BBQソースにスイートチリ。世界の調味料とかまぼこのおいしい組み合わせを発見!
11月15日は「かまぼこの日」。淡白な味わいのかまぼこは、いろんな食べ方ができるのを知っていますか? バーベキューソースやスイートチリソースなど、世界の調味料とかまぼことのマッチングにトライ。実際に試食した感想とともにイチオシの調味料を紹介します。
11月15日はかまぼこの日。世界の調味料×かまぼこで味の冒険
Pictures courtesy of Suzuhiro Kamaboko Co.,Ltd.
4月4日はあんぱんの日。7月11日はラーメンの日。10月1日と31日は日本茶の日。日本には食べ物にちなんだ記念日がたくさんあります。では、11月15日は?
魚をすり身にして蒸したり焼いたりしてつくる日本の食べ物、かまぼこの日です。魚のプリッとした弾力が、世界でも類がないおいしさです。
文献にはじめてかまぼこが登場したのは平安時代の1115年。貴族の祝宴の膳にかまぼこが出されたと記載されています。そのため1115年にちなんで、11月15日をかまぼこの日と呼ぶようになりました。
普通は醤油やわさびをつけて刺身のように食べるかまぼこですが、魚のもつ本来の味わいや食感を生かしてつくられているため、じつはいろんな味付けで楽しめるのです。
今回、多様なバックグラウンドをもつMATCHAスタッフから「かまぼこと合わせたらおいしそう!」という世界の調味料を募集。社内で実際に試食を行い、かまぼことの味の冒険を楽しみました!
食べきりサイズが嬉しい!鈴廣かまぼこの小田原っ子
今回試食に用いたのは、創業150年以上の歴史をもつ「鈴廣かまぼこ」の「小田原っ子」。
"小さな本物"をコンセプトに、新鮮な白身魚と天然由来の調味料を使って作られています。保存料や化学調味料、無添加だから健康に気をつけている人や子どもも安心していただけますよ。
145グラムの食べきりサイズで、冷蔵庫にひとつあるとおかずやおつまみに重宝します!
小田原っ子の購入は「鈴廣かまぼこ公式オンラインショップ」から!
タイの「シーフードソース」「スイートチリソース」「プリックナンプラー」
タイの調味料。左側のビンからシーフードソース、シラーチャーマヨ(試食では除外)、ナンプラー、スイートチリソース。
かまぼこに合わせたい調味料を募ると、タイ出身のスタッフから真っ先に挙がったのが、"タイ最強のソース"との呼び声の高いシーフードソース。
青唐辛子やパクチーの風味が絶妙で、タイでは揚げた魚や蒸し海老にあわせます。魚が素材のかまぼことのマッチングもよさそうです。
次はスイートチリソース。世界で人気のソースで、タイでは主にチキンにつけて食べます。とろりと甘いソースは大人も子どもも食べやすい味。
この日タイ出身のスタッフが「かまぼこに合うかも?」と、手作りのプリックナンプラーをもってきてくれました。プリックとは唐辛子のことで、ナンプラーの旨味と唐辛子のピリリとした辛さが食欲をそそります。
さて、タイの調味料とかまぼことの相性は?
まずはシーフードソースから。
「シーフードソースでかまぼこはさっぱり風味に。とてもおいしい」「爽やかな香りで、魚が苦手な人もかまぼこを食べやすくなるかも!」「パクチーのクセがあるので、苦手な人もいそう」
という声が。スイートチリソースについては、
「おいしい!万人受けしそう」「かまぼこがまるでエビチリみたい。味の変化が楽しめる」「かまぼこがタイ料理風になっておいしい!」など。
プリックナンプラーは、
「醤油よりも合う。かまぼこの旨味が引き立つ!」また、「辛いけれどおいしい。辛いもの好きな人には特にオススメ」
という意見が出ました。
皆口々においしいと回答。タイの調味料とかまぼこの相性は抜群のようです。「3つのソースはどれもかまぼこに合っている。ビールのおつまみレシピに加えたい!」という声も。タイの調味料とかまぼことのマリアージュ、ぜひお試しください。
台湾の「紅蔥醬」「醤油膏」
台湾の調味料。左側のビンから醤油膏、紅蔥醬。
台湾出身のスタッフが推薦してくれたのは、醤油膏(ジャンヨウガオ)と紅蔥醬(ホンツォンジャン)。
別名、"とろみ台湾しょうゆ"と呼ばれる醤油膏は日本の醤油よりやや甘めで、蛋餅(ダンビン、卵巻き)や蒸し野菜、餃子などさまざまな料理との相性抜群。かまぼこにもきっと合いそうです。
日本では見慣れない調味料・紅蔥醬ですが、台湾では焼きビーフン、ワンタンスープ、餃子のタレなどに幅広く用いられているスター調味料。赤ネギ(エシャロット)をじっくり炒めた香ばしい風味が特徴です。
手始めに日本の醤油と見た目が近い醤油膏に手を伸ばすスタッフたち。
「醤油みたいで食べやすい!」「ソース自体がトロッとしていて、かまぼこによく絡むのもいい」「ちょっと味が濃いかな……でも、おいしい!」
と、概ね好評の様子。では紅蔥醬は?
