「星のや竹富島」― 沖縄で島暮らしを楽しもう!
「星のや竹富島」は沖縄の竹富島(人口約350人)にあるリゾート施設で、伝統と自然が息づいている、閑静でありながら心躍る施設です。
休暇といえば、静かな美しいビーチで青い海を眺めながらゆったりと過ごすイメージがありませんか? 「星のや竹富島」に数日滞在すれば、そんな夢をかなえられます。
「星のや竹富島」は沖縄の八重山諸島に属する竹富島にあります。
竹富島は人口350人ほどの静かな島で、静かな場所がお好みの方には最適の旅行先といえるでしょう。
「星のや竹富島」へのアクセス
Picture courtesy of Hoshino Resorts
南ぬ島石垣空港までは飛行機、石垣港からはフェリーでの移動となります。静かで小さな竹富島までは、船で10分ほど。竹富港から「星のや竹富島」までは、シャトルバスが30分おきに運行しています。
チェックインの際には、ハーブティーと羊羹が振る舞われます。羊羹は沖縄で親しまれているハーブの一種、月桃の葉に包まれていますが、お茶にもこの成分が含まれています。月桃は落ち着いた香りと味で、健康にもよいとされています。
「星のや竹富島」へのアクセス情報に関しては公式HPをご確認ください。
「星のや竹富島」― 4番目の集落
Picture courtesy of Hoshino Resorts
「星のや竹富島」は竹富島の1つの集落として考え、建設され、宿泊客が島の人々の暮らしを体験しつつも高級ホテルの快適さも味わえるよう設計されています。ここは島内にある3つの集落の昔の姿を参考に島の人々と一緒につくりあげた、「竹富島の4番目の集落」なのです。
宿泊客は、島の住宅を思わせる琉球赤瓦と木質系の内装でデザインされた客室に滞在します。「星のや」は敷地を大きく変えることなく、周囲と調和することをモットーとしており、リゾートと言われなければ島の集落の1つと思われることでしょう。
Picture courtesy of Hoshino Resorts
大きな開口部は、沖縄の夏の風を客室内へ招き入れます。専用の前庭ではくつろぎながら日光浴を楽しんだり、星空を眺めることができます。
「星のや竹富島」の客室についてもっと詳しく知りたい方は、公式HPをご覧ください。
娯楽と休養――竹富島の伝統を体感する
「星のや竹富島」では、さまざまなアクティビティやワークショップを通して島の豊かな伝統に触れることができます。
ハーブティー作りと沖縄民謡
ラウンジは終日開放されており、のんびりと過ごすことができます。宿泊客は用意されている茶葉をブレンドして、自分だけのお茶を淹れることが可能です。
各々の茶葉の成分を説明しているパンフレットを読んで、ブレンドの開始。前述の月桃(スタッフの一押しの茶葉)も常備されています。
午後には毎日三線の生演奏があります。演者が歌詞の意味を説明してくれるので、お客さんも一緒に歌うことがしばしば。この頃にはもう、島の住人になった気分です。
地元の伝統工芸
午前中には、島に自生する植物から民具を作るワークショップが開催されます。スタッフからは素材の違いや、どの植物が原料となっているかという説明もあります。
木綿で作られる伝統的なミンサー織りにも挑戦できます。
ミンサーは女性から男性への想いを込めた贈りもの、と言われています。四角が5つ4つと組み合わされている柄は永遠の愛を表し、ムカデの足を連想させる柄は「足しげく自分のもとへ通ってほしい」という意味だそうです。
「星のや竹富島」が主催するワークショップに関しては、公式HPのアクティビティページをご覧ください。
食事――沖縄の島の料理を堪能する
沖縄には独自の食材がいくつもあり、「星のや竹富島」はそれらを活かした料理を提供しています。
朝食――地元料理で1日の始まり
Picture courtesy of Hoshino Resorts
和朝食の1つは、御三味(ウサンミ)と呼ばれる沖縄独特の重箱料理です。一口サイズの料理が並べられ、いろいろと沖縄の味を試してみたい方には最適です。
