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鉄板焼ステーキの元祖!!「みその」で憧れの神戸ビーフを食べよう!
世界的に有名な食事スタイルとなった「鉄板焼ステーキ」。その元祖と言われる神戸「みその」は、希少な神戸ビーフを求めて多くの訪日客が訪れるお店です。鉄板焼発祥の歴史や、美食の楽しみ、温かいもてなしや窓からの景色など、みそのの魅力を紹介します。
世界的に有名な食事スタイルとなった「鉄板焼ステーキ」の元祖と言われる「みその」は、神戸の繁華街・三宮に位置するビルの7Fと8Fにあります。
最寄駅の阪急神戸線三宮駅から北に2-3分ほど歩けば到着。さっそくエレベーターで8Fへとお邪魔してみましょう。
鉄板焼ステーキの元祖「みその」の歴史をたどる
「みその」が鉄板焼ステーキの元祖と言われるのはなぜでしょうか?
その答えは、開業当時のエピソードにさかのぼります。造船所で見つけた鉄板を使いお好み焼屋を始めた創業者藤岡重次氏(ふじおか しげじ 写真左)。進駐軍(※1)の兵士たちに、彼らの故郷米国の懐かしい味・牛肉のステーキを提供したところ、大変喜ばれたのが鉄板焼ステーキの始まりだそうです。
進駐軍……太平洋戦争直後に、日本に駐留していた米軍のこと
鉄板焼の魅力は日本各地へ、さらに世界へと伝わり今日に至ります。
そして、1995年1月に神戸を襲った阪神淡路大震災。みそのの神戸本店も大きな被害を受けました。ビルは全壊し、仮設店舗をオープンするまでに2年、さらに長いの月日をかけて現在のビルをオープンされたとのこと。震災の困難を乗り越えられたお話を伺い、伝統ある味とサービスを維持することの重みを感じました。
日本文化、特に絵画や工芸品が好き。福岡、京都、大阪、ベルギー、アメリカを経て現在は神戸在住。座右の銘は「住めば都」。