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【2024開催】5秒で1,000発!「江戸川区花火大会」日程・最寄り駅・見どころをまとめて紹介
東京の花火大会で一番感動するという噂の「江戸川花火大会」の魅力とは?2024年の開催日程、最寄り駅などのアクセス、穴場鑑賞スポット情報などを徹底解説します。
夜空を彩る花火大会
7月の後半から8月にかけて、東京では毎週末に至るところで花火大会が開催されます。数ある花火大会の中でも筆者がオススメしたいのは「江戸川区花火大会」。
江戸川区花火大会は、毎年8月第1週の土曜日に東京の江戸川河川敷で開催される人気の花火大会です。
今まで見た中でもとくに、その美しさに圧倒されてしまいました。「炎天下の中で場所取りをしてでも、この花火大会だけは絶対見たい! これを見なければ夏を満喫できない!」と感じたほど。
今回は、江戸川区花火大会の日程・最寄り駅・見どころをまとめて紹介します。
まだ見たことがないという方、去年は見逃してしまったという方、また日本の花火に興味を持っている訪日観光客の方もぜひご覧ください。
目次
1.江戸川区花火大会とは
2.2024年の開催日程
3.アクセス
4.江戸川区花火大会の見どころ
5.穴場鑑賞スポット
6.花火大会当日の注意点
7.お役立ち情報
8.まとめ
2024年の開催日程
2024年の江戸川区花火大会は、開催が発表されました。
開催日:2024年8月24日(土) 19:15~20:20
場所:都立篠崎公園先 江戸川河川敷 Google Map
※詳細は公式HPをご確認ください。
例年の日時:8月第1週の土曜日
例年の打上数:約14,000発
例年の場所:東京都江戸川区上篠崎1-25 都立篠崎公園先 江戸川河川敷
アクセス
江戸川区花火大会会場への、主要なアクセス方法を以下にまとめました。
また、会場の最寄駅である「篠崎駅」、「小岩駅」はもっとも混雑が予想されます。混雑緩和のため、周辺駅の「江戸川駅」、「瑞江駅」の利用がオススメです。
都営新宿線「篠崎駅」
駅構内や駅出入口付近での待ち合わせは、通行の妨げとなり大変危険です。待ち合わせの際は、「北口前広場」を利用しましょう。
都営新宿線「船堀駅」
「船堀駅」から会場までは徒歩約15分で行くことができます。
京成線「京成江戸川駅」
「京成江戸川駅」から会場までは徒歩約15分で行くことができます。比較的近く、会場までのアクセスが便利です。
JR総武線「小岩駅」
JR「小岩駅」南口から会場までは徒歩約25分で行くことができます。会場までは誘導路(のぼり旗)が設置され、迷わずに行くことができます。
江戸川区花火大会の見どころ
鑑賞のしやすさ
花火は江戸川の河川敷で打ち上げられます。そのため川の両岸(東京側と千葉側)から、どちらからでも観覧することができます。
河川敷は広く土手の傾斜もあるため、花火を観るにはとても適した場所です。また、遮るものが少ないので花火全体を迫力満点で見ることができます。ただし、ベストポジションから見たい場合には午前中から場所取りが必要かもしれません。
河川敷では日差しを遮るものが何もないので、日差し・紫外線対策は万全で臨んでください。みなさん帽子などで暑い待機時間をしのいでいました。またすぐ近くに屋台やお店があるわけではないので、飲み物や食料などは持参するのがベストです。
テーマに沿って演出される花火
江戸川区花火大会は、開始5秒で行われる1,000発の打上げ花火が名物です。それはもう圧巻の一言なのですが、その後の演出も見逃せません。
8つのテーマに構成され、大小さまざまなサイズ・型・色の組み合わせ、そして花火の打ちあげるタイミング。すべてが1番きれいに見える形で、一連の打上げが行われているのを感じることができます。
3.繊細に計算された花火の「色」の組み合わせ
彩色の舞
江戸川の花火大会は繊細で鮮やかな花火の色の表現も魅力です。
ブルーで統一した花火や、パステルカラーの組み合わせ、青と黄色の2トーンなど、計算された花火の色合いを楽しむことができます。
