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思わず買いたくなる可愛い和雑貨がいっぱい！「のレン神楽坂店」へ行こう
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かつて花街として栄えた「神楽坂」。美しい街並みが残る神楽坂で見つけた雑貨屋「のレン神楽坂店」を紹介します。店内はまさに日本の面白さが詰まったワンダーランド！ 飾るだけではなく、楽しく使えるおみやげが見つかりますよ。
日本文化を海外目線で伝えていく雑貨屋「のレン」
京都、浅草など複数店舗を構える雑貨屋「のレン」。商店の店先に張る、日よけ布「暖簾(のれん)」に由来しており、「暖簾をくぐればそこはワンダーランド、日本文化の入口となるようなお店」という願いがこめられているそうです。
例えば、和小物をそのまま提供するのではなく、海外の文化にも適応しやすく改良し、役立つおみやげを提案するのが「のレン風」。それが人気の秘訣にもなっています。
今回紹介する「のレン神楽坂店」は、明治時代の日本の小説家、夏目漱石などの文豪(※1)に愛された、老舗文具店の跡地にオープンしました。
※1：文豪(ぶんごう)…優れた文学者、大作家。
思わず覗きたくなる「のレン神楽坂店」
店頭にある鮮やかな浮世絵壁画が目をひきます。通りがかりに興味を持って入店する方も多いそうです。
店の木製看板をよく見ると、日本を象徴する芸者、富士山、招き猫、神社の鳥居などが描かれていて、眺めるだけでも楽しめますよ。
店内入り口付近には、常時販売している定番商品に加え、季節の移ろいを愛でる二十四節気(※2)の棚が設置されています。
※2：二十四節気(にじゅうしせっき)……古代中国の暦を由来とする、季節区分の一種。「立春」「夏至」など1年を24等分する。
棚にはその時期の二十四節気が日本語と英語で紹介され、訪日観光客にも好評です。「季節の移ろいを愛でて贈る」ことをテーマに、季節を感じられる贈り物にぴったりの商品が並べられています。
新暦(※3)3月20日の「春分」の次にくる「清明」(新暦4月5日)、はすべてのものが春の訪れを大いに楽しむ頃。生命の芽吹きが感じられる小さな盆栽やお米、味噌などがありました。
日本では夏冬など季節の折に、日頃お世話になっている人へギフトを贈る文化があります。季節を感じられる贈り物を通して、日本の文化に触れてみてください。
※3：新暦……現在世界で一般的に使用されているグレゴリオ暦(太陽暦)のこと。日本では19世紀の途中まで、月の満ち欠けを基準とする太陰暦(=旧暦)を利用しており、それと区別するため生まれた呼称。
「のレン神楽坂店」で思わず買いたくなるおみやげ5選
店内は可愛い商品がいっぱいで目移りしてしまいます。その中でもとくにオススメのおみやげを5つ紹介します。
1.訪日観光客に一番人気！「着物ボトルウェア」
「着物ボトルウェア」をワインボトルに被せると、まるで日本人形のようなインテリアに変身します。かさばらないので、いくつか着物柄をまとめ買いしてボトルをお洒落に着飾ってみては？
写真左の白い着物柄(税込2,160円)は定番商品。写真右のゴージャスな赤い帯が特徴のボトルウェア(税込3,240円)は、とくに海外の方から大人気だそうです。
2. オリジナルバッグが作れる「風呂敷バッグ」
風呂敷とは、物を包んで持ち運ぶための、四角い布のこと。ですが風呂敷は「包む」だけではありません。少し工夫を凝らすと、ハンドバッグやショルダーバッグに変身します。
好みの柄と大きさを選び、ハンドと呼ばれる持ち手の部分の材質を決めたら金具をセットするだけ。簡単にバッグができあがります。
店内にある風呂敷サイズは、正方形の1辺が「70」「90」「104」センチメートルの3種類があります。バッグがいちごの形に似ていると人気の「いちごバッグ」(写真左)は「70」「90」センチメートルから選ぶと作れます。
風呂敷の値段はサイズにより異なり、2,000円～3,000円が多いです。
ハンドの材質は、写真左からプラスチック(税込540円)、竹(税込756円)、栃木レザー(税込3,800円)の3種類あり、材質によって値段が大きく変わります。栃木レザーは職人によるハンドメイドで、重い荷物でも持ちやすいことで人気があるそう。
バッグの作り方は、風呂敷のパッケージにイラスト入りの説明書きがあるので、見ながら簡単に作れます。お洒落な風呂敷バッグで、颯爽と街を歩いてみたいですね。ハンドがあれば、スカーフでも簡単にバッグが作れるそうですよ。
3.子どもに人気「ジャペンのレン クリッカーペン」
日本を代表するイメージとしてもよく使われるキャラクターが、「のレン」オリジナルのボールペンに。
男性キャラクターは侍、歌舞伎役者、力士など。女性は花魁、芸者、娘など(税込648円)。とっても可愛いので全種類を揃えてみたくなりますね。
4.職人さんの手織り「和紙のピアス(イヤリング)」
小さな折り紙から職人さんが丹念に織った折り鶴や扇子のピアス(イヤリング)は、税込1,296円。ひとつひとつ手作りです。写真右は箱に入ったギフト用で、税込1,620円。
5.セットで買いたい「御朱印帳」と「三つ折クリアファイル」
オリジナルデザインの「御朱印帳 レトロフラワー」(写真左：税込1,944円)や、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の名画が描かれた「三つ折クリアファイル」(写真右：税込324円)は寺社仏閣巡りをする人にオススメです。
御朱印帳とは、神社やお寺に参拝したことを証明するサイン(御朱印)を集めるためのサイン帳のようなものです。
「三つ折クリアファイル」は旅行中に新幹線や飛行機の乗車券、お寺や美術館のチケットをまとめるのにぴったりサイズ。いくつか種類があるので、好きな柄を選びにいってみてください。
「のレン神楽坂店」のアクセス
「のレン神楽坂店」は東京メトロ飯田橋駅からすぐ。B3出口に隣接し、神楽坂散策の中心「神楽坂通り」の出発点である「神楽坂下」に位置しています。
神楽坂はかつて花街(※4)として栄え、現在も路地裏にある石畳の小路には芸者さんの料亭があります。またフランス大使館が近くにあり、フランスと縁のある土地柄、洗練された美食の街として人気です。
「のレン神楽坂店」で買い物をしたあとは、人気の街を散策したり、食事を楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。
※4：花街(かがい、はなまち)……芸妓や舞妓が座敷でおもてなしするお茶屋などが集まっている地区。
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取材協力：のレン神楽坂店
かりんです。児童英語講師のかたわら訪日外国人のボランティアガイドもたまに。趣味はブログ、ヨガ、東京散策。
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