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好みの種類はどれ?日本人オススメせんべいを訪日観光客が食べ比べ!
日本人にとって昔から身近なお菓子、せんべい。せんべいと言っても、様々な種類があることは知っていますか? 今回は、日本国内米菓市場で売上げNo.1の亀田製菓株式会社に協力してもらい、せんべいの種類と訪日観光客が食べたらどんな感想をもつかをまとめてみました。
日本の代表的なお菓子のひとつ、せんべい。日本には様々な種類のせんべいがあります。今回は、日本で発売されている商品の約3割を作り、売上No.1を誇る亀田製菓株式会社のせんべいを例に、せんべいの種類を紹介していきます。
また、記事の中では、新潟県新潟市にある「ゲストハウス人参」に宿泊していたドイツ人2名とインドネシア人1名の訪日観光客に、せんべいの食べ比べをしてもらっています。国や文化、人によって好みは違うと思いますが、味の参考にしてみてください。
※この記事で紹介した商品は、1パック税込190円~300円前後でスーパーなどで購入できます。実際の売り値は各店舗でご確認ください。
※せんべいの種類区分は亀田製菓株式会社の基準をもとにしています。
せんべいの種類4種をご紹介
1.堅焼(かたやき)
堅焼とは、うるち米を主な材料に使用した、歯ごたえがしっかりしたせんべいを指します。亀田製菓の「堅焼」商品の中では「手塩屋」が有名です。
鰹節(かつおぶし)と昆布から取った出汁(だし)を効かせ、しっかりした歯ごたえが特徴。日本でせんべいと言えば、噛みごたえのあるこの堅焼きが一般的です。
さて、訪日観光客の方々はどんな反応を示したのでしょうか。
さっそく食べてもらうと「歯ごたえはしっかりしているけど、魚の匂いがする」とのこと。
魚の匂いが苦手な方には合わないかもしれませんが、硬めの食感と日本ならではの出汁の味を楽しみたい方は、ぜひ1度試してみてください。
2.ソフトせんべい
ソフトせんべいとは少し柔らかい食感のせんべいのことです。代表格は、日本の若者にもファンが多い「ハッピーターン」。食べやすいひとくちサイズのせんべいの上に、ふわっと口の中で溶ける粉をふりかけたせんべいです。
ちなみに商品名には「お客様に幸せが戻って来るように」という願いをこめられているそうです。
実際に食べてもらうと、「interesting!! (面白い味!)」と驚きながら話してくれました。ハッピーターンのような、砂糖と塩がミックスされた味は今までに食べたことがなく新鮮に感じたそうです。
ソフトせんべい部門からもうひとつ商品をご紹介します。こちらは乳酸菌が入ったせんべい。まろやかなミルククリームを真っ白なソフトせんべいでサンドした「白い風船」です。
カルシウムも入っているので子どものおやつに用意する日本人の親も多いのではないでしょうか。
ドイツ、インドネシアの方ともに、こちらが1番の好印象! せんべいにクリームを挟むという構造が新しく、「塩味+甘み+塩味」でちょうどよい味ということでした。
「どんなシチュエーションで食べたい?」と聞くと、「午後の休憩時間にミルクやホットチョコレート、紅茶やコーヒーと一緒に食べたい」と大好評で、「おみやげに買いたい! どこに売ってるの?」とまで言ってくれました。
新潟生まれ。日本文化と古い建物が好きな社会人。日本を、地方を好きになってもらえるような記事を綴っていきたいです。