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【東京・六本木】和風カフェ「茶彩 絲」で本格的な和食と抹茶、会席料理を楽しもう!
東京・六本木にある「茶彩 絲」は和食と甘味を堪能したり、抹茶を自分で点てたりできるカフェレストラン。すぐそばに本格的な会席料理と日本酒が堪能できる「和菜 紬」も併設されています。にぎやかな街並みを一瞬離れて、この隠れ家で食事とお茶を堪能しませんか。
六本木の隠れ家! 和風カフェ「茶彩 絲」とは
Picture courtesy of 茶彩 絲(右下)
「茶彩 絲」は、にぎやかな東京・六本木の路地裏にある和食と甘味のお店。落ち着いた雰囲気の中、お手頃な値段で伝統的な日本料理や和菓子を堪能したり、自分で抹茶を点てたりできます。
「茶彩 絲」は、東京の喧騒から少しだけ休憩したいときに、和の雰囲気を味わいながらゆったりできる「隠れ屋」と言える場所です。この記事では、その特徴とメニュー、アクセス情報を紹介します。
「茶彩 絲」のイチオシ料理を楽しもう
― 美しい御膳と味わい深いお茶漬け
「茶彩 絲」は平日11:30~19:00に営業しています。名物は、さまざまな料理が楽しめる御膳定食と、ご飯に出汁をかけて食べるお茶漬け。お茶の文化に加えて、意外と食べる機会の少ないお茶漬けを、六本木の優雅な店舗で体験できます。
オーナーは京都にゆかりがあり、漬物や抹茶はすべて京都から取り寄せています。京都は野菜やお茶の産地として有名で、そのおかげで「茶彩 絲」の料理もユニークなものとなっています。
お昼の人気メニューの1つが、わっぱ御膳(税抜き1,100円)。旬の食材を使った料理や、卵焼き、海鮮、お肉、野菜が入っています。「わっぱ御膳」という名前は、わっぱ(楕円形)の弁当箱が使われていることに由来します。
日本では一般的に、お弁当は親や愛するパートナーが作ってくれるものです。弁当箱を使って提供されるこの御膳は、大切な人からの嬉しいサプライズのような気分にさせてくれるかもしれません。
Picture courtesy of 茶彩 絲
花籠御膳 (税抜き2,500円)は美しく花で飾られた花籠のような入れ物に盛り付けられています。こちらは量も多く、料理の種類も豊富です。
花籠御膳は準備に時間がかかるので、日本語のできる友人から事前にお店に予約を入れてもらうとよいでしょう。
Picture courtesy of 茶彩 絲
もう1つのイチオシメニューは、鯛茶漬け御膳(税抜き1,600円)。日本のグルメである新鮮な鯛を使った数々の料理が並びます。丁寧に調理された魚は、抜群の味と歯ごたえで、魚好きの方にはたまらないでしょう。
おいしくご飯をいただこう ― 昔ながらのお茶漬けの作り方
これまで紹介した御膳には、すべてご飯が付いてきます。おかずや味噌汁と一緒に食べてもおいしいですが、出汁をかけてお茶漬けにすると、スープのような形でも楽しめます。
「茶彩 絲」ではご飯と味噌汁はお代わり自由ですので、健啖家の方にはぴったりです。
お茶漬けを作るには、まずワサビや漬物といった薬味(写真1)をご飯にのせます。色鮮やかな薬味(写真2)は細かくした揚げ餅・あられです。
薬味をのせた後は、好きなだけご飯に出汁をかけます。木製の匙を使って、通常のご飯とは異なる味わいや歯ごたえを楽しんでください。
抹茶を自分で点ててみよう!
「茶彩 絲」のユニークな点は、客自身がお茶の粉末とお湯を使って自ら抹茶を点てられることです。値段は820円(税抜き)で、抹茶を点てるのに必要な道具が茶菓とともに提供されます。
ここで使われる粉末のお茶は、京都府南部のお茶の産地として有名な宇治のものです。
抹茶を点てる際は、まずお湯を器に注ぎ、竹の茶せんを勢いよくジグザグに動かして粉末をかき混ぜてください。泡立った状態になれば出来上がり。想像以上に時間と体力を使いますよ!
