【長野県】日本最古の5重6階の天守が残る松本城〜アクセス・見どころなど〜

日本最古の天守が残る松本城とは

松本城は、長野県松本市にあるお城。16世紀から18世紀にかけて築城されました。17世紀ころに建てられたと言われる天守(※1)は現存しており、いま日本に残る5重6階の天守のなかで最も古い天守とされています。天守は国宝に、城の一部は国の史跡に登録されています。

真っ白な城壁の姫路城とは異なり、松本城の城壁は全体的に黒色です。このことから、羽が真っ黒なカラス(Karasu=Crow)にちなんで、松本城は別名、烏城(からすじょう)とも呼ばれます。

松本城からは、日本アルプス(※2)が見渡せます。現地では、雄大な山々とお城を一度に写真に納めることも可能。松本城のアクセス・見どころ等をまとめました。

※1：天守……日本の城郭に建てられる最も高い建築物のこと。その城のシンボルとなる。

※2：日本アルプス……日本の中央部にある3つの山脈、飛騨山脈、木曽山脈、明石山脈の総称。

東京・大阪から松本城までの行き方

東京から松本までの行き方

松本市へは、JR特急スーパーあずさがオススメです。JR新宿駅から松本城があるJR松本駅まで所要時間は約2時間40分。自由席利用で片道6,380円です。

交通費をセーブしたいときは、路線バスを利用してみてください。高速バスターミナル「新宿バスタ」から毎日約20便以上、松本へ出発しています。所要時間は約3時間20分。料金は片道2,500円〜5,000円程度です。事前予約が必要ですが、コンビニでチケットを買うことができます。

高速バスのチケットの買い方について詳しくは「電車、新幹線、バス、高速バス、タクシーの使い方とチケットの買い方まとめ」の記事をご覧ください。

大阪から松本までの行き方

新大阪から新幹線で名古屋まで行き、そこから「特急ワイドビューしなの」に乗り換え、松本駅で下車。所要時間は約3時間、料金は自由席で片道9,820円です。

新幹線より安く行くなら路線バスもあります。大阪・新大阪発松本バスターミナルまで、所要時間は約6時間、料金は片道5,000円から6,500円程度。こちらもコンビニなどでチケットが買えます。

松本駅から松本城までの行き方

松本駅から松本城までは、徒歩15分。バスで行く場合は、松本駅の「松本駅お城口」バス停で松本周遊バス「タウンスニーカー」北コースに乗車し、「松本城・市役所前」で下車します。乗車時間はおよそ10分、料金は200円です。

松本城の基本情報

松本城の入場料は大人610円、小・中学生300円。小学生以下は無料です。チケットを購入すると松本市立博物館にも入館できます。

松本城の営業時間は、通常8：30～17：00まで。最終入城は16：30です。

2017年の8月6日～16日の夏季は8：00～18：00(最終入城は17：30)
と、営業時間が長くなります。
定休日は、12月29日～31日です。