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糸島を半日で巡れる観光モデルコースを3つご紹介。車なしで手軽に周遊するコース、海岸ドライブコースや山も海も楽しむコースなどとともに、絶景が楽しめる「立石山」や「白糸の滝」、「ヤシの木ブランコ」、「桜井二見ヶ浦」などの必見スポットを紹介します。
自然豊かな糸島では、美しい夕日観賞や海沿いのサイクリング、フォトジェニックな写真撮影など、楽しみ方はさまざま。「白糸の滝」「立石山」「ヤシの木ブランコ」など、糸島観光で定番のおすすめスポットがあります。
この記事では、糸島の海岸ドライブコースや、山も海も楽しむコース、車なしで手軽に周遊するコースの3つを紹介します。
糸島への移動時間は、福岡空港から車で約45分です。福岡ICからは、車で30分ほどで前原ICに到着します。
電車で福岡空港から移動する場合は、糸島まで約45分です。福岡市営地下鉄「福岡空港駅」から「姪浜(めいのはま)駅」を経由して、JR筑肥線「筑前前原駅」で下車します。
糸島内の移動は、レンタサイクルが便利で、3時間30分ほどで一周できます。
福岡市内からなら1時間ほどで行けるため、日帰りで十分に楽しめます。日程に余裕があるなら、海辺のホテルに1泊するのもおすすめです。
糸島の海岸をドライブしながら美しい景色を満喫しましょう。真っ青な海や白い砂浜、ヤシの木などを背景に、南国らしいフォトジェニックな写真が撮れます。
Picture courtesy of 写真AC
筑前前原駅から車で約22分のところにある「立石山」は、標高211メートルの低山です。山頂辺りから、青い海や空、白い砂浜の大パノラマを見渡せるおすすめの絶景スポットです。玄界灘と芥屋周辺や、姫島や唐津の景色も眺められます。登山口から山頂までは約30分で、登山初心者でも気軽に挑戦できます。
立石山
公式HP:https://kanko-itoshima.jp/spot/tateishiyama/
Picture courtesy of 写真AC
立石山から車で走ること約8分の場所にある「芥屋の大門(けやのおおと)遊覧船」は、日本最大の玄武岩窟(げんぶがんくつ)を探検できる遊覧船です。
遊覧船に乗ったまま洞窟に入れるため、地上からは決して見ることができない、きれいに並んだ大きな玄武岩を見物できます。その光景は自然の神秘に満ち、ただただ圧倒されるはず。また澄みきった美しい芥屋の海も存分に楽しめます。
ただし運行は3~11月で、天候によって欠航する場合もあるため、お出かけ前には確認してください。
Picture courtesy of 写真AC
芥屋の大門から車で約17分の場所にある「桜井二見ヶ浦」は、海の中にあるご神体の夫婦岩で有名なスポットです。夫婦岩の手前にある白い鳥居は、ここから先は「神様の場所」ということを示しているそう。
夏至には桜井二見ヶ浦の中心に夕日が沈むため、夕日の名所としても知られています。周辺にはレストランやカフェなどがあるので、観光途中に食事やお茶でひと休みするのもおすすめです。
Picture courtesy of 写真AC
桜井二見ヶ浦から車で約10分の場所にある「ヤシの木ブランコ」は、インスタ映え抜群のフォトジェニックなスポットです。
「活魚茶屋ざうお本店」の敷地内にあるヤシの木に掛けられたブランコは、南国ムード満点。ブランコをこげば、まるで海の中に飛び出すかのような開放感を味わえます。
活魚茶屋ざうお本店
公式HP:https://zauo-itoshimahonten.owst.jp//
車があれば、山と海の両方を贅沢に満喫するコースもおすすめです。地元の海鮮を楽しめる飲食店も含めた日帰りのモデルコースを紹介します。
福岡市内から車で約1時間の場所にある「フォレストアドベンチャー糸島」は、フランス発祥のアウトドアパーク。アドベンチャー体験を通して、全身で大自然を感じられるスポットです。
ダイナミックで難易度の高い「アドベンチャーコース」と、難易度の低い「キャノピーコース」があり、大人から子どもまで楽しめます。所要時間の目安は、約2時間半です。
フォレストアドベンチャー糸島
公式HP:https://foret-aventure.jp/park/fa-itoshima/
Picture courtesy of 写真AC
「はろ展望台」「いきさん展望台」は、糸島市内を一望できる絶景スポット。
フォレストアドベンチャーから「いきさん展望台」までは車で約5分で、そこから車で約4分ほどで「はろ展望台」に到着します。展望台からは、眼前に拡がる海と空の青さと糸島の自然豊かな緑の絶景を楽しめます。
いきさん展望台
公式HP:https://kanko-itoshima.jp/spot/ikisan-observatory/
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はろ展望台から車で約45分の場所にある「白糸の滝」は、福岡県指定の名勝です。
岩肌を白い糸のように流れる滝は繊細で、滝の落差は約24メートル。マイナスイオンを浴びてリフレッシュできます。
