【山形】シャッター音が止まらない!見た目も可愛い「フルーツ王国」の絶品スイーツ店3選
東北地方にある山形県では、さくらんぼやぶどうなど多くの果物を生産しており、「フルーツ王国」とも言われています。新鮮なフルーツを使って、プリンやタルトなどのスイーツを販売するお店もたくさん。どこで何を食べたらいいか迷ってしまうことでしょう。今回は筆者のオススメを紹介します!
「フルーツ王国」山形県でおいしいスイーツを食べよう!
山形県の特徴といえば、豊富な種類のフルーツ! 国内屈指の生産量を誇っていることから、山形県は「フルーツ王国」とも呼ばれています。日本で人気のさくらんぼ・佐藤錦、庄内柿なども山形県が発祥の地です。
また地域のお店では、旬のフルーツを多く使いさまざまなスイーツを開発してきました。フルーツはもちろん山形県産。おいしさに加え、新鮮さも魅力です。
今回は、ジャンルの異なる3つのお店を紹介します。絶品スイーツを見つけましょう!
1.見た目も味も忘れがたい、フルーツの老舗「キヨカ」
米沢市にある「キヨカ」は、2F建ての大型フルーツショップです。山形県産の果物だけでなく、日本各地、そして海外の果物も多く取り扱っています。
昭和の雰囲気が漂う店内には、広々とした席が設けられていました。お客さんはここで、新鮮な果物を使ったスイーツが楽しめます。
メニューの中でもっとも目を引いたのは、10種類の果物を使った「フルーツパフェ」(税込1,760円)。そして季節限定の「秋のパフェ」(税込1,430円)です。特に秋のパフェは、さまざまな種類の大粒のぶどう、食べ進めると出合う栗のジェラートに驚きの連続! 栗本来の自然な甘みがおいしさを引き立てていました。
パフェに使われる果物は、鮮度をしっかりと保つため注文が入ってからカットします。人気のお店でもあるので、休日には注文から1時間近く待つこともあるそうです。
パフェに使用されている「ジェラート」(シングル税込400円、ダブル税込508円)も、お店で作る自信作です。店内にあるケースにはジェラートが一列に整って並んでおり、選ぶのに迷ってしまいますよ。
キヨカは、東北地方に初めてジェラートを導入したお店としても知られているそうです。口に入れた瞬間の溶けていく感覚や、食べると広がる濃厚な味わいは、きっと忘れられないでしょう。
キヨカのメインの客層は、女性グループと家族連れ。しかし取材時には、おいしそうにパフェを食べるスイーツ男子もいました。日本の人気俳優・田中圭さんも番組のロケで訪れ、放送終了後に多くのファンが足を運んだそうです。
パフェとアイスの味も季節ごとに変化するので、地元のお客さんのリピート率も高め。スイーツに目がない人たちでも、どの味を食べても納得いくことでしょう。
2.ひとくち、またひとくち食べたくなる「山形プリン」
「山形プリン」は、山形県で初めてのプリン専門店です。2018年までは「菓子工房KOYO」の人気商品のひとつとして販売されていました。ちなみに菓子工房KOYOは、44年連続で「プロが選ぶ旅館百選TOP10」に選ばれた老舗の「古窯(こよう)」傘下にある菓子店です。
あまりにもプリンが人気だったことから、菓子工房KOYOはプリン専門店へとリニューアル。店名を「山形プリン」に変更しました。
山形プリンで使用しているやまべ牛乳と紅花卵は、山形県内で生産されたものを使用。旬のフルーツを使って作る限定プリンも販売しています。「フルーツ王国」山形県らしい商品ですね。
特筆すべきは1日15食限定の「山形生プリン」(税込880円)です。その賞味期限はなんと10分!牛乳プリンをベースに用いており、そこに生卵の紅花卵と、キャラメルを乗せていただきます。
食べるときは別皿に入っている生卵を自分でプリンにかけるスタイルです。たまごをきれいな位置に落とせるか、緊張してしまうかもしれません。チャンスは一度きり。勇気を出して卵をかけてみましょう!
卵黄は濃厚な味わいの中に少し甘みがあり、素朴な牛乳プリンとほろ苦い甘さのキャラメルシロップとマッチします。
ガラス瓶に入った種類豊富なプリンは、コンパクトで手みやげにもぴったりです。「プレーン」(税込418円)と少し苦味のある「大人のワインプリン ルージュ」(税込473円)は通年の定番商品。一方「シャインマスカットプリン」(税込495円)など、そのほかのフルーツプリンは季節ごとに限定販売しています。
果物が盛られたプリンは、見た目も可愛くさらに食べ応えも抜群。ひとくちごと、しっかりと果物の食感が感じられるので、フルーツ好きの心をつかんで離さないでしょう。
3.贅沢にフルーツが味わえる!創業100年以上の「青森屋」
開放的な雰囲気の「青森屋」には、鮮やかな旬の果物がきれいに店頭に並べられています。特に赤色の大きな看板は、遠くからでも見つけやすくお客さんを呼び寄せているかのようです。
1Fの前方部分では、果物とドライフルーツ、ジャムなどの加工品が主に販売されており、1F後方および2F部分はイートインスペースとなっています。
青森屋は、創業100年を超える老舗店。昔から多くの常連客をもつ人気のお店です。しかし、山形県内にありながらも、なぜ店名は「青森屋」なのでしょうか。
答えは初代社長が青森県出身だったことにあります。初代社長は青森のりんごを用いて、山形県の鶴岡市で開業しました。当時の気持ちを忘れないために、店名を「青森屋」と名付けたそうです。
2011年にはカフェが併設され、その場で食べられるようになりました。1Fのイートインスペースはアンティーク調、2Fは明るく純白の空間がロマンチックです。
傾斜した屋根の下に座ると、まるで屋根裏部屋にいるかのよう。しかし圧迫感はありません。大きなソファがある席に座りたい場合は、予約をしておきましょう。
訪れたらまず、看板商品のフルーツタルト「ミックスのタルト」(税込500円)を食べてみましょう。旬のフルーツを10種類以上も使っていて、ひとくち食べるごとにおいしいサプライズが楽しめます。
カスタードもこだわりのポイント。お店独自で作るカスタードで、果物のおいしさが引き立つ甘さに調整されています。そのためカスタードとフルーツの相性は抜群。男女関係なく愛されています。
ケーキの陳列ケースには5~6種類のタルトが常備されており、来店するたびに違う種類を選ぶことができるでしょう。
「フルーツサンド」(税込450円)にも多くの支持者がいます。パンには果物が贅沢に挟まれており、大きな口を開けて食べると、すぐに満足感が訪れます!
新鮮なスイーツをいただくなら山形県へ
山形県は気温差の激しい気候環境にあるため、しっかりした甘さの果物が育ちます。フルーツのよさをアピールすべく、多くのスイーツ店では食材の鮮度と消費者の満足感を重視して、おいしいスイーツを作っています。
スイーツ好き、フルーツ好きの方は山形県に来てみてください! 満足できること間違いなしです!
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Written by Kenko
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