4.絶妙の打上げタイミング
噴射口から噴水のように花火が噴き出ると、ひと呼吸おいて一段高い空に大輪の花火がドンっと打ちあがります。そして大きな花火の輪が消えた頃、色とりどりの小玉花火が空にちりばめられます。
花開いてからすぐに消え入るものもあれば、柳の木のように余韻を残すもの、キラキラまたたいて消えるもの、本当にいろいろな種類の花火があり、見ていて飽きることはありません。
花火は小気味よいテンポで打ち上がり、花開き、消えていきます。その次々と繰り出される光の連鎖に心が揺さぶられます。
穴場鑑賞スポット
混雑を避けつつ江戸川区花火大会を楽しむための穴場鑑賞スポットをいくつかをご紹介します。
新中川沿い
新中川沿いは花火を見るのに適した穴場鑑賞スポットです。人が少ないため、静かに花火を楽しめます。
アクセス:JR総武線小岩駅から徒歩約20分。
涼風橋
新中川にかかる「涼風橋」は。周辺に遮る高い建物がなく、花火がよく見える穴場スポットです。
アクセス:都営新宿線一之江駅から徒歩約8分。
市川市側
「市川市民納涼花火大会」も同時開催予定。江戸川区側より空いているので、ゆったり花火を鑑賞できます。
アクセス:JR総武線市川駅より徒歩約15分。
花火大会当日の注意点
花火大会当日の、覚えておくべき注意点を以下にまとめました。
トイレは早めに済ませましょう
会場周辺に仮設トイレは設置されていますが、たくさんの方が利用するため長蛇の列ができることが予想されます。また、観覧場所によってはトイレまで数分歩く場合も。ゆっくりと花火を楽しむためにトイレは花火が始まる前に行っておきましょう。
場所取りはマナーが必要!
打ち上げ場所から一番近い場所に有料の観覧席を設置し、チケットを販売する花火大会もあります。しかし、よい席は、かなり早い時期から事前購入しなければならないので、訪日観光客の方が手に入れるのは難しいかもしれません。
もちろん無料席でも十分楽しめます。ただし見晴らしのよいところは場所取りが必要になるので、最低限のマナーを守った行動を心がけましょう。
油性のスプレーやマジック、粘着テープでのマーキング、石などを置くといった場所取り危険です。
場所取りにも使えるレジャーシートやタオルなどを持参するとよいでしょう
人に迷惑をかける行為はやめましょう
花火で彩られた夏の夜空を見上げ、ついテンションが上がってしまうのもわかります。でも、あまりに大きな声を出したり、横はいりをしたり、人に迷惑をかけるような行為はしないように気をつけましょう。
ゴミは自分で片付けましょう
会場内に分別ボックスがありますが、見当たらないことも。そういう時は持ち帰りましょう。
時間には余裕をもって
花火大会が終わった後も大変混雑します。電車に乗るまでに時間がかかったり、電車も満員だったり、ときには遅れが出ることも。時間に余裕を持ってスケジュールを組むことをオススメします。無理に急いだりせず、安全のため最後まで秩序をちゃんと守りましょう。
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さいごに
開催年度によって富士山を描いた仕掛け花火や、かわいらしい動物たちが夜空に浮かび上がる花火などワクワクするような演出が盛り込まれています。
これまで40回以上にわたり開催されてきた「江戸川区花火大会」。実際に行ってみると、人の多さにびっくりするかもしれませんが、それでも毎年多くの人が足を運ぶほど魅力があるので、東京の花火大会で一番感動するという噂は本当かもしれませんね。
迫力ある大規模な花火大会なので、ぜひ、実際に現地に足を運んで目で、耳で、肌で感じてください。
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元記事執筆:かえで あやか
All pictures from PIXTA
※本記事は2015年8月31日に公開した記事を2024年版にリライトしたものです。