軽井沢&東京からアクセス抜群!天空の絶景グランピングで過ごす極上ノープラン旅
世界遺産・富岡製糸場がある群馬県・富岡には、雄大な自然に触れられるスポットもたくさん。その1つ妙義山には、時間を忘れてくつろげるグランピング施設「妙義グリーンホテル&テラス」があります。たまには、"何もしない贅沢"を体験してみませんか?
雄大な自然にふれ、心をほぐす旅
雄大な自然を満喫できる群馬県の妙義山(みょうぎさん)エリア。自然に囲まれたこの場所で、「何もしない時間」を過ごしてみませんか?
ここにあるのは、日常の疲れを癒やす、"大人の休息場"。ぜひ、スケジュール帳には何も書かずに、訪れてみてくださいね。
軽井沢から45分、東京から2時間の「絶景グランピング」
群馬県の南西に位置する妙義山は、大分県の耶馬渓(やばけい)・香川県の寒霞渓(かんかけい)と並んで、日本三奇勝といわれる名勝。岩壁や奇岩が立ち並ぶ、ゴツゴツとした見た目が特徴的です。春は桜や新緑が美しく、秋は紅葉の名所としても知られています。
そんな妙義山を独り占めにできると聞いて、やってきました。東京から車で約2時間、軽井沢からなら約45分(いずれも高速道路利用)と、いずれからもアクセスしやすい場所にある、「妙義グリーンホテル&テラス」です。
ここには「何もない」がある
「妙義グリーンホテル&テラス」がオープンしたのは2018年。すでに多くのリピーターが訪れているといいます。
人気の理由は、通常のキャンプ場では味わえない"何もしない贅沢"ができるから。天然芝の広いキャンプサイトに、おしゃれで快適なテント型の客室、地元食材を使ったハイレベルな食事、さらには天然温泉付き……日常を忘れて、上質なひとときを過ごせる施設なのです。
そして何よりも特筆すべきは、目の前に広がる妙義山の絶景。まるで天空にいるようなこの場所で、実際に1泊2日、宿泊してみました。
1日目:雄大な自然に抱かれたキャンプサイトへ
山あいを車で走り抜け、たどり着いた林道の先に「妙義グリーンホテル&テラス」はありました。
まずはチェックイン。チェックインはフロント棟で行います。スタッフの方が丁寧に施設の説明をしてくれました。どんなところに泊まるのかな……? 期待に胸を膨らませながら、部屋へと向かいます。
快適に過ごせるテント型の客室
こちらが、今回宿泊するお部屋。シンプルで、ドーム型の形がちょっとかわいいデザインです。テントのように見えますが、一体中はどうなっているのでしょうか?
いざ、中へ入ってみると……。
おしゃれ、そしてテント型なのに広い! 静かで落ち着いた空間が広がっていました。
ベッドも、うれしいゆったりサイズ。今回宿泊したのは「ラグジュアリーテント」。4人まで宿泊でき、室内から妙義山を望むことができるデラックスタイプの部屋です。
ここから先はノープラン。「予定なし」を楽しもう
荷物を置いて、まずは旅の疲れを癒やしましょう。寒さが心配でしたが、客室内には大きなエアコンがあり、とても暖かな空間。備えつけのコーヒーと紅茶で、まずは一服。
思わず、音楽を聴きたくなります。室内には、BluetoothスピーカーやWi-fiがあり、快適に過ごせる設備が一通りそろっています。
冷蔵庫を開けると、そこにはウェルカムドリンクのビールが!
室内にはほかに、タオルや歯ブラシが入ったお風呂セットや、高級ブランドのシャンプー、シャワージェルのアメニティセットも(※)。パジャマは用意されていないので持参が必要です。
※:シャンプー、シャワージェルはラグジュアリーテントのみのサービスです。
一休みしたところで、外へ出てみましょう。さえぎるものがない広い空、ひんやりした澄んだ空気に、心が洗われます。
深く深呼吸し、あたりを見渡してみると、ほぼ360度、緑が見える環境。遠くの山々と周囲の木々が重なり合い、奏でる自然色のグラデーションは、見ていて飽きません。
テラスから妙義山を眺めたり、レンタルできるバドミントンで軽く体を動かしたり、部屋でくつろいだり……のんびり過ごしているうちに、日が暮れていきました。
本当にキャンプ?天然温泉&豪華ディナー
日が落ちると、間もなく夕食。その前に、湯船に浸かって体をほぐしましょう。宿泊者は、近くにある「妙義グリーンホテル」の温泉を無料で利用可能。シャトルバスで温泉に向かい、疲れを癒やします。
なお、キャンプサイト内には、きれいなシャワー施設もあります。シャンプー、コンディショナー、ボディソープなどもすべて完備。
女性はチェックイン時に自然派スキンケアコスメのアメニティがもらえました。キャンプ場のシャワーは清潔面が心配……という方も安心。ホテルのようにきれいなシャワー室です。
温泉であたたまったら、お待ちかねの時間。やさしい灯りがともされたパーゴラで夕食です。
備えつけのアウトドア調理器具で、お肉やエビなどを焼いていきましょう。こちらは大エビと、群馬のブランド牛・上州牛。さっぱりとした赤身で、肉の旨味が存分に味わえます。自分たちで食べるものを焼く、そんな体験も醍醐味の1つ(※)。
※:ラグジュアリーテントでは、専属シェフが焼き加減を調節してくれます。
食事はほかにも目白押し。本当にキャンプの食事?という豪華さです!
