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浅草寺ガイド保存版。交通手段、見どころ、おみやげ、お祭りなどまとめ
浅草寺は、1300年以上の歴史を誇る寺院。赤い提灯のつりさげられた雷門が目印です。寺の前には日本一古い商店街の仲見世通りがあり、みやげ物店や和菓子店が並びます。都内各地から浅草寺への行き方、見どころ、イベント、ガイドツアーの情報をまとめました。
浅草寺の見どころ
浅草寺の本殿や仲見世通りの見どころを紹介します。
雷門(かみなりもん)
雷門にかかる大提灯は、浅草のシンボル的存在。高さは3.9m、直径は3.3m、重さはなんと約700kg。1971年から京都市下京区の高橋提燈という提灯屋が制作をし、約10年ごとに新調しています。
詳しくは「浅草の雷門の歴史と背景を知り、浅草観光をさらに楽しもう!」「今も昔も変わらない、浅草のシンボル「雷門」」の記事をご覧ください。
仲見世通り(なかみせどおり)
和菓子店が並ぶ仲見世通りでは、江戸時代の味を再現した「あづま」のきびだんごや浅草で最も古い人形焼きの「木村屋」、芋ようかんの「舟和」などのスイーツを味わってみましょう。近隣の雑貨店では、10,000円以下のお手頃価格の着物や浮世絵のコピーなども売られています。
詳しくは「日本最古の商店街、浅草寺・仲見世通りグルメ6選」「浅草みやげならココにお任せ!大賑わいの仲見世商店街」の記事をご覧ください。
常香炉(じょうこうろ)
本堂の前にある、お香を焚く香炉(こうろ)。「香炉の煙を体の悪いところにかけると治りが良くなる」いわれ、本殿の前でこの煙を浴びてから参拝するという人も多数。
詳しくは「体にかける煙? 浅草・浅草寺の気になる「煙」の秘密」の記事をご覧ください。
五重塔
境内で目を引くのが、赤い五重の塔。西暦942年に建てられたと言われ、一度、第二次世界大戦の空襲で一度焼失してしまいましたが、場所を改めて新設。元の場所には石碑が建っています。※五重塔は2017年9月まで工事中です。
詳しくは「浅草寺でひときわ目立つ、「五重塔」に行ってみよう」の記事をご覧ください。
境内
本堂にある金色の御宮殿(ごきゅうでん)は要チェック。これは、観世音菩薩を奉安する特別な部屋のようなもので、木の精巧な彫刻に金箔を施した、豪華絢爛なつくりをしています。
観世音菩薩以外の神様
浅草寺には本尊の観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)のほかに、さまざまな仏さまやお地蔵さまが祀られています。自分の病気の箇所と同じ場所をなでて、その手で自分の患部をなでると病が治るといわれる「なでぼとけ」や、雨をつかさどる九頭龍権現などの地蔵を探してみましょう。
詳しくは「あなたは何人見つけられますか? 浅草寺に祀られている神さま特集」の記事をご覧ください。
キャラクターの石像
浅草寺の境内には「珍しい石像」がいくつかあります。日本のマンガ『ゲゲゲの鬼太郎』に登場するキャラクター、鬼太郎(きたろう)、目玉おやじ、子泣きじじいといった妖怪(ようかい:日本古来のモンスター)やウルトラマンなど。気になる人は、浅草寺本堂から言問通りをつなぐ道を探してみましょう。
詳しくは「知る人ぞ知る、浅草寺の珍しい石像・銅像まとめ」の記事をご覧ください。
おみくじを引いてみよう
浅草寺には、1枚100円で自分の運を占えるおみくじがあります。浅草寺では、ほかの神社仏閣にくらべて凶(きょう:bad luck)が出やすいという噂があるにもかかわらず、おみくじを引く人は多数。「凶が出る確率が高い浅草寺で大吉を出してみたい」「本当に凶が出るのか知りたい」と思う好奇心いっぱいの人は、試してみてはいかが?
詳しくは「浅草・浅草寺では「おみくじ」を引くべき! その理由とは?」の記事をご覧ください。
浅草寺近くの見どころ:浅草神社
浅草寺のすぐそばに、浅草神社という神社があります。浅草寺は仏教の寺院。一方、浅草神社は神道の神社で、家庭の幸せ、交通事故の防止、商売の成功、病気の防止、健康の維持、試験の合格などさまざまな願いを叶えるための祈祷を行なっています。
詳しくは「浅草寺のすぐそば 浅草神社って一体なに?」の記事をご覧ください。
夜の浅草寺
2015年から浅草寺では、毎日、日没~午後11:00頃まで浅草寺本堂・五重塔・宝蔵門・雷門のライトアップを行っています。本殿の中でお参りをすることはできませんが、夜の浅草寺は昼間の混雑ぶりとはまた違う、静かで落ち着いた雰囲気。ゆっくりと境内を散策してみましょう。
詳しくは「ライトに照らし出される五重の塔は圧巻 夜の浅草寺散歩」「浅草寺でひときわ目立つ、「五重塔」に行ってみよう」の記事をご覧ください。