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【2024年開催】北国の熱い夏を体感! 青森ねぶた祭り〜日程・アクセスなど〜
青森ねぶた祭とは、日本の東北地方にある青森県の伝統的なおまつり。巨大な燈籠(ねぶた)が、青森市内の大通りを練り歩く豪壮なイベントです。青森ねぶた祭の概要・日程・楽しみ方などを紹介します。
青森ねぶた祭とは
picture courtesy of (公社)青森観光コンベンション協会
青森ねぶた祭とは、日本の東北地方にある青森県の伝統的なおまつり。冒頭の写真のような巨大な燈籠(ねぶた)が、青森市内の大通りを練り歩く豪壮なイベントです。
ねぶた祭は、七夕(※1)の夜に川や海に灯籠を流して無病息災を祈る灯籠流しが元になったといわれています。この行事が東北地方で「ねぶりながし」と呼ばれていたことから、今日、それが訛ってねぶたと呼ばれるようになったのだそう。
その後、1716年ごろの江戸時代中期には灯籠を持って人々が踊るまつりへと変化し、山車(だし:飾り付けられた引き車)も登場。江戸時代後期になると歌舞伎を題材にした、現在のような巨大な灯籠が登場し、まつりを盛り上げるようになりました。
そしてねぶた祭のもうひとつの特色が、「ハネト」と呼ばれる踊り子たちの大乱舞です。本記事では、青森ねぶたの開催情報と、訪日観光客が青森ねぶたを楽しむポイントをまとめました。
※1:七夕(たなばた)……毎年7月に行われる、季節の節目を祝う行事。
青森ねぶた祭の日程
© JNTO
2024年の青森ねぶた祭は、例年通り8月2日(火)~7日(日)で開催予定です。
詳しくは、公式HPをご確認ください。
例年の日程:8月2日〜8月7日
各日程で、開催内容が異なります。なお、8月1日には前夜祭がありますが、ねぶたの運行はありません。
8月2日、3日(19:10~21:00)は、地域の子どもたちが担ぐ小さめの「子どもねぶた」と大人たちが担ぐ「大型ねぶた」の運行。それぞれ15台ずつ、計30台のねぶたが登場します。
8月4日、5日、6日(19:10~21:00)は、大型ねぶた20台が登場。まつりがもっとも盛り上がる3日間です。
8月7日(13:00~15:00)は、20台の大型ねぶたが登場します。通常、夜間にしか見られないねぶたを昼間に見られるのはこの日だけ。同日、19:15~21:00ごろには、青森港でねぶたの海上運行と花火大会が行われます。ねぶたの海上運行とは、ねぶたを船に乗せて港内を周遊すること。花火も打ち上がり、海とねぶた、花火を同時に楽しめます。
青森ねぶた祭の会場と駅からの行き方
青森ねぶた祭の会場は、JR青森駅の東口を降りてすぐの新町通りとその周辺です。青森駅までのアクセスを紹介します。
東京から青森への行き方
東京駅から青森駅までは、まず新幹線はやぶさ・新函館北斗行に乗り、新青森駅まで行きます。新青森駅からJR奥羽本線・青森行に乗り換え、終点の青森駅で下車しましょう。
所要時間は約3時間30分、料金は17,670円です。なお、はやぶさには自由席がなく、繁忙期には料金が変わる場合があります。
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青森ねぶた祭の楽しみ方
青森ねぶた祭の楽しみ方です。
ねぶたを見比べよう
© JNTO
青森ねぶた祭の主役は、なんといっても豪華なねぶたです。ねぶたのモチーフは、歌舞伎、歴史、神話、伝説などを元にしたもの。
歌舞伎に登場する豪快な盗賊「自来也(じらいや)」や中国小説『西遊記』に登場する「孫悟空(そんごくう)」など、多彩なテーマのねぶたが1日に20〜30台も運行します。
毎年、違うねぶたが登場するのも青森ねぶた祭の魅力の1つ。まつりでは多種多様なねぶたを見比べてみましょう。
「ハネト」になってまつりに参加しよう
picture courtesy of (公社)青森観光コンベンション協会
青森ねぶた祭の見どころの1つが、ねぶたの周りで踊る「ハネト」たち。「ラッセーラー」という掛け声を上げながら飛び跳ねたり踊ったりする様子はとても楽しそうで、思わず一緒に踊りたくなってしまうかもしれません。
じつは、ハネトの衣装を着れば誰でも「ハネト」になってまつりに参加が可能。衣装は現地で4,000円ほどでレンタルできます。
まつり期間以外でねぶたが見られる場所
まつりが終わるとねぶたは解体されるのが通常ですが、「ねぶたの家ワ・ラッセ」では、大型ねぶたの実物が展示されています。このほかハネト体験やねぶた作り体験などさまざまなコーナーもあり、1年中青森ねぶた祭を体感できます。
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本記事は、2017年4月23日に公開された記事を2024年版にリライトしたものです。