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VRアトラクションが人気!京都の町家「NINJA VR KYOTO」で忍者体験
地下鉄東山駅から徒歩3分のところにあるVRアトラクション施設「NINJA VR KYOTO」を紹介します。最新のVRで臨場感たっぷりの忍者修行体験ができ、子どもから大人まで家族みんなで楽しめるのが特徴です。あなたも本物の忍者になりきってみませんか?
写真提供:NINJA VR KYOTO
みなさんは「忍者」をご存知でしょうか? 忍者とは、10世紀〜18世紀の日本で「忍術」を学び、実際に使っていた人たちのことをいいます。
現在、日本ではレジャーとして忍者体験施設があり、海外の方にも人気です。施設の多くは衣装を着て写真を撮ったり、修行体験を行うのですが、本日ご紹介する「NINJA VR KYOTO」では、VRを使ったリアルで迫力満点の戦闘体験ができます!
そのおもしろさから、トリップアドバイザーの「京都市の娯楽施設」カテゴリーで1位の評価を得ています(2018年2月時点)。それでは、実際に「NINJA VR KYOTO」へ行ってみましょう!
5つのアトラクションをクリアしてあなたも忍者に!
「NINJA VR KYOTO」には、5種類のアトラクションが用意されています。すべてセットで5,500円(税込)。体験時間の目安は、大人1名あたり30分程度です。
精神統一するための忍者の呪法「1.九字護身法」
写真提供:NINJA VR KYOTO
まずはじめに「九字護身法(くじごしんぼう)」と呼ばれる、精神を統一するための呪法を唱えます。これにより忍者としての心得も身に着けられるのだとか。
「九字護身法」を唱えたあとは、実践に備えた基本動作へと進んでいきます。
「2.手裏剣投げ」と「3.吹き矢」の修行体験
こちらの写真は、忍者の戦闘道具のひとつである「手裏剣(※1)」。
用意された的へ向けて手裏剣を投げるのは想像よりも難しいですが、スタッフの方が丁寧に投げ方を教えてくれます。また、壁には英語の説明書きもあるので、日本語が苦手な海外の方でも安心して楽しむことができるでしょう。
手裏剣とは別に、「吹き矢」のアトラクションもあります。吹き矢とは、小さな矢が入った長い筒に息を吹きかけ、敵をめがけて矢を飛ばす武器です。
上の写真下部の2体の忍者の左胸にある赤や緑の風船を狙うのですが、筆者は2発目で命中させることができました。風船が割れた瞬間は爽快な気分になりますので、みなさんもぜひ挑戦してみてくださいね。
※1:手裏剣(しゅりけん)……手に持って敵に投げつける、小さい剣。
修行の結果を実践!「4.刀VR」と「5.手裏剣VR」体験
写真提供:NINJA VR KYOTO
これらの基本動作を習得したあとは、いよいよVRを装着! ここでは、次々と向かってくる敵を刀で倒す「刀VR」と、目の前に飛んでくる手裏剣をかわし手甲(※2)ではじく「手裏剣VR」の2種類のアトラクションを楽しめます。
※2:手甲(てっこう)……防具の一種。手の甲や手首、腕を覆うようにして装着する。
どちらも初級・中級・上級の「忍者レベル」を表す「下忍・中忍・上忍」の3段階のレベルに分かれています。筆者は今回、チャレンジもかねて「中忍」を選択しました。
目の前まで迫ってくる敵を斬り倒したり、手裏剣を腕の防具やジャンプでかわしたりと大迫力の内容。「刀VR」は何とかクリアすることができましたが、「手裏剣VR」は残念ながらゲームオーバー。
真剣に取り組むと、次の日は筋肉痛になってしまうほど体を動かすので、夢中になってチャレンジできますよ。
写真提供:NINJA VR KYOTO
通常のアトラクションは大人でも夢中になれるくらいの運動量となっています。12歳以下のお子さま専用のVRアトラクションもありますので、家族で行ってもみんなで楽しく過ごすことができますね。
「NINJA VR KYOTO」へのアクセス
「NINJA VR KYOTO」は、地下鉄東山駅の2番出口を出てすぐ左の古川町商店街にあります。
アーケードの下には、昔ながらの八百屋、金物屋、鶏肉屋や魚屋、そして、クラフトビール店やわたがし専門店などが軒を連ねており、日ごろから地元の方や観光客で賑わっています。
写真提供:NINJA VR KYOTO
歩くことおよそ3分、こちらの建物の2Fにあるのが「NINJA VR KYOTO」です。
京都の町家で、これまでにない忍者体験を
写真提供:NINJA VR KYOTO
昔ながらの町家を改装した施設内は、すべて写真撮影が可能となっています。自分でカスタムすることのできる、NINJA VR KYOTOオリジナルの忍者衣装を着てフォトジェニックな記念写真も撮れますよ。
忍者好きのあなたも、VRアトラクションを体験してみたいあなたも、京都の風情ある商店街の真ん中で、本物の忍者になりきってみませんか?
取材協力:NINJA VR KYOTO
Kyoto / Kameoka 「遠くて近い」を探りながら、肌で感じる面白さを綴っていきたいです。