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鉄板焼ステーキの元祖!!「みその」で憧れの神戸ビーフを食べよう!
世界的に有名な食事スタイルとなった「鉄板焼ステーキ」。その元祖と言われる神戸「みその」は、希少な神戸ビーフを求めて多くの訪日客が訪れるお店です。鉄板焼発祥の歴史や、美食の楽しみ、温かいもてなしや窓からの景色など、みそのの魅力を紹介します。
本物の神戸ビーフとは?
日本には320種類以上の銘柄牛、いわゆる牛肉のブランドがありますが、その中でもトップクラスの評価を得ている兵庫県産「但馬牛(たじまぎゅう)」。その但馬牛の中でも、未経産牛・去勢牛であるといった厳しい基準をクリアしたものだけに与えられる称号が「神戸ビーフ・KOBE BEEF」です。
神戸ビーフは年間でも約5000頭ほどしか出荷されない貴重な牛。日本の牛肉消費流通量のわずか0.16%だとか。そうした希少価値は、ステーキのお値段にも反映されてきますが、かつて「来日時の某アメリカ大統領も所望された」と言われる神戸ビーフを本場神戸で味わう体験は、何ものにも代えがたいですね。
国の特定農産物にも登録されている神戸ビーフは、写真のような認証票により10桁の番号で管理されています。神戸ビーフの詳細はこちらのページをご覧ください。
ほっぺたも落ちる美味しさ!ランチコースをご紹介
では、代表的な「特選 神戸牛ランチ」コースをご紹介しましょう。焼き野菜5種とサラダからスタート。
次に神戸牛ロース肉のステーキ。焼き加減はお好みで(写真は2人前)。
風味づけには、カリカリになるまで炒めたニンニクも。苦手な場合や宗教上食べられない場合はお店の方に伝えてください。
焼き上がった神戸ビーフは、お肉とは思えないとろけるような美味しさです。
気になるお値段ですが、税込19,440円。神戸ビーフの部分がみその超特選和牛ロースになる「スペシャルランチ」は税込10,800円となります。
ステーキのコースには白いごはんとお味噌汁・お漬物も付いています。白いごはんとお肉はバツグンの組み合わせ。白いごはんのお代わりは自由ですから、たくさんお召しあがりください。
このあとデザートとコーヒーで締めくくりとなります。
シェフとの会話もごちそうの一部
作る人と食べる人の距離も鉄板焼の魅力のひとつ。みそののこだわりある食材や調理法について質問してみてください。
今回取材に応じてくださった安藤シェフから「ビーフがあまりにも柔らかいので、お豆腐では?と思われたお客様がおいででした」「タイのお客様が自家製の辛味調味料を持参なさったり」「マッサージやジャズを聴かせて肥育された但馬牛もいると聞いて『牛の方が僕より良い生活しているね』とおっしゃるお客様も」など、とてもユニークなエピソードを伺いました。シェフを含め、すべてのスタッフがお客様とのコミュニケーションを大切にされていることが「みその」の魅力です。
窓からの景色もお楽しみに!
みそのでは、大きな窓から神戸の繁華街の景色が楽しめます。遠くに神戸ポートタワーの姿も!
お店は生田(いくた)ロードという通りの角にあります。飲食店が立ち並び、夜遅くまで賑やかなエリアなので、夜の食事を楽しむときは...…。
街中の夜景を眺めながらのディナーはいかがでしょうか?
スタッフのみなさんからのメッセージ
今回の取材には、ハンガリーからの留学生Evelynさんにも同行していただきました。日本の文化や社会について研究中の彼女は日本語もペラペラ。初めて口にする神戸ビーフは「驚くほど柔らかくてほんとに美味しいです。また食べに来たいと思います」とのこと。
スタッフのみなさんからは「国内からも海外からも、たくさんのお客様に神戸ビーフの薫り立つ美味しさを体感していただきたいと思います。みそのでお待ちしております」とのメッセージをいただきました。みそのには、神戸本店のほか、各地にお店があります。そちらへもぜひお越しください。
希少なお肉だけに高価なお食事にはなりますが、「神戸ビーフを食べた!」という経験はきっとみなさんの旅を豊かに、そして忘れられないものにしてくれるでしょう。
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日本文化、特に絵画や工芸品が好き。福岡、京都、大阪、ベルギー、アメリカを経て現在は神戸在住。座右の銘は「住めば都」。