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東大に隠れる隅研吾建築。ミシュラン料理人が手がける和カフェ「廚 菓子 くろぎ」(移転)
海外でも高い評価を受ける日本人建築家・隈研吾氏。東京大学の教授としても活動する氏が、東京大学キャンパス内のカフェをデザインしていることをご存知ですか?隈研吾氏デザインの和カフェ「廚 菓子 くろぎ」を紹介します。
海外でも高い評価を受ける日本人建築家・隈研吾氏。東京大学の教授としても活動する氏が、東京大学キャンパス内のカフェをデザインしていることをご存知ですか? それが「廚菓子 くろぎ」。ミシュランで星を獲得している和食料理人・黒木純氏がメニューをてがける和カフェです。
留学生の集まるキャンパスで、和菓子の魅力を世界に発信
お店の建っている場所には、もともと学術研究館用の建物がありました。
東大のキャンパス内に和風カフェを作る計画を黒木氏が耳にし、「世界各国から留学生と教授が集まる東京大学ならば、和菓子の魅力をもっと海外に発信できる」と考え参加を決めたそうです。
杉の木で包まれたぬくもりのある建物
建物は全体が杉の板で覆われており、やわらかい木の色が全体の雰囲気を落ち着かせています。周囲が緑で囲まれているため、杉の木のぬくもりと相まってまるで自然の中にいるよう。
特にテラス席はオススメです。天気のよい日は太陽の光がほどよく射し込み、森のなかで日向ぼっこをしているような気分になれます。冬期にはブランケットの貸出しを行ってくれるので寒さが苦手な人でも楽しめますよ。
お店の方によると、多くの人が建築を見るためにわざわざお店にやってくるそうです。その中には好奇心から店内に足を踏み入れる人もいれば、わざわざ海外から来るアジアの旅行グループもいるのだとか。