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【京都】日本で最高位の格式をもつ禅寺、南禅寺~アクセス・イベントなど〜
京都市左京区にある南禅寺は、京都にある禅宗の寺院の中でも最高位の格式を持つ寺院です。重厚感のある建築が素晴らしいだけでなく、枯山水などの庭園も美しい南禅寺へのアクセス、オススメスポット、イベントなどをご紹介します。
南禅寺とは
南禅寺(なんぜんじ)は、京都市左京区にある臨済宗の寺院です。臨済宗とは、中国の禅僧、臨済(りんざい)を開祖とする日本の禅宗のひとつ。庭園が美しいことでも有名で、枯山水の庭園やモミジの紅葉が目を引く日本庭園があります。
南禅寺は、1291年に亀山法皇(かめやまほうおう)によって開かれました。法皇とは、天皇の位を退いたのち仏門に入った人物のこと。南禅寺は、天皇や上皇の命令で建てられた最初の禅寺であることから、日本のすべての禅寺のなかでもっとも高い格式をもちます。
南禅寺の基礎情報やアクセス、見どころを紹介します。
南禅寺の基礎情報
拝観時間は、夏季の3月1日か11月30日までは8:40~17:00、冬季の12月1日から2月末日までは8:40~16:30です。12月28日から31日までは一般の拝観は受け付けていませんので、ご注意ください。
境内自体は拝観料無料ですが、境内の以下の場所へのアクセスはそれぞれ拝観料が必要です。
南禅院:大人300円、高校生250円、小中学生150円
三門:大人500円、高校生400円、小中学生300円
方丈庭園:大人500円、高校生400円、小中学生300円
南禅寺への行き方
東京からの行き方
東京駅からJR東海道新幹線に乗って、京都駅まで行きます。京都駅まではのぞみで約2時間15分、料金は自由席で13,080円です。
京都駅からは、京都市バスが便利です。京都市バス5号系統で南禅寺永観堂(なんぜんじえいかんどう)までか、100号系統で東天王町(ひがしてんのうちょう)まで約34分、料金は230円です。南禅寺まではいずれのバス停からも徒歩約10分です。
地下鉄をご利用の場合、地下鉄烏丸線で烏丸御池(からすまおいけ)駅まで約6分、そこで地下鉄東西線に乗り換えて、蹴上(けあげ)駅まで約7分です。そこから南禅寺まで徒歩約10分です。
大阪からの行き方
梅田駅からは阪急電車で河原町駅まで約43分で、料金は400円です。
四条川原町から京都市バス5号系統、32号系統、203号系統で東天王町もしくは南禅寺永観堂(5号系統のみ)まで約16分、料金は230円です。また京都岡崎ループ(バス)も南禅寺・疎水記念館・動物園東門前までご利用いただけます。
奈良生まれの旅好きライター。日本の魅力を世界の人々に伝えていきたいです。