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海運の歴史と食の都「新潟市」へのアクセス方法
新潟市は日本海側最大の都市で自然の恵みが豊富な街です。また、古くから海運の要所として栄えた歴史も多く残っていて観光スポットも多いです。今回は新潟市に関する交通情報をご紹介します。
新潟県新潟市は日本海側最大の都市で、海・川・山に囲まれた自然豊かな街で、海に面した港町として栄えた歴史も残っています。今回は新潟市に関するアクセス情報をご紹介します。
主要都市から新潟市へ行くには?
新潟市の玄関口はJR「新潟駅」です。新潟駅は上越新幹線の終点になっていて、東京駅間を約2時間で結んでいます。
また、その他のエリアからは飛行機でのアクセスが便利です。直行便が就航されている日本国内の都市は下記の通りです。
新千歳空港(札幌)から
所要時間:約1時間15分
運賃:約33,000円~
成田空港から
所要時間:約1時間
運賃:約20,000円~
中部国際空港(名古屋)から
所要時間:約1時間
運賃:約29,000円~
小牧空港(名古屋)から
所要時間:約1時間
運賃:約29,000円~
伊丹空港(大阪)から
所要時間:約1時間
運賃:約32,500円~
福岡空港から
所要時間:約1時間45分
運賃:約46,000円~
沖縄空港から
所要時間:約2時間20分
運賃:約56,000円~
詳しい時刻表は新潟空港HPをご確認ください。
どの便も閑散期には2ヶ月ほど前に予約すれば半額近くにある割引運賃が設定されています。旅行の日程が決まったら早めに予約すると旅費を抑えることができます。
新潟空港は新潟市の東部にあるため、空港と新潟駅を結ぶエアポートリムジンバスを利用するとよいでしょう。片道約25分で運賃は410円です。
最も安価なアクセス方法は高速バスです。高速バスは万代(ばんだい)エリアにあるバスセンターを始発に、新潟駅前からも乗車できます。
直通の高速バスが運行されているのは下記の都市です。
東京・池袋、東京・新宿(大宮経由)、群馬・高崎/前橋、長野、富山、石川・金沢、大阪(京都経由)、名古屋、仙台、郡山、会津若松、山形
新潟~東京間は1時間に1本の頻度で発着していますが、その他の地域は1日に1~2本と便数に限りがあるので、事前に時刻表を確認しましょう。
詳細は新潟交通HPをご参照ください。
新潟市の2大繁華街
新潟市中心部には信濃川を隔てて2つの大きな繁華街があります。
ひとつは「万代(ばんだい)」と呼ばれ、JR新潟駅と萬代橋(ばんだいばし)の間にあるデパートや商業施設、飲食店が集まるエリアです。
そして、信濃川と日本海に挟まれた地域を「古町(ふるまち)」と呼び、明治以来百年以上続く老舗や、江戸から昭和まで繁栄した花街など歓楽街として今もその雰囲気が残っています。京都や東京に並び日本三大芸妓の街と称され、観光客でもお座敷遊びが体験できるイベントが毎月開催されています。
なお、イベント情報については新潟花街茶屋HPを、花街や芸妓については、「艶やかな女性たち「舞妓」「芸妓」の基礎知識と、彼女たちに会う方法」の記事をご覧ください。
新潟市内を移動する方法
新潟市にはたくさんの路線バスが運行されていますが、観光客が利用するには少し難しいのが難点。
そこで、市内中心部にある観光スポットを効率よく移動できる「観光循環バス」の利用がオススメです。運賃は1回210円、1日券500円で新潟駅前から古町(ふるまち)エリアの13か所に停車します。
バスのルートや時刻表を確認する際は新潟市観光循環バスHPが便利です。
バスの車体には新潟にゆかりのあるマンガ家の作品がデザインされています。
市街地ではタクシーも多く走っています。定番の観光地をまわってくれる定期観光タクシーも運行されているので、乗換の合間など時間に限りがある際に利用してもよいでしょう。
万代タクシーHPに、より詳しい情報が記載されています。
新潟市の主要な観光スポットは新潟駅から日本海の海べりまでの4kmに散在しています。車だとすぐでも歩くと少し距離がある。そんな時に便利なのがレンタサイクルです。
「にいがたレンタサイクル」では市内中心部に20か所ほどにのレンタサイクルステーションがあり、自転車の貸出・返却を行っています。最初の3時間100円と安価に利用することができます。(※初回利用時は登録料200円が必要)
市内の大きな通りには自転車専用レーンが整備されていたりと、とてもサイクリングがしやすい環境なので、効率よく観光することができます。詳細はにいがたレンタサイクルHPを参照してください。
新潟市内の観光情報をゲット
新潟駅の万代口(ばんだいぐち)には観光案内センターがあります。
観光マップや見どころ情報などのパンフレットがあり、英語、簡体字、繁体字、韓国語、ロシア語版が用意されています。新潟駅を起点に観光をする際は立ち寄って情報収集してください。
おわりに
新潟市には海の幸、山の幸といった美食から海や川に関する歴史を今に残す史跡まで見どころが多い街です。ぜひ、アクセス情報を参考に新潟散策を楽しんでみて下さい。
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新潟生まれ。事業会社でのマーケティングを経験後、2011年からシンガポールへ移住し、出版社や制作会社で編集に従事。2015年に日本へ帰国しMATCHAのライターに。国内外を旅行する中で見つけた新しい発見を、多くの人とシェアしていきたいです。