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日本最古の西洋貿易港を持つ街として栄えた港町、長崎県平戸市。ここには「日本の100名城」のひとつに選ばれた「平戸城」があります。今回は、平戸城の見どころとその周辺スポットについてご紹介いたします。
写真提供:公益財団法人 平戸市振興公社
平戸城と同じ亀岡公園の敷地内にある亀岡神社は、松浦氏を祀った神社で、国の登録有形文化財です。ここでは毎年、10月24日から10月27日の3日間「平戸おくんち」という秋の大祭が開かれます。なかでも24個の舞が奉納される「大大神楽」は、笛、太鼓を主旋律に、荘重な舞が行われます。
写真提供:公益財団法人 平戸市振興公社
亀岡公園の中には、イヌマキと呼ばれる針葉樹の並木道があります。大きいもので樹齢400年以上、幹まわりが3m以上にもなる大木で、長崎県指定の天然記念物に指定されています。
平戸城が建てられたころに植えられたと考えられ、平戸の町を見つめてきた木々として市民に愛されています。
写真提供:公益財団法人 平戸市振興公社
幸橋は、平戸城と城下町を結ぶ手段として建てられた橋。オランダの石造り建築技術が活かされていることから、オランダ橋とも呼ばれています。国の重要文化財にも指定され、定番観光スポットとなっています。
他にも、教会と神社が一度に見えるスポットなど、街歩きも魅力的です。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
※移動時間や交通費の情報は各施設の公式サイトからの情報に基づいて掲載しています。2017年5月現在の情報です。変更になる場合がありますのでご了承ください。
MATCHA編集者兼フリーライター。東京生まれ東京育ち東京在住。これまで渡航した国は30か国以上、住んだ県は4県。日本旅行はもうすぐ全都道府県を制覇!「読んだからこそわかるその土地の魅力」が伝えられることを目指して記事を作っています。森とお寺とラクダが好きです。