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日本の昔話『桃太郎』の舞台になった、香川県「女木島」のオススメスポット5選
日本の昔話『桃太郎』。犬、猿、キジを連れて、桃太郎が人々を苦しめる『鬼』を退治に「鬼ヶ島」へ向かいます。鬼ヶ島のモデルとなったのが、「女木島(めぎしま)」と呼ばれる島です。島には鬼にまつわるスポットがいくつもあり、桃太郎になった気分で島の散策を楽しむことができます。
「川で大きな桃を拾ってきたおばあさんが、家に帰って桃を割ると、中から男の子が生まれ…」という話から始まるのが、日本の昔話『桃太郎』。桃から生まれた『桃太郎』が、犬、猿、キジを連れて、人々を苦しめる『鬼(※1)』を退治に「鬼ヶ島」へ向かいます。
この「鬼ヶ島」のモデルとなったのが、四国地方、香川県高松市より約4キロメートル沖合に浮かぶ瀬戸内海の小島、「女木島(めぎしま)」。島のあちらこちらには鬼にまつわる場所がいくつもあり、『桃太郎』になった気分で島の散策を楽しむことができます。
今回はGoogleのストリートビューで、女木島のオススメスポットを5つ、紹介します。
※1:鬼……日本の妖怪のひとつ。人の形をし、頭につの、歯にきばがある。
1. 女木島の玄関口「高松市鬼ヶ島おにの館」
女木港フェリー発着場の近くに見える、赤を基調とした施設が「高松市鬼ヶ島おにの館」。こちらは船の乗客のために用意された待合室のほか、鬼の資料館「鬼の間」、食堂が用意されています。また、待合室のスペースでは、島内のサイクリングを楽しみたい方のために、自転車の貸し出しも行っています。
鬼ヶ島おにの館
電話:087-873-0728
住所:香川県高松市女木町15-22
HP:http://www.my-kagawa.jp/point/250/(香川県観光協会)
2.”美しくて安らげる”海水浴場
女木港のフェリー乗り場周辺のビーチは整備されており、日本の環境省から「快水浴場百選」に選ばれています。美しくて清らかであり、なおかつ安らげる水辺がポイント。また透明度の高い海と柔らかい白砂も魅力的です。
3.実際に鬼が住んでいた⁉ 「鬼ヶ島大洞窟」
女木港から「鬼ヶ島大洞窟」行きの連絡バスに乗り10分ほど進むと、実際に鬼が住んでいたと伝えられている「鬼ヶ島大洞窟」の入り口に到着します。
洞窟内は11のエリアによって構成されており、入り口から最も離れた場所に『鬼の大将(※2)』が住んでいたと言われる「鬼大将の部屋」もあります。
※2:大将……団体や一群のトップ。
また、入り口付近から望む瀬戸内海のパノラマは一見の価値あり。「鬼ヶ島大洞窟」の15メートル真上には、瀬戸内海を360°見渡せる「鷲ヶ峰大展望台」があり、瀬戸内海の島々が堪能できます。
鬼ヶ島大洞窟
電話:087-840-9055(鬼ヶ島観光協会)
住所:香川県高松市女木町2633
HP:http://www.my-kagawa.jp/point/251(香川県観光協会)
4.海の安全は鬼が見守る!「鬼ヶ島防波堤灯台」
灯台に見立てた金棒を持つ身長約2メートルの鬼が座って海を見ていることから、「おにの灯台」という別名でも親しまれている「鬼ヶ島防波堤灯台」。鬼が持つ金棒の先端には灯台が設置されており、女木島周辺を行き来する船を見守っています。ストリートビューでは、灯台付近の景色が楽しめます。
5.「モアイ像」や「カモメの大群」など、点在するアート作品
3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際映画祭」の開催地にも抜擢されている女木島。代表するアート作品と言えば、高さ3.9メートル、重さ10.8トンと、南米のイースター島の実物を再現した「モアイ像」。「高松市鬼ヶ島おにの館」北側に設置されており、女木島を訪れた観光客に親しまれています。
「モアイ像」手前の防波堤に沿って並べられた、約300羽の「カモメの大群」。鬼のイメージとは対照的な、可愛らしいデザインに癒されます。
まとめ
ところどころに存在する鬼のモニュメントや、数々のアートが魅力の女木島。高松港からフェリーで20分ほどなので、香川県に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※本記事はストリートビュー Media by LIFE STYLEの「桃太郎伝説の鬼ヶ島の意外な一面をストリートビューでチェック!」を加筆・修正・転載したものです。
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