この日のメニューは、スモークサーモンのマリネや、フォアグラなどのオードブルの盛り合わせ。さらにスープのパイ包み、チーズフォンデュ、焼ホワイトカレーなど。ここに、デザートのオリジナルクレープがつきました。
用意ができたら乾杯! メニューは季節ごとに変わり、毎回料理長とホテル支配人が試行錯誤しながら決めているそう。厳選した群馬の地場食材を使い、そのこだわりも納得のおいしさ。群馬の自然が育む、極上のフルコースを堪能しました。
バーでグラスを傾け、星空を眺める
夕食後は、フロント棟にあるバーへ。なんとこちらのバー、宿泊者ならアルコールを含めドリンクがすべて飲み放題!
ビールを飲むもよし、オリジナルカクテルを作ってみるもよし。ドリンクは、客室内やパーゴラに持って行っても大丈夫。飲み過ぎに注意しながら、心ゆくまでグラスを傾けましょう。
部屋へ戻ろうとすると、頭上には満天の星空が。思わずハンモックへごろり。時を忘れて輝く星々を眺めました。
周囲を囲む林の木々は風を受け、まるでダンスしているかのように枝葉を揺らします。ゆるやかに流れる夜の時間。いつまでもこうしていたい……。
客室に戻り、明日のプランを考えながら就寝。もう1杯、飲んでから寝ましょうか。
2日目:早起きして、朝焼けを見よう
翌日は、早起きして展望テラスへ。そこには、朝日に染まった妙義山が広がっていました。最初はピンク、徐々に燃えるように赤くなり、時とともに美しくその表情を変えていきます。忘れられない光景です。
しばし時が経つのを忘れていましたが、気がつくとお腹が空いてきました。朝ごはんにしましょう。朝食用のボックスを広げると……。
そこには、絵に描いたように素敵な朝食が!
卵は、自分たちで焼いていきます。群馬の地鶏の卵は、色も鮮やかで新鮮そのもの。
すがすがしい空気の中でいただく朝ごはんは、格別のおいしさです。
朝食後、名残惜しさを感じながら、最後に妙義山を眺めながらコーヒーを。何もしない時間と、自然に身を委ねる心地よさ。そんな贅沢なひとときとも、お別れです。
「また来たいね!」。そんな会話をかわしながら、チェックアウト。
「来年の予約をして帰る人もいる」というスタッフさんの言葉も納得の、素晴らしい時間が過ごせました。さて、ここからどこに行こうか……。
チェックアウト後にオススメ!周辺観光情報
春の妙義神社 Photo by Pixta
「妙義グリーンホテル&テラス」へ来たなら、周辺の観光スポットも一緒に回りましょう。妙義山では、秋の紅葉など、四季の移ろいをダイナミックに感じられます。桜の時期には、45種5,000本の桜が咲きほこる「さくらの里」へぜひ。
また、鮮やかな装飾が施された妙義神社も必見です。車で30分ほどの場所には、世界遺産・富岡製糸場が。製糸場の周辺はレトロな路地も広がっています。ほかには、地元の特産物などが豊富にそろう「道の駅 みょうぎ」や、温泉好きには「もみじの湯」なども。
軽井沢へも車で45分ほどなので、「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」でショッピングを楽しむのもオススメです!
ホテル情報
スタンダードタイプ
今回ご紹介した「妙義グリーンホテル&テラス」の宿泊料金は、スタンダードテントで1人16,000円~、ラグジュアリーテントで1人21,000円~(※)。
どちらも部屋の作りは同じですが食事内容が異なり、ラグジュアリーテントは妙義山が望める位置にあります。
※:いずれも1泊2食、フリードリンク付き。料金は宿泊日・利用人数によって変動します。
エアストリームの客室
ほかに、客室タイプは、トレーラーハウスタイプのエアストリームもあります。
オススメの服装
本施設に訪れる際は、標高が高い場所にあるため、冬場は防寒対策を抜かりなく!
アウターはダウン、ボトムスの下にはレギンスや防寒用のインナー重ね履きが必須です。帽子も、気温が低いときには必須。足元は、最低でも厚手の靴下2枚。それ以外にもレッグウォーマーや、ブーツなどの温かめの靴、靴底用のホッカイロなどを用意しておくのが無難です。
極上グランピングで、忘れられない時間を
都会の生活に疲れたら、天空の絶景グランピングで、時を忘れるひとときを過ごしてみてください。きっと、忘れられない極上の体験ができるはずです!
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Written by Mami Wakamatsu
Photos by Eri Miura
In cooperation with 妙義グリーンホテル&テラス、株式会社アコーディア・ゴルフ
Sponsored by 群馬県富岡市