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【長崎県】天守閣から眺める景色が魅力!「平戸城」のオススメポイント
日本最古の西洋貿易港を持つ街として栄えた港町、長崎県平戸市。ここには「日本の100名城」のひとつに選ばれた「平戸城」があります。今回は、平戸城の見どころとその周辺スポットについてご紹介いたします。
平戸城とは
写真提供:公益財団法人 平戸市振興公社
平戸城は、九州地方・長崎県の平戸島にあるお城で、江戸時代にこの土地を治めた松浦氏の居城として建設されました。完成したのは1718年のこと。しかし1873年に一度廃城されており、現在の建物は1962年に平戸市により復元されたものです。
ちなみに、城の建てられた亀岡という地名にちなみ、「亀岡城」と呼ばれることもあります。
平戸城の見どころ
写真提供:公益財団法人 平戸市振興公社
小高い山に立てられた天守閣から見える景色が、平戸城一番の見どころ。三方を海に囲まれており、海の向こうの黒子島(くろこじま)の原生林や平戸大橋を眺望できます。また平戸市内も一望できます。
また、天守閣の中は博物館のようになっているので、平戸城の歴史についても堪能できます。
平戸城の基礎情報
入場料
大人510円、高校生300円、小中学生は200円。
営業時間
8:30~17:30まで。最終入場は17:00です。
休館日
12月30、31日が休館日ですが、臨時で休館することもあるので事前に確認しておくと安心です。
平戸城への行き方
海外の方が平戸城へ行くなら、福岡空港を使って来日するのがオススメ。国際線の発着が多く、長崎県にも近い空港です。
ここでは平戸城までのアクセスを3STEPに分けて説明します。
STEP1.福岡空港→博多駅→佐世保駅
福岡空港からターミナル駅の博多駅までは地下鉄で約5分。博多駅では特急みどり(佐世保行き)に乗り、まずは佐世保駅を目指してください。乗車時間は約2時間、運賃は自由席で3,360円です。
STEP2.佐世保駅→たびら平戸口駅
佐世保駅からは松浦鉄道「たびら平戸口」行きに乗り、たびら平戸口駅へ。乗車時間は約1時間半、運賃は1,340円です。
STEP3.たびら平戸口駅→平戸城
たびら平戸口駅で「西肥バス」平戸桟橋ゆきバスに乗車して、「猶興館バス停」か「市役所前バス停」で下車すれば、徒歩10分程度で平戸城へ到着します。
なお、東京から博多へのアクセス方法は、「東京から福岡までの行き方を時間や料金で徹底比較!」の記事をご覧ください。
平戸城の季節のイベント
写真提供:公益財団法人 平戸市振興公社
亀岡公園には、約1,000本の桜が植えられており、毎年3月下旬になると見頃を迎え大勢の観光客で賑わいます。また、公園内には10~1月頃に一度咲き、春にもう一度開花する桜もあるとのこと。季節外れの冬の桜を見に行くのも、いいかもしれません。
MATCHA編集者兼フリーライター。東京生まれ東京育ち東京在住。これまで渡航した国は30か国以上、住んだ県は4県。日本旅行はもうすぐ全都道府県を制覇!「読んだからこそわかるその土地の魅力」が伝えられることを目指して記事を作っています。森とお寺とラクダが好きです。