旅の準備はじめよう
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島根県の沖合に位置している西ノ島は国内でもまだ知られていない隠れスポットです。この記事は西ノ島に関する豆知識を一部紹介します。知っておくと西ノ島での離島の旅はもっと楽しくなります!
島根県の隠岐諸島はたくさんの島があります。4つの有人島があり、西ノ島町(にしのしまちょう)は隠岐諸島の2番目に大きい島、西ノ島(にしのしま)にあります。
空港がない小さな島ですので、西ノ島へは隠岐汽船が運航しているフェリーと高速船でしかアクセスできません。フェリーと高速船が着くのは別府港(べっぷこう)です。
フェリーと高速船に乗る前に、乗船名簿を記入する必要があります。行先はフェリーと高速船が着く港の名前が全部記載されています。西ノ島に来る場合は、「別府」に〇を付けてくださいね。
昔、隠岐汽船のフェリーは浦郷港(うらごうこう)にも就航していましたが、2007年まででした。島の西側に位置している浦郷地区にある浦郷港は今、観光船の発着場と漁港として使われています。
そして、豪華客船が西ノ島に寄港するときは浦郷港に入港します。客船がアンカーを下した後、乗客はテンダーボート(上陸対応の通船)で上陸しますよ。
西ノ島では放牧が行われているため、放牧地内にある観光スポット(摩天崖や鬼舞展望所など)に行くと、牛や馬に会えるかもしれません。
鹿、イノシシと熊、さらにサルもいないため、ハイキングやウォーキングしている途中に遭遇する恐れはありません。とは言え、牛や馬にも近づきすぎないようにしましょう。
日本で初めてイワガキ養殖に成功したのは西ノ島でした。イワガキ養殖発祥の地で養殖されたイワガキは「隠岐のいわがき」と呼ばれ、大きな身とプリプリとした食感は特徴的です。3月から5月がベストシーズンですので、来島する際は食べてみてね!
アウトドア総合メーカー、モンベルの商品を扱うコーナーが先日、西ノ島にオープンしました!モンベルコーナーは別府港のフェリーターミナルにあります。ここでしか買えない西ノ島ご当地デザインTシャツも販売しています。ぜひ立ち寄ってね!
面白い豆知識と情報はまだたくさんあります。「もっと西ノ島を知りたい!」と言うあなたは来島する際、ガイドさんと一緒に回るのをおすすめします!観光ガイドと一緒なら、観光冊子に書かれていない情報も手に入れられるかも…
島根県の島根半島の沖合い約65kmの日本海に浮かぶ隠岐諸島にある、西ノ島。隠岐諸島には有人島が4つあり、一つの島で一つの町を形成して2番目に大きな島が西ノ島です。 550万年前の火山の噴火により形成されたこの島は、隠岐を代表する景勝地『摩天崖』や『通天橋』、隠岐のいわがきなどの新鮮な海産物、神楽や田楽などの伝統文化など、「自然」、「文化」、「食」、「ひと」の魅力がある島です。