東京から奈良へのアクセス方法！ベストは電車？バス？新幹線？

奈良とは

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「奈良」は関西地方に位置する都市で、伝統的な日本の風景が残る街の1つとして知られています。京都よりも長い歴史を持つ古い都で、東大寺などの寺社を中心とした観光スポットが魅力です。

東京方面から奈良に向かう場合の交通手段はいくつかありますが、主に電車・バス・飛行機・車を利用するのが一般的でしょう。ただし奈良には新幹線の駅が無いので、新幹線を利用する場合は京都で在来線に乗り換える必要があります。

また、飛行機の場合も東京から奈良への直行便はないため、伊丹空港もしくは関西国際空港まで行き、電車やバスに乗り換える必要があるなど少し複雑です。

本記事では、訪日観光客向けのお得な周遊パス「JAPAN RAIL PASS」と「Kintetsu Rail Pass」の情報と併せて、東京方面から奈良へのアクセス方法についてわかりやすく紹介します。

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目次：

・新幹線で行く場合
・JR路線を乗り継いで行く場合
・バスで行く方法
・飛行機で行く方法
・運転好きの方にはレンタカー
・お得なフリーパス
・おわりに

東京から奈良へ新幹線で行く場合

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東京から奈良へ新幹線で向かう場合は、まず京都まで行き、在来線に乗り変えます。新幹線は早い順にのぞみ、ひかり、こだまの三種類があり、指定席と自由席も選ぶ必要があります。予算や旅のプランによって、最適なチケットを選択しましょう。

東京から京都まで新幹線の指定席を利用した場合、のぞみは14,370円(2時間10分)、ひかりは14,050円(2時間40分)、こだまは13,850円(3時間40分)です。

奈良駅にはJR奈良駅と近鉄奈良駅の2つがあり、京都からはそれぞれ、JR奈良線、近鉄京都線を利用します。目的地に応じて、どちらの駅で降りればよいのか事前に把握しておく必要がありますね。

京都駅からJR奈良駅までは720円(44分)、近鉄奈良駅までは760円(50分)です。スムーズに目的地へ向かいたい場合は、特急を使うほうがよいでしょう。特急を利用する場合は、乗車券と特急券520円(35分)の両方を購入する必要があります。

ただし、訪日観光客の方でJapan Rail Pass(JR Pass)を持っている場合、新幹線が乗り放題になるため、交通費を節約することができオススメです。なお、JR Passで乗れる新幹線は「ひかり」「こだま」のみで、「のぞみ」には乗車できませんので注意しましょう。

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東京から奈良へJR路線を乗り継いで行く場合

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東京から奈良までは、JR路線を乗り継いで行くことも出来ます。運賃は8,300円〜で、1日フリーパスの青春18切符を使えば、さらに割安な価格で奈良まで行けます。

青春18切符は全国のJR線が1日乗り降り自由になるチケットで、春・夏・冬の期間限定で販売されています。ただしこちらは5枚1組(12,050円)で販売されており、1枚のみの購入はできません。

1人旅の方は、滞在中に使い切れるかどうか検討してから購入することをオススメします。東京から奈良までJR路線を乗り継いで行く場合は、青春18切符の利用で、2,410円(8〜9時間)です。

東京から奈良へバスで行く方法

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東京からは奈良行きの高速バスも運行しています。新幹線に比べて時間はかかりますが、値段が安いのが特徴的です。

東京駅または新宿駅発など発着駅の違いや、バスの種類も席の列数や席の間隔などによって値段も変わってくるので、予算に応じて選んでみましょう。

新宿駅のバスタ新宿から奈良駅着のバスを利用する場合は、料金は4,000円〜8,000円ほど、所要時間は9時間前後です。なお、高速バスWILLERの場合、バスタ新宿から五條バスセンター降車の夜行バスが運行しています。

詳しくは、高速バスWILLERのHPなどで確認してください。

東京から奈良へ飛行機で行く方法

東京から飛行機で行く場合、奈良までの直行便がないので伊丹空港もしくは、関西国際空港を利用します。

羽田空港から伊丹空港までの料金は2023年4月現在、JALで28,460円〜、羽田空港から関西空港の料金は、ANAで26,210円〜、所要時間は約1時間ほどです。ほかの交通手段と比べ料金が割高ですが、各種割引などを利用すれば料金を抑えることができます。

一方で、LCC(格安航空会社)を利用する場合は、成田空港発の関西国際空港到着で、所要時間は約1時間30分です。LCCはフライトの時間や日にちによって料金が異なりますが、JALやANAと比べ低予算で行くことができるので、訪日観光客の方にもオススメです。

空港に到着したら、リムジンバスや電車などで奈良市内へ向かいます。空港から奈良市内までの所要時間は約2時間〜3時間を目安にしておくとよいでしょう。

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運転好きの方にはレンタカー

東京から奈良まで、高速道路を利用した場合、ETC割引を利用しても高速道路料金は約6,290円です。約450キロメートルを走る分のガソリン代も計算しなければなりません。

総額で見ると、ほかの交通手段より費用が安いとは言えず、移動時間もかかります。ただ、旅行日数に余裕があったり、キャンピングカーで友人と寄り道をしたりしながら奈良に行きたい、という方にはオススメです。

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伊丹空港や関西国際空港、奈良市内にも、ニッポンレンタカーの営業所は複数あります。飛行機や新幹線で福岡市に到着後、レンタカーを借りたいという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

お得なフリーパス

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さらに、訪日観光客の人向けに、交通各社がお得なフリーパスを提供しています。

JRが提供する「JAPAN RAIL PASS」は、JRの普通電車・特急・新幹線などが乗り放題になります。有効期間は、7日間、14日間、21日間の3種類。

また、JR以外の交通機関や一部の列車でも利用可能ですが、指定席や一部の区間などで利用条件に制限があります。詳しくは、公式HPをご確認ください。

このほか、関西地方を中心に走る近鉄特急線や快速線などがお得な価格で乗れる「Kintetsu Rail Pass」といったフリーパスもあります。

主な利用範囲は、奈良・京都・大阪・名古屋などの主要都市が中心です。有効期間は、1日〜5日間まで選択でき、期間中は何度でも利用することができます。

また、Kintetsu Rail Passを利用することで、近鉄特急「しまかぜ」「くろしお」や快速急行「アーバンライナー」など、一部の列車の指定席もお得に予約ができます。なお、こちらも主に観光客向けのパスなので利用条件などは公式HPで確認してください。

自分に合ったアクセス方法を選ぼう

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いかがでしたか？　日本の古都、奈良には日本の歴史ある街並みのなかに多くの観光スポットがあります。

東京から奈良までのアクセスで、もっとも便利なのは新幹線でしょう。Japan Rail PassやKintetsu Rail Pass使えば、交通費が大幅に削減でき快適に移動できます。スケジュールに余裕がある方は高速バスやレンタカーを選択肢の1つとして検討してみては？

各交通手段には、それぞれのメリットがあります。本記事を参考に東京からのアクセスを把握して、自分の旅のルートに応じて移動手段を決めましょう。奈良は京都や大阪まで電車で1時間以内でアクセスできるので、関西周遊を楽しんでみるのもいいですね！

本記事は2016年8月15日に公開した記事を2023年4月にリライトしました。