旅の準備はじめよう
日本の電車で知っておきたいこと「電車の乗り方」編
日本での移動手段としてもっとも有用な「電車」。今回は、切符やICカードの買い方、自動改札の通り方など、電車の乗り方について解説します。
日本には「JRグループ」や「私鉄」、「ローカル線」など多くの鉄道会社があります。
また、同様に鉄道車両の種類もさまざま。人や車と同じ路上を走る「路面電車」、少し離れた地域を結ぶ「普通電車(在来線とも言う)」、遠く離れた都市間を走る「新幹線」など、日本国内をくまなく走っています。
このように、日本人の生活の足である電車を使うと、日本での旅の範囲が大きく広がります。
本記事では、訪日観光客の方がより日本を楽しむことができるよう、いちばん基本的な「普通電車の乗り方」について、きっぷの買い方も併せて紹介します。
目次:「電車の乗り方」編
1.きっぷの買い方
2.電車の乗り方
3.そのほかのお役立ち情報
4.FAQ
1.きっぷの買い方
新幹線や特急電車などの特別な電車には「きっぷ」だけでは乗れませんが、この記事で紹介する普通電車に乗るときはきっぷがあれば大丈夫。
なお、きっぷは「乗車券」とも呼ばれます。
きっぷを買う
電車に乗るには、お金できっぷを買う方法と、先に作っておいたICカードを改札にかざす方法の2つがあります。税金処理の関係で、お金で買うときとICカードで買うときでは金額がほんの少し違います。
きっぷを券売機で買うときは、まず券売機のそばにある運賃表を見て、目的地までの運賃を確かめましょう。券売機にお金を入れ、目的地までの運賃のボタンを押しましょう。お釣りの取り忘れにはご注意ください。
ICカードを利用する場合
次に、ICカードで乗る場合は、先にICカードを作っておかなければいけません。ICカードの作り方は「Suicaの作成方法」の記事をご覧ください。
ICカードにお金をチャージしておけば、券売機に並ばなくてもすぐ電車に乗ることができ、乗換えのときも自動で精算しスムーズに改札を通過できます。また、バスや地下鉄でも使えるのでとても便利です。
なお、行き先は同じでも停車駅が少なく、早く目的地に着くことができる特急電車に乗るには、別途「特急券」が必要です。空席があれば当日でも駅の窓口か券売機で買うことができます。特急券は指定の電車にしか乗れないので、買うときに間違わないよう注意しましょう。
2.電車の乗り方
きっぷかICカードを用意したら、改札へ向かいましょう。
改札を通る
改札を通ってホームへ行きます。改札機は駅によって、きっぷ用、ICカード用、きっぷとICカード両方使えるものがあります。間違えないようにしましょう。
ICカードは、改札機のカードマーク部分にしっかりタッチして通り抜けます。きっぷの場合、きっぷを投入口に入れると、改札機を通って反対側にきっぷが出てきます。
電車を降りるときに必要なので、出てきたきっぷは忘れずに受け取って、降りるまでなくさないように持っていてください。
なお、電車を降りるときも同じようにICカードをかざします。きっぷの場合も同様ですが、降りる際にきっぷは戻ってこないので、その場で立ち止まらないように注意してください。
また、ICカードの金額が足りないなどなにか問題があると、改札機のエラー音が鳴り、入口が開かない為通り抜けられません。そんなときは焦らず、駅員がいる有人改札口へ行き、駅員の指示に従いましょう。機械の故障やきっぷの買い間違いもあるので、電車に乗るときは少し早めに行動すると安心です。
電車に乗る
さて、改札を通ったら、いよいよ電車に乗ってみるというところですが、日本の電車に乗車するときは日本独特のルールやマナーがあります。ぜひ知っておきたい乗車マナーを次の記事にまとめたので、続けて読んでみてください。
3.そのほかのお役立ち情報
MATCHAでは、日本の観光を楽しむ際に役立つ情報を、ほかの記事でも紹介しています。ぜひ、こちらもあわせてチェックしてみてください!
・コンビニで外貨から日本円へ両替する方法
・ホテルで使える簡単な日本語フレーズ
・外国人観光客向けの便利なWi-Fiサービス
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よくある質問
きっぷやICカードはどこで買えますか?
きっぷは駅の券売機で購入できます。ICカードは、多機能券売機、みどりの窓口などで購入が可能です。
電車の改札はどうやって通りますか?
改札機は駅によって、きっぷ用、ICカード用、きっぷとICカード両方使えるものがあります。 間違えないようにしましょう。
改札を出るとき、きっぷはどうする?
電車を降りるときは改札で切符は返却されません。
改札が通れない場合は?
駅員がいる有人改札口へ行き、駅員の指示に従いましょう。
※本記事は2018年2月9日に公開した記事を2024年版にリライトしたものです。
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