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【兵庫県】神戸を代表する庭園「相楽園」〜見どころ・アクセス・観光スポットなど〜
相楽園(そうらくえん)は兵庫県神戸市中央区にある公園。日本庭園のほかに明治時代に建てられた西洋建築「旧ハッサム住宅」や西洋風の厩舎「旧小寺家厩舎」があり、つつじの名所としても知られます。相楽園へのアクセスや見どころを紹介します。
相楽園とは
©︎一般財団法人神戸国際観光コンベンション協会
相楽園(そうらくえん)は兵庫県神戸市中央区にある公園。園内には、日本庭園のほかに明治時代に建てられた西洋建築「旧ハッサム住宅」や西洋風の厩舎(きゅうしゃ)「旧小寺家厩舎」があります。
また、相楽園はつつじの名所として知られ、4月から5月にかけて4000本のつつじが開花します。相楽園へのアクセスや見どころを紹介します。
相楽園の歴史
相楽園はもともと、武士の小寺泰次郎(こでらたいじろう)が1885年に建設を命じた邸宅と庭。完成は1911年。
園内には、小野寺家が住んだ小寺家本邸など多数の建物がありましたが、1945年6月の神戸大空襲により厩舎以外の建物がすべて消失してしまいました。消失を逃れた西洋風の厩舎「旧小寺家厩舎」は、国の重要文化財に指定されています。
また、相楽園は、その歴史的価値から2006年に国の名勝地に登録されました。
相楽園の日本庭園の造園手法:池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)
敷地の中にある庭園は、池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)という手法で造園されています。このスタイルの庭では、中央に人工の池があるのが特徴で、池のまわりを歩いてまわりながら庭の景色を楽しめます。
相楽園の日本庭園では、石橋や人工の滝、西洋文化の影響を受けて作られた広場もあります。
相楽園の基礎情報
相楽園の営業時間は、9:00~17:00で、入園は16:30までです。入園料は、大人(15歳以上)300円、小人(小・中学生)150円です。
定休日は、毎週木曜日。祝日の場合は開園、翌日休園で、毎年12月29日~1月3日の6日間はお休みです。
つつじが見頃を迎えるつつじ遊山期間(毎年4月下旬~5月初旬)と園内で菊の展覧会が行われる菊花展期間(10月20日~11月23日)は無休で営業しています。
相楽園への行き方
相楽園の最寄駅は、神戸市営地下鉄西神・山手線 の県庁前駅です。神戸のハブ駅である三宮駅からの行き方を紹介します。
まず、神戸市営地下鉄の三宮駅に行きます。JR三宮駅と地下鉄の三宮駅は少し離れている(徒歩2分ほど)ので気をつけましょう。西神・山手線(西神中央行)に乗り、県庁前で下車します。所要時間は2分、料金は210円です。駅から相楽園までは、徒歩5分です。