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札幌で海鮮を食べるなら!アクセス抜群「二条市場」へ行こう
札幌市中心部にある二条市場。札幌市の中でも人気の観光スポットです。絶品の海鮮料理が食べられる市場のオススメ店から、市場の楽しみ方まで、二条市場の魅力をたっぷりとご紹介します。
さまざまな楽しみ方ができる二条市場
北海道札幌市にある「二条市場」。国内外からたくさんの観光客が訪れ、連日たくさんの人で賑わう市場です。鮮魚店や青果店があるのはもちろん、おみやげ店や飲食店などもあり、さまざまな楽しみ方ができるのも二条市場の魅力の1つです。
しかし、二条市場がどんなところなのかわからなければ、初めて行く人は不安ですよね。そこで今回は、新鮮な海産物の買い方から絶品海鮮丼を味わえるオススメ店まで、二条市場の魅力をお伝えします。
札幌市民の台所
二条市場は100年以上の歴史を持ち、当時は札幌市民の台所として親しまれていたそうです。鮭やカニ、ホタテなどの北海道を代表する海産物のほか果物や野菜などの農作物までそろう、札幌市民には欠かせない市場だったのです。
現在の二条市場には、数十年間変わらずに営業している店舗のほか、オープンしたばかりの店や、周辺には居酒屋や個性的な飲食店も増えてきています。新鮮な海産物を食べられるのはもちろん、おみやげ選びにも最適な人気観光スポットとなっています。
二条市場を歩いてみよう
二条市場に行ったら、まずは市場の中を散策してみましょう。カニやホタテなどの北海道を代表する海産物や、見たこともない魚、乾物や干物のような日本ならではの加工食品など、新たな発見があるかもしれません。
もしも気になるものがあった時は、「これは何ですか?」などと店の人に聞いてみましょう。親切に教えてくれますし、もしかしたら試食ができるかもしれません。何か気になることがあったらどんどん話しかけてみるのも二条市場を楽しむためのポイントです。
二条市場に来たら立ち寄りたいオススメ人気店
二条市場には、新鮮な魚をその場で食べられる飲食店もたくさんあります。市場を歩いてみて気になる店があったら思い切って入ってみましょう。ここでは絶品の海鮮料理が食べられるオススメの店を紹介します。
1.寿司処けいらん
二条市場東側の入り口すぐに店を構える「寿司処けいらん」。新鮮な海鮮丼や寿司が自慢の店です。連日観光客で賑わっていて、訪日観光客からも人気。
メニューには英語表記があり、台湾出身のスタッフもいるので中国語にも対応可能。日本語が苦手な人でも安心です。
店内にはテーブル席とカウンター席があり、奥側のカウンター席に座れば、目の前でスタッフが調理している様子を見ることができます。
「せっかく市場に来たのだから、ウニ、いくら、カニ、寿司……全部食べたい!」。そんな方にオススメのメニューが「寿司五膳(すしごぜん)」(税込3,200円)。ミニサイズの海鮮丼が3種類と寿司が3貫、さらにカニ汁まで付いています。
海鮮丼はホタテ丼といくら丼、さらにウニ丼の3種類。寿司はマグロにサーモン、カニの3貫。ミニサイズといっても1人で食べるには十分すぎるほどのボリュームで、お腹いっぱい海鮮丼と寿司が食べられます。
中でも店主自慢の一品が、自家製いくらのいくら丼。実はけいらんは、水産加工品や海鮮を販売する「近藤昇(こんどうのぼる)商店」が運営するお店。けいらんのいくらは、そんな水産加工のプロが自信を持って提供する一品なのです。
近藤昇商店とけいらんは同じ建物内にあり、けいらんへは左側の扉(写真)から入店します。「近藤昇商店」では干物などの水産加工品や、いくら丼で使われていた自家製のいくらも購入することができます。
けいらんで食事をした後は、こちらでおみやげを選んでみてはいかがでしょうか。
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2.小熊商店
海鮮丼のお店「小熊(おぐま)商店」は、2018年2月にオープンしたばかりの、二条市場の中ではもっとも新しい店です。カウンター7席のみの小さな店内は、昔ながらの日本のお寿司屋さんのよう。
カウンター席での、「日本の職人」との交流も楽しみの1つ。スタッフは英語が得意ではありませんが、日々勉強中。さらに色々な国のあいさつも勉強しているそうなのでどんどん話しかけてみましょう。メニューには英語表記と写真がついているので簡単に注文できます。
小熊商店のオススメは「海鮮北前舟盛り丼(かいせんきたまえふなもりどん)」(税込2,880円)。このメニューでは、海鮮丼を自分で作ることができるのです!