あるいはお粥と"ゆし豆腐"が楽しめる朝食を選ぶことも可能です。ゆし豆腐は沖縄で食べられている成形されていない豆腐で、大豆のしっかりした味が楽しめます。
お粥には海ぶどうやゴーヤ(苦瓜)といった沖縄の食材が添えられています。
夕食――琉球ヌーヴェル
Picture courtesy of Hoshino Resorts
「星のや竹富島」の夕食では、沖縄の食材や文化に新たな光をあてた料理が提供されます。フランス料理の技法で沖縄の食を引き立てたものです。料理の皿は、海を思わせる鮮やかな青。「星のや竹富島」ならではの心遣いが感じられます。
沖縄の郷土食である、豆腐を発酵させた"豆腐よう"を使ったソースをかけた肉汁たっぷりの地元牛やデザート、島で採れた果物のスープ……どれをとっても絶品ばかりです。
「星のや竹富島」が提供する食事と、そのコンセプトについては公式HPをご覧ください。
ラウンジ――カクテルとデザート
午後からはロビーのバーで"じーまみー豆腐"が振る舞われます。これは、落花生を使った沖縄の郷土料理です。普通の豆腐より歯ごたえがあり、豊かで柔らかな舌触りが楽しめます。
かすかな甘みもあり、デザートとおやつのどちらでもいけます。また、季節によって、提供されるデザートは異なります。
夜には自分で泡盛カクテルを作ることもできます。泡盛は沖縄の地酒で、インディカ米を発酵させて蒸留するお酒です。オンザロックでも、あるいはソーダで割って自家製のシロップを加えてもおいしくいただけます。
島を巡って地元の方々と交流
Picture courtesy of Hoshino Resorts
「星のや竹富島」はのどかな島に建てられています。公共交通機関もないので、実に静かです。とはいっても島を巡る方法はいくつか用意されています。
水牛車観光
竹富島は、水牛にひかれた車での観光が有名です。馭者の方は島の昔話を語ったり、民謡を歌ってくれます。
水牛は使役用の動物ではありますが、馭者の方々とは深い絆で結ばれています。優しく話しかけては褒めてあげ、気温が高くなれば水をかけてあげるのです。
レンタサイクル
もっと島を探検したい方は、「星のや竹富島」で自転車を借りてはいかがでしょうか。
自転車で移動すれば、ソーキそば(豚肉をのせたそば)やサーターアンダギー(沖縄の揚げ菓子)といった地元料理の店を見つけることもできます。琉球ガラス等の手作りの工芸品を扱っている店や、美しい砂浜もお見逃しなく。
竹富島散策
竹富島は面積が小さいものの、全体を踏破するのは容易ではありません。しかし、近くの集落へ足を伸ばして珍しい果物や野菜を眺め、人や動物に出会うのは楽しいものです。
島の静けさに驚かれる方もいるでしょう。聞こえるのは砂を踏みしめる音や、梢を渡る風の音だけ、といった瞬間も訪れます。
「星のや竹富島」が提供するアクティビティについては公式HPのアクティビティ欄をご覧ください。
どこまでも続く砂浜とエメラルドの海
Picture courtesy of Hoshino Resorts
沖縄を訪れたら、ビーチに行かないわけにはいきません。果てしない海をずっと眺めてもよし。ゆっくりと砂浜を散歩するのよし。いずれにせよ、竹富島のビーチをどうかお見逃しなく。
静かな島で充電のひととき
日々の生活に疲れを感じたら、静かな楽園に設けられた別荘で過ごしてみてはいかがでしょう。「星のや竹富島」では時間を遡って自然と静寂に包まれながら、豪華なリゾートの快適さを味わうことが可能です。
島に暮らす人たちとおしゃべりしてみれば、ここでは時間がゆっくりと流れていることに気づかれるでしょう。
星のや竹富島 公式HP:https://hoshinoya.com/taketomijima/
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Written by Chiara Mischke
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