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スキーと温泉!長野「野沢温泉街」で"日本の冬"を満喫【2023-24年版】
スキーと温泉、2つのアミューズメントを1カ所で楽しめる、長野県「野沢温泉」。美しいゲレンデの風景と、無料で入れる温泉施設の様子を、Googleのストリートビューでご覧ください。
100%天然雪! 野沢温泉スキー場
みなさんは、日本の国土の7割が山間部だということを知っていますか? そのため日本には、スキーやスノーボードを楽しめる雪山が全国に多く存在します。
今回は数ある日本のスキー場の中でも、とくにオススメな長野県の「野沢温泉スキー場」をご紹介します。
Googleのストリートビューを通して、現地の景色やゲレンデの様子を楽しんでみて下さい。
「野沢温泉スキー場」は、長野県下高井郡野沢温泉村に位置するスキー場であり、野沢温泉の温泉街や村が一体となってスキーリゾートを作り上げてきたことで有名です。
約40のゲレンデ数を誇り、今では子どもから大人まで幅広く楽しめるコースやイベントが盛りだくさんとなっています。
また、野沢温泉村が一体となっているだけあって、シーズン中は村内からスキー場までの道のりを、毎日無料シャトルバスが運行しているので、自家用車を使えない訪日旅行者の方にとってもアクセスは良好です。
では、実際にスキー場を覗いてみましょう。
日影ゲレンデ
野沢温泉スキー場のメインゲレンデである日影ゲレンデです。野沢温泉街から簡単にアクセスすることができるため、多くのお客さんでにぎわいます。
600メートルの滑走距離の中にスキースクール本校、スキーセンター、託児所、キッズパークなど各種施設が充実しており、家族連れのお客さんからとくに人気を集めています。
画面にカーソルを合わせ、クリック&ドラッグしてみてください。実際にゲレンデを滑っているように、景色が変化します。
正面にリフトが見えます。画面右方向へ進んでいくと、林の中を滑る「クマタカコース」へと入っていきます。
標高が高くなるにつれて難しいコースが多くなり、1000メートル付近には野沢温泉スキー場内最大斜度39°を誇る急斜面のコースもあります。腕に自信のある方は是非挑戦してみてください。
スキーの後は温泉に決まり
野沢温泉街にはその名の通り、数多くの温泉が立ち並んでいます。ゲレンデで心行くまで滑った後は、温かい温泉で体を芯まで温めましょう。
野沢温泉の温泉街には、「外湯(そとゆ)」と呼ばれる天然温泉100%の共同浴場が13ヵ所点在しています。ゲレンデで楽しんだ後はこれらを回る「外湯めぐり」が定番となっています。今回は外湯をいくつかご紹介していきます。
建物をクリックすると、温泉の中の様子を見ることができます。
1.大湯
野沢温泉のシンボルともいわれているのがこの「大湯」です。胃腸病・リウマチ・婦人病、中風などに効果的です。
現在の建物は、1994年に新築されたものですが、温泉街の中心にあるその外観は昔から変わっておらず、古い日本の趣を現在に伝えています。
2.麻釜の湯
野沢温泉村の麻釜通りにあり、天然記念物である麻釜(おがま)から湯を引いた共同浴場です。糖尿病・リウマチ・中風・神経痛などによく効くと言われています。
3.中尾の湯
野沢で一番広い共同浴場で、趣溢れる木造建築です。皮膚病・リュウマチ・婦人病・鉛・水銀中毒によく効くと言われています。
「あつ湯」と「ぬる湯」の2つの温度の温泉を楽しむことができますが、「ぬる湯」でも入るのに勇気が必要なほど熱いという噂があります。温泉街から少し離れたところに位置していますが、その規模から根強い人気を誇っている外湯です。
終わりに
スキーと温泉、2つのアミューズメントを楽しめる野沢温泉街は、まだ訪日観光客の方にあまり知られていない穴場の観光地です。日本人観光客に混ざって、ぜひ"日本の冬"を体験してみてください!
※本記事は2015年12月9日に公開した記事をリライトしました。
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