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箱根で過ごす秋の休日プラン:アート、庭園、茶室と紅葉を楽しもう!
毎年10月下旬から11月下旬にかけて、箱根では紅葉の見頃を迎えます。今回は、紅葉スポットを巡る秋の1日コースをご紹介します。
秋の箱根へ紅葉を愛でる旅に出よう
日本の秋といえば、紅葉。秋になると各地で紅葉狩りを楽しむ観光客で賑わいます。
今回は東京から2時間程度で行ける「箱根」の紅葉スポットを、1日で巡るプランにして紹介します。箱根では毎年10月下旬から11月下旬にかけて紅葉が見頃を迎えるので、ぜひ時期をみて訪れてはいかがでしょうか。
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8:00 新宿駅から箱根へ出発
東京から箱根へ行くには、新宿駅を使います。直通の小田急ロマンスカーや、普通列車、バスなど行き方はさまざま。
各交通手段によりますが、所要時間はおよそ1時間30分~2時間程度です。
また、箱根の拠点となる箱根湯本駅から「彫刻の森美術館」まで乗車する箱根登山鉄道からも、紅葉を楽しむことができますよ。
10:00 紅葉とアートを同時に楽しむ「彫刻の森美術館」
写真提供:彫刻の森美術館
70,000㎡の広大な敷地の中に点在する野外彫刻とともに、紅葉が楽しめる「彫刻の森美術館」。ピカソ館をはじめ室内展示場も全部で5つあり、紅葉とアート両方を楽しみ尽くしたい方にオススメです。
また、居心地のよさを追求したカフェやビュッフェ形式レストラン、自然素材を使ったダイニングもあるので、お好きなところでランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
12:30 フランス式庭園と日本の美が合わさった「強羅公園」
施設めぐりバス「彫刻の森」バス停で「湿生花園前」行きのバスに乗車すれば、10分程度で日本初のフランス式整型庭園がある「強羅公園」に到着します。公園の中央には噴水もあり、開放的な雰囲気。入園料は大人税込550円です。
庭園の紅葉が見頃になる時期は、公園内のバラも綺麗に咲き始めます。紅葉とバラのコラボレーションを楽しみに行ってみてはいかがでしょうか。
13:30 茶室からの眺めが絶景「箱根美術館」
写真提供:箱根美術館
強羅公園から歩いて5分ほどすると、「箱根美術館」に到着します。こちらは「神仙郷(しんせんきょう)」と呼ばれる日本庭園の中にあり、モミジで彩られた紅葉を見ることができます。
庭園内にある「苔庭」に面して、茶室「真和亭」もあり、無農薬で栽培された抹茶と四季に合わせた和菓子が楽しめます。
抹茶を飲みながら、ゆっくりと紅葉鑑賞ができますよ。
箱根美術館の入館料は大人 1,430円、高校・大学生は660円です。
15:00 点在する羅漢像と紅葉が見事な「長安寺」
箱根の秋といえば、長安寺の紅葉も有名。箱根美術館からは「湿生花園前」もしくは「湖尻・桃源台」行きバスで約20分、「仙石」バス停で降車してすぐのお寺です。
境内に点在している数百体の羅漢像と紅葉の織り成す景色は一見の価値があります。
詳細は「箱根の秋の2大スポット「長安寺」と「仙石高原」」をご覧ください。
16:00 「仙石原すすき高原」で、紅葉とは違った魅力も堪能
長安寺から「桃源台行」バスで約10分、「仙石高原」バス停で降りると「仙石原すすき草原」に到着します。ここでは秋になると、黄金色のススキが辺り一面を覆います。
特に夕日に照らされた黄金色のススキは格別。遊歩道が用意されているので、ぜひ歩いて実感してみてはいかがでしょうか。
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18:00 「箱根湯本駅」に到着
箱根湯本まで帰ってくるには、こちらもバスを使います。「小田原行き」バスに乗車し約40分で到着です。そのあとは新宿に帰ってもよいですが、箱根は温泉で有名なエリア。1泊して温泉に浸かりながら、1日の思い出をゆっくりと回想してもよいですね。
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本記事は、2017年9月27日に公開された記事をリライトしたものです。
MATCHA編集者兼フリーライター。東京生まれ東京育ち東京在住。これまで渡航した国は30か国以上、住んだ県は4県。日本旅行はもうすぐ全都道府県を制覇!「読んだからこそわかるその土地の魅力」が伝えられることを目指して記事を作っています。森とお寺とラクダが好きです。