鹿児島最南端!!美しいビーチが広がる楽園「与論島」の魅力8選
与論島は鹿児島県最南端の島で、鹿児島本土よりも沖縄県の近い南国の島です。美しいビーチと青い空はもちろん、鹿児島とも沖縄とも違う与論島の文化は多くの旅行者の心をつかんでいます。そんな与論島で絶対行くべきスポットや体験すべき文化を紹介します。
与論島は鹿児島県の中で一番南にある島です。島の22km南には沖縄本島があり、鹿児島県でありながら沖縄の文化も感じることができます。人口は約6000人程ですが、南国の気候の中で生活している人らしく、とても穏やかでフレンドリーな人が多いです。
そんな与論島の観光スポットと、与論島に根付く文化を紹介して行きます。
1.まずはここに行って欲しい!大金久海岸
大金久(おおかねく)海岸は与論島最大のビーチで、シーズンになると大勢の海水浴客でにぎわいます。与論島を訪れた観光客が必ずといってよいほど立ち寄る場所で、グラスボートやシュノーケルなどの海のアクティビティも充実していて、売店などもあります。どこまでも続く白い砂浜がを見ながらのんびりと読書をするのもオススメです。
大金久海岸
住所:鹿児島県大島郡与論町古里
2.干潮時だけ姿を現す百合ヶ浜
こちらは干潮時だけ姿を現す「百合ヶ浜」です。大金久海岸の沖合1.5mほどの地点にあり、春から夏にかけての干潮時に一定の場所に積もった白い砂が顔を出すので、特定の場所にあるわけでもなく、日によって出現する場所が異なります。
なお季節は4〜10月だけ。大金久海岸からボートを使ってアクセスします。上陸できるのは干潮時だけですので、しばらくするとまた姿を消してしまう、まさに幻の浜辺です。
百合ヶ浜
住所:鹿児島県大島郡与論町古里
ここで記念撮影を撮ると、とても神秘的な写真が撮れますよ。
3.与論民俗村
日本が高度経済成長を迎えていた時代、ここ与論島にも便利な機器が入ってきました。家庭にはテレビ・電話・冷蔵庫・洗濯機などが入り、島人の暮らしぶりは急激に変わっていったそうです。
その一方、島の人々が昔から育んできた大切な生活文化が失われてしまうという危機感も、島民の間で生まれました。そこで生まれたのが「与論民俗村」です。島で使われてきた民具を収集し、古民家を移築・復元して展示している施設で、島人の歩みを残し、後世に伝えたいという思いがこめられています。
与論の民家は円錐型の茅葺屋根の家が特徴で、その姿を今でも残しています。
海の幸を得て暮らしてきた与論の人が使ってきた船や漁具のほか、貴重な貝類を展示しています。
与論島の農業の中心はサトウキビ栽培です。戦後、製糖工場ができるまでは、伐採したサトウキビを搾るために砂糖車を牛に牽かせて汁を絞り、黒糖を作っていました。
与論民族村
住所:鹿児島県大島郡与論町東区693
入場見学料:大人(中学生以上)400円、小学生 200円
電話番号:0997-97-2934
公式HP:http://minzokumura.jp/
4.ゆんぬ体験館
ゆんぬ体験館は、与論島の文化や歴史を楽しめる観光施設。南国らしい熱帯魚釣りや、島内の歴史・史跡探訪など、全部で27種類の体験メニューが旅行者のために用意されています。今回は、与論島の貝殻を用いて作るフォトフレーム体験をしてみました!
好きなケースに与論島の砂を入れたり、流木や貝殻を入れて、世界にひとつだけのフォトフレームを作ることができます。
ゆんぬ体験館
住所:鹿児島県大島郡与論町立長3313
電話番号:0997-84-3661
公式HP:http://www.yorontou.info/hp/a0226/MyHp/Pub/
5.赤崎鍾乳洞
与論島は珊瑚礁が隆起してできた島です。その大地が地下水によって侵食され、長い年月をかけて造り上げられた大自然の彫刻、それが赤崎鍾乳洞です。一滴一滴の雫が造り上げた神秘的な造形と輝きで人々を魅了してくれます。
洞内には「幸福の門」「雪の棚田」「剣の間」など、大自然が造り上げた見どころがいっぱいです。
赤崎鍾乳洞
住所:鹿児島県大島郡与論町東区678
定休日:毎週水曜(夏季・GW・年末年始無休)
電話番号:0997-97-2069
6.ヨロン駅
ヨロン駅は、沖縄と与論島と鹿児島を結ぶ夢の線路ということで建てられました。
実際に電車が発着するわけではなく、ホームと短いレールと車輪だけ。
ヨロン駅の先には遊歩道があり、ここを進むと綺麗な海を見ることができます。
与論駅
住所:鹿児島県鹿児島県大島郡与論町
7.味咲のかき氷
与論島に来たら立ち寄って欲しいのが、味咲(みさき)というお店です。ここは変わった名前のかき氷があることで有名なお店。百合が浜をイメージしたかき氷もあれば、木村のアホ(aho=Stupidの意味)というかき氷もあります。
ネーミングは色々ありますが、どれも美味しくて南国の空の下で食べると一生の思い出になること間違いありません。
味咲
住所:鹿児島県大島郡与論町東区 赤崎海岸入口
電話番号: 0997-97-5117
8.与論献奉
与論献奉(よろんけんぽう)は、与論島への客人をもてなすための儀式的な飲酒方法です。集まった人が口上を述べながら酒を飲み回すのですが、実際には独特のルールや手順が存在します。
歓迎と感謝を示す、もてなしの文化です。お酒が弱い人にはオススメできませんが、お酒好きや地元の人と触れ合いたい人は、ぜひ与論島の方と一緒にお酒を飲み交わしてください。
与論島は鹿児島とも沖縄とも違う、独自の文化や風土を守る島。まだまだ海外では魅力が知られていない与論島に、ぜひ一度行ってみて下さい。
与論島基本情報
住所:鹿児島県大島郡与論町
アクセス:鹿児島空港から飛行機で約1時間10分 那覇空港から飛行機で約40分
電話番号:0997-97-3111
公式HP:http://www.yoron.jp/Default.aspx?site=2
与論島観光MAP
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