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夏のイベントいえば夏まつり!日本の伝統とパワーを体感しよう
7月〜8月にかけて日本各地で開催されるのが夏まつり。神社の神様や季節、歴史的行事を祝うものです。この記事では日本の伝統やパワーを体感することができる夏まつりを解説しています。
日本のまつりとは?
7月〜8月にかけて日本各地で開催されるのが「夏まつり」。ほとんどの夏まつりは毎年開催され、神社の神様や季節や歴史的行事を祝うものです。中には数日間に渡って開催されるものもあります。日本の伝統やパワーを体感することができるので、この時期に日本に訪れた際は、ぜひ足を運んでみて欲しいイベントです。
大迫力のお神輿や山車
©︎JNTO
神社にいた神様に外に出てもらうために一時的に乗ってもらい、人が担いて地域を回るのが神輿です。一方、山車には、神様を先導する役割もあります。山車は神輿のように担がず、引いて動かします。
おまつりの際には参加者(地元の人々)がお神輿を担いだり山車を引っ張ったりして、町内を歩き回ります。お神輿を担ぐときの掛け声や、山車の上で演奏される音楽を見て、聞いて楽しんでください。おまつりによっては、観光客でも神輿を担げることがあるので、事前によく調べてみましょう。
なお、神輿や山車は全てのまつりで見られるわけではありません。ご注意下さい。
屋台で日本の伝統を味わおう
夏まつりに行くと目にすることができる「屋台」。できたてのたこ焼きから、甘くて冷たいかき氷までいろいろなものが揃っています。屋台で買って食べ歩きするのは夏まつりの醍醐味。目の前の鉄板の上で調理するのを見るのも面白いものです。また、地域のお祭に行くとその土地のB級グルメも味わうことができます。
屋台はご飯だけじゃない!
食事を売る屋台の他に「金魚すくい」や「ヨーヨー釣り」などのゲームをして楽しめる屋台もあります。これららは、薄い紙が貼られた「ポイ」と呼ばれる道具や釣り針を使って金魚や水風船をすくう遊びです。すくったものは持ち帰ることができます。
また、アニメのキャラクターのお面を売る屋台は子どもに人気、景品が当たる射的(しゃてき)には大人も夢中になってしまいます。
全国のオススメのまつり
1.青森県青森市「ねぶた祭り」
「【青森県】北国の熱い夏を体感! 青森ねぶた祭り〜2017年の開催日・アクセス・楽しみ方など〜」より
毎年8月2日から7日まで、青森市内で開催される、300万人以上の人々が詰めかける国内でも有数の大きなおまつりです。山車と呼ばれる大きな紙製の人形を車に乗せて引っ張りながら、その周囲を「ハネト」と呼ばれる踊り手たちが跳ね踊ります。山車はどれもカラフルかつ立体的で大迫力。会場ではハネトたちの口にする「ラッセラー」という掛け声が響きわたります。
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2.東京都浅草「三社祭」(さんじゃまつり)
東京の浅草で毎年5月の第3週の金曜から日曜の3日間にわたって開催されるまつりで、浅草の人々にとっては最も大切なおまつりです。浅草の行事と聞くと、「浅草寺で行われるのかな?」と思う方も多いでしょうが、「神様が宿った」神輿を担ぐこのおまつりは、浅草寺の隣にある浅草神社で行われます。水の神様である「三社様」に豊穣を願い、神様がいる神輿を担いで町を練り歩くのです。
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3.高知県高知市「よさこい祭り」
毎年8月9日から12日まで高知県高知市で開催されます。徳島県の阿波踊り(あわおどり)、愛媛県の新居浜太鼓まつり(にいはまたいこまつり)と並ぶ四国3大まつりのひとつです。また、今や全国各地で行われるようになった「よさこい祭り」の本家本元で、長崎県佐世保市の「YOSAKOIさせぼ祭り」、北海道札幌市の「YOSAKOIソーラン祭り」と共に日本3大よさこいまつりと称されます。よさこいまつりは、音を出して害鳥を追い払う道具である「鳴子」を打ち鳴らしながら踊るのが特徴です。
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旅行が趣味の22歳です。日本の魅力をお届けします。