近くにある食事処では、ヤマメ定食やざるそばセットなどを味わえます。周辺の美しい自然にも癒されるのでぜひ訪れたいパワースポットです。
「塚本鮮魚店」は、白糸の滝から約30分の場所にある魚屋直営の海鮮料理店。鮮魚の仲卸を本業としていたこともあり、その日仕入れた新鮮な魚介類を使った料理が食べられます。
メニューはボリューム満点で、コストパフォーマンスは抜群。「極上海鮮丼」や「お刺身御膳」、「刺身盛合せ」などのメニューがあります。
塚本鮮魚店
公式HP:https://tsukamoto-sengyo.co.jp/
Picture courtesy of 写真AC
白糸の滝から車で約30分の場所にある「福ふくの里」は、新鮮な野菜や玄海灘で獲れた鮮魚が中心の直売所。
春は駐車場の目の前にある菜の花畑がいっせいに黄色く色づき、辺り一面がぱっと華やかになります。敷地内には産直レストランがあり、直売所に並ぶ食材を使用した料理を味わえます。
福ふくの里
公式HP:https://fukufuku-sato.com/
車がなくても、小さな糸島は自転車での移動が可能です。海沿いで心地よい風を感じながらサイクリングし、人気のスポットを巡りましょう。
Picture courtesy of 写真AC
まず福岡空港から電車に乗り、約45分で筑前前原駅で下車します。駅を出てすぐの「糸島市観光協会」で、レンタサイクルを借りましょう。
「活魚茶屋ざうお本店」内にある「ヤシの木ブランコ」までは、自転車で約45分です。
「ヤシの木ブランコ」は先ほど紹介した通り、SNSで人気のフォトスポット。「活魚茶屋ざうお本店」では、夏はバーベキューを楽しめて、冬は「かき小屋」で牡蠣を堪能できます。
活魚茶屋ざうお本店
公式HP:https://zauo-itoshimahonten.owst.jp//
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ヤシの木ブランコから約20分自転車をこぐと、糸島市を代表する景勝地「桜井二見ヶ浦」に到着します。
有名なご神体の夫婦岩と白い鳥居が並ぶ、青い海が背景のフォトジェニックスポットです。
糸島ジュースハウス「Blue Roof」は、桜井二見ヶ浦から自転車で約13分の場所にあります。コールドプレスジュースやスムージー、手作りスイーツ、サンドイッチなどが味わえるおしゃれなお店です。
改装された居心地のよい古民家の店内で食事を楽しんだり、テイクアウトしたりできます。可愛い雑貨やアクセサリーも販売しているので旅の思い出の品が見つかるかもしれません。
Blue Roof
公式SNS:https://www.instagram.com/itoshima.blueroof/
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Blue Roofから自転車で約35分の「芥屋の大門(けやのおおと)公園」は、通称「トトロの森」と呼ばれるスポットです。
両脇の立木がアーチ状になっている遊歩道は、まるでジブリの世界に足を踏み入れたかのようで、展望台に続きます。展望台から玄界灘を見渡せます。
芥屋の大門公園
公式HP:https://kanko-itoshima.jp/spot/keyaootokouen/
「箱島神社」は、芥屋の大門公園(トトロの森)から自転車で約35分の場所にある、海の上に浮かぶ神社。地元の人からは、「愛の神様・耳の神様」として知られています。
恋愛成就のパワースポットとして人気が急上昇中で、多くの観光客が訪れています。
箱島神社
公式HP:https://www.chinkaiseki.com/island/
車で観光スポットを巡りながら糸島の海岸コースを一周する場合、所要時間は5時間程度です。山と海岸の両方を満喫したい場合は、丸一日見ておくのがおすすめです。
糸島でぜひ訪れたい名所は、福岡県指定の名勝「白糸の滝」や絶景スポット「立石山」、夫婦岩が有名な「桜井二見ヶ浦」などです。
「ヤシの木ブランコ」や「芥屋の大門公園(トトロの森)」で、映画のワンシーンのような写真を撮影するのもおすすめです。
温暖な糸島では基本的に一年を通して観光を楽しめますが、おすすめのシーズンは春から秋にかけてです。
春は桜や菜の花、夏は真っ青な海、秋は紅葉と、季節ごとに表情の異なる美しい自然を満喫できます。
糸島で夕日を見られる期間も春から秋で、最も夕焼けが見られるのは夏です。
糸島の絶景が楽しめる立石山や白糸の滝、ヤシの木ブランコ、桜井二見ヶ浦など、糸島観光に外せない観光スポットをご紹介しました。海岸ドライブコースや山も海も楽しむコース、車なしで手軽に周遊するコース、3つのモデルコースがおすすめです。ぜひモデルコースを参考にオリジナルの観光計画を立てて糸島を存分に楽しみましょう。
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Main image courtesy of 写真AC
Written by Cakutama editorial team