旅の準備はじめよう
美しすぎる日本の世界遺産まとめ (1993年〜1998年)
時代を超えて愛され続ける、美しき日本の世界遺産を登録年順にまとめてみました。
2014年6月現在、日本にはいくつの世界遺産があるかご存じですか? 文化遺産が13カ所、自然遺産が4カ所、合計で17の世界遺産があるんです。
今回は、時代を超えて愛され続ける、美しき日本の世界遺産を登録年順に2回に分けてまとめてみました。
1. 法隆寺地域の仏教建造物/奈良県(1993年)
Photo by Pixta
この地域で最も有名な法隆寺は、607年に建てられました。1993年に登録された「法隆寺地域の仏教建造物」は日本で最初の世界文化遺産です。法起寺も、このとき登録されています。世界最古の木造建築に、人々は今でも魅了され続けています。
2. 屋久島/鹿児島県(1993年)
Photo by Pixta
屋久島は、鹿児島県の南方に位置する亜熱帯地域の島で、樹齢1,000年の歴史を持つ巨大な屋久杉でよく知られています。深い森とマリンブルーの海に囲まれたとても美しい場所、それが屋久島です。
3. 姫路城/兵庫県(1993年)
姫路城は兵庫県の姫山および鷺山の上に築かれた城で、日本を代表する典型的な防護建築として知られています。その美しく輝く白い城壁は、日本の長い歴史を通じてそこにあり続けています。優れた防御力は、今なお城郭の美しい景色と私達の目を引く魅力を守り続けています。
4. 白神山地/青森県・秋田県(1993年)
Photo by Pixta
白神山地は、東北地方、青森県と秋田県をまたいで雄大に広がる大自然の山々です。1300平方キロメートルのうち、169.7平方キロメートルが1993年に世界遺産に認定されています。美しい沼地や池、滝なども見ることができます。
5. 古都京都の文化財/京都府(1994年)
Photo by Pixta
京都は794年以降、日本の古都として栄えました。古くからの街並みは何ら変わることなく未だに形を残しています。13のお寺と、3つの神社、そして二条城などがすべて世界遺産として登録されています。京都に行けば、間違いなく1,000年前の日本の空気を感じることでしょう。
6. 白川郷・五箇山の合掌造り集落/岐阜県(1995年)
Photo by Pixta
遠く離れた村、白川郷と五箇山は、飛騨山脈の一角にあり、1995年に世界文化遺産に登録されました。神に祈る手にも似た△の屋根を持つ合掌造りの家々は、春、夏、秋、冬、四季折々の表情を楽しませてくれます。
7. 原爆ドーム/広島県(1996年)
ご存じの通り、原爆ドームは第二次世界大戦の悲惨さと平和を象徴した遺産です。原爆ドームはもともと広島県産業奨励館と呼ばれていました。1996年に世界遺産に登録され、その姿は私達に戦争と平和への祈りを決して忘れさせることなく佇んでいます。
8. 厳島神社/広島県(1996年)
Photo by Pixta
厳島神社は広島県の宮島に位置し、満潮時は水の上に浮かんでいるように見える鳥居で有名です。その鳥居は、神様が水害や戦争から島を守ってくれるように願って建てられたと言われています。近年ますます外国人観光客の人気を博しています。
9. 古都奈良の文化財/奈良県(1998年)
Photo by Pixta
平城京は710年に日本最初の都として奈良県に建てられました。1998年に5つの寺社、1つの神社と平城京跡を含む遺跡がすべて世界遺産に登録されました。1枚目の写真の東大寺は日本で最も有名なお寺のひとつで、有名な東大寺の大仏は皆さんもご存じですね。
1993年から1998年に登録された以上9つの世界遺産、いかがでしたか? 次回は1999年から2013年に登録された8つの遺産を紹介します。
あわせて読みたい
Main image by Pixta