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城好きならここに行けば間違い無し!日本の名城5選
日本には全国に城郭や城跡が残っています。とはいえ中には最近になって再建された城や、実際に見てみると意外に物足りない城もあります。美しさ、迫力、歴史などの点を踏まえ、訪日旅行者にオススメの日本の城を5つ、厳選して紹介します。
日本では歴史上、全国に大小25,000の城が造られてきたと言われており、現在でも各地に城郭や城跡が残されています。とはいえ中には最近になって再建された城や、実際に見てみると意外に物足りない城もあります。
そこで本記事では、訪日旅行者の方へ向けて観光にピッタリの日本の城を厳選して紹介します。歴史・迫力・美しさなどを基準に、「城好きならここに行けば間違いなし!」と自信を持ってオススメできる城ばかりです。
1.姫路城〜日本が誇る最初の世界遺産〜
姫路城は、1993年日本で最初に認定された世界文化遺産です。建設された当時の姿がほぼ完璧に残されている、非常に貴重な城だと言えるでしょう。
大規模な城郭と真っ白な外壁が有名で、白鷺城(しらさぎじょう)とも呼ばれます。2015年に修復作業を終えたばかりで、建設当時のような美しさを今も眺められます。
日本の城は長い戦乱の時代に進化しました。姫路城はそんな戦乱の時代が終わった直後にできた城です。そのため当時の城郭建築の技術が詰め込まれています。美しさだけでなく、要塞としての機能も日本最高峰だと言えます。
2.熊本城〜城作りの名人が作った攻めづらい名城〜
photo by Pixta
姫路城とは対照的に、真っ黒で引き締まった外観の熊本城。
熊本城を建てたのは、勇敢な武将(ぶしょう:侍のこと)として現代にまで名前が伝わる加藤清正です。加藤清正は城作りの名人としても有名で、全国各地に彼が建築に関わった城が残されています。そんな清正の最高傑作とも言えるのがこの熊本城なのです。
一番の見どころは石垣(いしがき)。石垣とは石を積み重ねて作った壁のことで、戦争の際、城を敵から守ります。清正の作る石垣は非常に頑丈で、またとても攻めにくいと言われています。
ぜひ実際に足を運び、日本の名城をその目でご覧ください。
3.二条城〜将軍が愛した京都の邸宅〜
photo by Pixta
二条城は京都市内中心部にあります。その立地から京都観光のコースにも組み込みやすく、訪れるのに適した城だと言えます。大きな塔などはなく、その姿は城というよりも大きな屋敷のようです。
それもそのはず、もともとは江戸(えど:東京の旧称)にいた将軍が京都に来た際の、宿泊の場として使用されていました。
城内には貴重な壁画や日本庭園もあるため、日本の伝統文化を存分に楽しめます。
4.竹田城〜幻想的な天空の城〜
photo by Pixta
兵庫県にある竹田城には、ここまでに紹介した城とは違い、立派な建物や塔はありません。
あるのは石垣とその周囲に生えた木々や草だけ。城というよりは遺跡のようなスポットです。だからこそ他の城では味わえない、幻想的で神秘的な雰囲気を体験できます。
竹田城はファンの間で「天空の城」とも呼ばれています。上の写真をご覧ください。眼下に雲が漂い、まるで空に浮かんでいるようには見えませんか? 竹田城は高い山の上にあるため、このような景色を眺めることができるのです。
5.首里城〜真っ赤な色合いが独特な南国の城〜
photo by Pixta
首里城は南国沖縄に建っています。沖縄はかつて琉球(りゅうきゅう)と呼ばれ、その他の日本の地域とはひと味違う、独自の文化を築き上げました。
首里城にはそんな琉球文化が結集しています。建物の作りも日本の城というよりは、中国の城のような威容です。鮮やかな赤色の外壁も日本の他の城には見られません。
首里城を訪れ、ここでしか味わえない南国気分を味わいましょう。
行ってみたい城はありましたか? 日本にはほとんどすべての地域に城郭や城跡が残っています。メジャーな城を見学して「城の見方」がわかったあとは、マイナーな城を探して行ってみましょう。
MATCHAで最高の仕事をしている編集・プロデューサーです。