こちらは2人前でのオーダーなので、2人前の刺身とご飯2膳が提供されます(写真の刺身は2人前。実際はご飯がもう1つつきます)。
メニューの名にある「舟盛り」とは、船の形をした器に刺身などの海鮮を盛りつけるもので、江戸時代の頃からあるとも言われる伝統的な盛りつけ方法です。
そして舟盛りには国旗が立っていますが、実はたくさんの国の国旗が用意されており、スタッフに出身国を伝えると小さな国旗を立ててくれます。日本の伝統的な舟盛りに、自分の国の国旗を立てたらぜひ記念撮影も忘れずに。
小熊商店では、新鮮でおいしい海鮮を提供することはもちろん、海外からのお客さんに楽しんでもらえるサービスを提供できるようにとさまざまな工夫をしています。
例えば、食事を注文した人がSNSで小熊商店をシェアするとソフトクリームがもらえるというサービスも。今後はさらに新しいメニューやサービスも計画しているそうです。
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3.二条かに市場
北海道といえばカニが有名。そんな新鮮なカニを販売しているのが「二条かに市場」。毛ガニやタラバガニ、花咲(はなさき)ガニなど、季節によって旬のカニが店頭に並びます。
せっかくおいしい海鮮を食べたのなら、自分だけでなく、家族や友人にも新鮮な海鮮を食べてもらいたいですよね。二条かに市場では、新鮮なカニを持ち帰り用の箱に入れてしっかりと梱包してくれます。
箱の中には保冷剤も入れて鮮度を保つように工夫されているので安心。このように梱包すると、約2日は低温状態が保てるそうなので、帰国前に購入すれば帰宅まで十分に間に合うでしょう(※1)。
さらに日本で買い物をする際、クレジットカードが使えると便利ですよね。二条かに市場はクレジットカードが使えるほか、「WeChatPay」と「Alipay」にも対応しているので支払いもスムーズです。
※1……国によって持ち込みの規制・条件がある場合があるので、事前に確認してください。
しかし、中には「おみやげに持ち帰りたいけれど、日本語がわからないから不安」と思う人もいますよね。そんな人でも大丈夫。二条かに市場には英語が話せるスタッフがいるので、わからないことがあれば何でも聞いてみましょう。持ち帰りの方法だけでなく、食べ方やさばき方なども笑顔で教えてくれます。
また価格は時期や購入する量によって違うので、スタッフに聞いてみてください。交渉すれば、もしかしたら少し安くしてくれるかもしれませんよ。
またカニはおみやげだけでなく、店舗横のイートインスペースや、二条かに市場の向かいにある飲食店で食べることもできます。カニには刺身や焼く、茹でるなどさまざまな食べ方があるので、ぜひ店の方にオススメの食べ方を聞いてみてください。好みの食べ方を伝えると対応していただけますよ。
そしてカニを購入したら、記念撮影もしましょう。スタッフにお願いすれば、店頭に並んでいるたくさんのカニを前に写真を撮ってもらえます。
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二条市場への行き方
二条市場は札幌市中心部にあり、地下鉄大通駅から徒歩5分と簡単に行くことができます。
大通駅に着いて地上に出ると、人気観光スポットである「札幌テレビ塔」が見えます。テレビ塔に向かって歩き、通り過ぎたところに「創成川(そうせいがわ)」という川が流れています。この川に沿って300メートルほど南へ歩いて行けば、左手に二条市場が見えてきます。
二条市場の道路を挟んだ向かい側には、雑貨店などの店が集まる「狸小路商店街」、また二条市場を通り過ぎて川沿いをさらに歩いて行けば、札幌随一の繁華街「すすきの」エリアに着きます。
このように二条市場の周辺は札幌の人気観光スポットが密集している地域。札幌市中心部のホテルに宿泊していれば、ホテルから歩いて二条市場へ行くこともできます。二条市場には朝早くから営業しているお店もあるので、朝食を食べに市場へ行くのもオススメです。
新鮮な海の幸を食べたり、おみやげを選んだりなどさまざまな楽しみ方ができる二条市場に、ぜひ行ってみてください。
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取材協力:二条市場、寿司処けいらん、小熊商店、二条かに市場