
他言語メニューの有無:なし
最寄り駅:市営地下鉄御堂筋線「なんば駅」14番出口すぐ
アクセス:なんば駅14番出口から、御堂筋沿いを左に徒歩10歩ほど
価格帯:ラーメン600円、チャーシューメン900円
宗教情報:不明
電話番号:06-6211-3999
公式HP:なし