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アットホームな雰囲気が魅力!地元の人とお酒も飲める神戸のゲストハウス・Minato Hütte
神戸の各路線三宮駅から徒歩4、5分。アットホームでおしゃれなゲストハウス「Minato Hütte(ミナトヒュッテ)」をご紹介します。1Fのバーではおいしい国産クラフトビールや日本酒を飲みながら、地元の方との交流が楽しめます。
神戸の中心部にあるゲストハウス・Minato Hütte(ミナトヒュッテ)。各路線の三宮駅から徒歩4 ,5分のロケーションにあります。
山小屋を意味するドイツ語の「ヒュッテ」と、港湾を意味する日本語の「港(ミナト)」が一緒になった不思議な屋号。こちらは山好きの橋本健寿(はしもとけんじ)さんと海好きの奥様、裕紀(ゆうき)さん、オーナーお二人の個性を表しています。海と山の両方を楽しめる神戸らしい名前でもありますね。
泊まるだけじゃない!おいしいお酒や地元の人との交流が楽しめる
1Fのバーでは、国産のクラフトビールと日本酒を中心に、おいしいお酒が楽しめます。また宿泊客だけでなく、地元のお客様にも交流の場として人気のある場所です。
オーナー・健寿さんのオススメのクラフトビールは、奥の壁に見えるタップからサーブされます。
写真のビールは、裕紀さんの出身地島根県江津市の石見麦酒(いわみばくしゅ)の「ベリースパークリング」。地元産のイチゴを使ったフルーツスパークリングビールです。価格はSサイズが税込500円、Lサイズが税込700円。
ほかにも銘柄は数限りなく……ビールの品揃えは、日々変わります。次にどんなビールがやってくるのか、楽しみですね。
裕紀さんは、地元の皆さんから愛情を込めて「女将(おかみ)さん」と呼ばれています。女将さんとは、日本の旅館や料理屋などの女主人のことです。
バーには、日本酒に詳しい女将さんが選んだ各地の銘酒が25~30種並びます。この日は高知県の「文佳人」がラインナップに。日本酒は1杯税込500円〜900円です。
銘柄選びに困ったときは「こんな味のお酒が飲みたい!」と相談してみてください。女将さんがピックアップしてくれますよ。
日本酒やクラフトビール以外にも、ワインや神戸ハイボール、ウィスキー、テキーラ、泡盛、焼酎、各種カクテルなど、旅の夜を彩るお酒のメニューをお楽しみください。
客室へ向かう階段にもお楽しみがたくさん!
1Fの奥でチェックインを済ませてから、2Fと3Fのドミトリーへ向かいます。階段手前にはドライフラワーやカード。シンプルでナチュラルな雰囲気に、旅の疲れも忘れてしまいそうです。
階段横の壁には黒板塗装が施され、お客様からの「またきます!」というメッセージが残されていました。
日本の名峰・槍ヶ岳(やりがたけ)のチョークアートは、スタッフの方の作品。
山小屋をイメージした1Fに対して、2Fと3Fは海のイメージ。踊り場のすみっこに、さりげなくガラスの浮き球(ブイ)が置かれています。
階段ひとつをとっても、楽しみがたくさんあるゲストハウスです。
居心地よいドミトリーと共用施設
ブルーとグレーのカーテンが爽やかな男女共用ドミトリーは12床。1泊税込3,000円です。
女性用ドミトリーは8床あり1泊税込3,200円。女性専用の共用シャワーとトイレもあります。リネンのシーツはいつもパリッとしており、ふかふかの布団を包みます。シーツはスタッフが丁寧に交換されるそうです。
共用設備は、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、IHヒーターなどがあります。洗濯機は1回100円で利用可能です。
お風呂セットを借りて近くの銭湯へ行こう!
24時間利用可能な共用シャワーブースもありますが、すぐ近くに銭湯があるので、大きな湯船につかる体験はいかがでしょう?
貸し出し用の桶やタオル、シャンプー等お風呂セットがあり、レンタル料は、銭湯の入浴券も付いて税込500円。宿泊者以外でも借りることができます。
女将さんの細やかな心遣いがいたるところに!
数多あるゲストハウスでも、Minato Hütte(ミナトヒュッテ)ほどきめ細やかな心遣いに出逢える宿はそうありません。例えば、スマートフォンの振動がうるさくないようにと、枕元には振動音を吸収するスポンジマットが置いてあります。
女性用の無料アメニティは、ローションや乳液、オイルやクリーム、コットン、綿棒に至るまで、自宅から持ち込む必要がないほど充実しています。
室内用のスリッパや、外履き用のサンダルの準備もあります。女将さんの家に泊まりにきたような気分です。
開業の経緯と女将さんからのメッセージ
オーナーの優しさがあふれるこのゲストハウスは、国内外のゲストハウスを数多く訪ねたお二人の経験から生まれました。
「昔の日本を思い出させてくれるような、下町情緒豊かな場所に宿を作り、たくさんのお客様をお迎えしたい」
オーナー二人の思いを形にしたゲストハウス。実際に伺ってみると、単なる宿泊施設ではなく「親戚の家を訪ねたような。暖かさのある宿」だと感じました。
交流を兼ねて企画された徳島県の「阿波踊りツアー」では、当日着いたばかりのイタリア人の方も参加され、大盛り上がりだったそうですよ。
「観光だけでなく、住んでいるような気分で、神戸をゆっくり楽しんでください。地元の人とのお喋りや近くでの買い物、食事などもオススメです。
屋上ではBBQもできますし、今後山登りのツアーや氷瀑のツアーなど、様々なイベントも考えています。神戸は、京都や大阪、姫路や淡路島、高松へのアクセスも便利な場所。ぜひおいでください!」
女将さんより上記のメッセージをいただきました。神戸に来たらぜひ泊まって、女将さんや地元の皆さんとの交流を楽しんでみてください。
日本文化、特に絵画や工芸品が好き。福岡、京都、大阪、ベルギー、アメリカを経て現在は神戸在住。座右の銘は「住めば都」。