「茶彩 絲」のおみやげコーナーでは、茶器とお茶の粉末、茶せんの入った手頃な価格の上質な抹茶セット(税抜き3,800円)が購入できます。
これは、大切な相手への贈り物にも最適ですし、自宅で抹茶を点てて楽しむのにも使えます。このセットに付いてくるお茶の粉末も、宇治産です。
スイーツも一緒に味わおう ―「茶彩 絲」のオススメ和菓子
メニューには、日本の伝統的なお菓子もあるので、食通も満足するでしょう。特に人気なのは自家製のわらび餅(※1、税抜き740円)。日本のお祭りで見られる金魚すくいを思わせる盛り付けで提供されます。伝統的な一品への、遊び心のあるアレンジですね。
※1:わらび餅……わらび粉から作られたお餅。
まず紅白のお餅を白い器に移しましょう。きな粉(大豆を炒って挽いた粉)をかけ、黒蜜を注いだら出来上がりです。食感は柔らかく、きな粉と黒蜜がよく合いますよ。
Picture courtesy of 茶彩 絲
日本らしいスイーツには、そばだんごパフェもあります。これは、代表的な和食であるそばの粉を使って作っただんごと、もち米の粉を使ったソース、みたらしのタレ、バニラアイスを絡めて食べる「茶彩 絲」のオリジナルパフェ。
寒い季節には、小豆あんの汁にお餅を入れたおしるこも人気がありますよ。
昔ながらの日本のおみやげ品
食事と甘味の後は、「茶彩 絲」のおみやげコーナーものぞいてみてください。吟味された人形や化粧品、緑茶、抹茶セットといった、贈り物やおみやげに相応しい品々がそろっています。
色鮮やかな小物入れなどもあります。どれをとっても、大切な相手へのプレゼントや思い出の品となるものばかりです。
おきあがりこぼしクーポン ― 伝統的な日本人形をもらおう
「茶彩 絲」のスタッフに下記のクーポンを提示すれば、無料でおきあがりこぼしを1個もらうことができます。これは倒れてもすぐに起き上がる日本の人形。
「茶彩 絲」には、ポケットに入るほど小さなサイズの、さまざまな和風キャラクターがいますよ。
本格的な会席料理と日本酒が堪能できる「和菜 紬」も併設
Picture courtesy of 和菜 紬
「茶彩 絲」は昼~夕方のみの営業ですが、落ち着いた雰囲気で思い出に残る夕食を楽しみたい方は「和菜 紬」を訪れてはいかがでしょうか。
こちらは同じビルの地下階にある、高級和食コースの会席料理を提供するレストラン。店内にはカウンター席6席とテーブル席4席が設けられており、洗練された和やかな雰囲気が漂います。
会席料理の値段は6,000円からで、料理人と相談して内容・金額を決められます。貸切りのみなのでご注意ください。
Picture courtesy of 和菜 紬
「和菜 紬」のもう1つの特徴は、飲み物の種類が豊富なこと。日本全国から取り寄せられた日本酒も楽しめます。お酒と繊細な料理が、忘れられない一夜を演出してくれるでしょう。
「茶彩 絲」と「和菜 紬」へのアクセス・営業時間
「茶彩 絲」は11:00~19:00の営業で、ランチは11:30~15:00です。「和菜 紬」は完全予約制で17:00~23:00の営業です。定休日は土曜、日曜、祝日なので、平日に行きましょう。
お店は六本木の閑静な住宅街の中にあり、東京メトロ南北線の六本木一丁目駅から徒歩6分ほどです。ここはショッピングやさまざまな娯楽が楽しめる六本木ヒルズに行くにも適した立地です。
六本木で風情あふれる食事を楽しもう
日本最大の都市にある「茶彩 絲」は、慌ただしい大都会の喧騒を離れて、ゆったりできる素敵な隠れ家。ユニークな料理や抹茶を点てる体験も、手頃な値段で楽しめます。
六本木を訪れる機会があれば、ぜひここで一息ついて、ゆったりした時間の流れを体験してみてください。
Written by Jasmine Ortlieb
Sponsored by Rokusaikyo Co., Ltd.
Born in 1959. Currently working as a freelance translator, after 21 years in various companies.