「タレが香ばしくてかまぼこによく合う。油淋鶏(ユーリンチー)みたい。かまぼこが主役のおかずになるね!」「かまぼこより、肉料理の餃子に合いそう」「ご飯がほしくなってきた。このソースでかまぼこ丼を作りたい」
などなど。台湾の調味料はとくに日本人スタッフに好評でした。かまぼこが台湾屋台料理風になって、こちらの組み合わせもオススメですよ!
欧米から「バーベキューソース」「ミントソース」
欧米の調味料。左側のビンからハワイアンバーベキューソース(試食では除外)、ミントソース、バーベキューソース、ミントジェリー(試食では除外)。
アメリカ出身のスタッフが推薦してくれたのはバーベキューソース。豚肉や牛肉のマリネ、焼いた肉にかけて使うのが一般的ですが、果たしてかまぼことの相性は?
日本人編集者のイチオシは、海外滞在中に見つけたミントソース。イギリスなどでラム肉のトッピングに使うソースで、ミントのさわやかな香りがします。
まずはバーベキューソースから。
「ソース自体はおいしいけれど、かまぼこと一緒になるとおいしさが打ち消しあう」「最初はおいしいと感じたけれど、たしかにかまぼこの旨味が感じられない」とスタッフたち。
次はミントソース。歯磨き粉のような強烈なミントの香りにたじろぐ一同。おそるおそる手を伸ばします。
「かまぼことの相性は微妙。深緑の見た目も食欲をそそられない」「意外とイケる! 食べてみると紫蘇のような風味でかまぼこに合う!」「正直合うとは言い難い」など賛否両論です。
試食中、ひとりのスタッフがオーストラリアの発酵食品「ベジマイト」をもってきました。"世界一マズいジャム"の異名をもつ調味料だそうですが……
一同「ベジマイトの味が強すぎて、かまぼこのよさが消えてしまっている!」
欧米の調味料とかまぼこの組み合わせは、好き嫌いが分かれる結果に。しかし、ベジマイトとのマッチングはオススメできない、という点でスタッフの意見は一致しました。
社員のイチオシは?
試食に参加したスタッフは計8名。「一番おいしいと感じたのは?」(※)という質問をすると以下のような結果に。
※ベジマイトは除外
1位:醤油膏 (4/8票)
2位:スイートチリソース (3/8票) |
「アジア系のソースはかまぼこと相性がいい」「かまぼこ自体がおいしいので、塩味より辛味や酸味のあるアジアの調味料がかまぼに合う」といった声が。
対して「一番オススメできないのは?」の回答は、欧米の調味料が上位を独占。
1位:バーベキューソース (4/8票)
2位:ミントソース (3/8票) |
スタッフからは「せっかくのかまぼこのおいしさが、個性の強い欧米のソースで弱まってしまう」「バーベキューソースもミントソースもやっぱり肉料理に合わせたい」など。
調味料を組み合わせるときは、インパクトの強いものは避け、かまぼこの風味が引き立つ脇役を選ぶのが正解です。
11月15日にかまぼこを食べよう!
今回の味の冒険で、かまぼこは多彩な味わい方ができることがわかりました。紹介したもの以外にも、おいしいマリアージュが楽しめる調味料があるはず。
11月15日のかまぼこの日、ぜひ、お好みの調味料でかまぼこを味わってみてください。おかずやおつまみの定番になる味が見つかるかもしれませんよ!
かまぼこの購入は「鈴廣かまぼこ公式オンラインショップ」から!
Photos by Monami I
Sponsored by 鈴廣かまぼこ