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江の島でやりたいこと7選 ~神社巡り、ご当地グルメ、絶景散策を楽しむ~
神奈川県南部、藤沢市にある江の島。鎌倉も近く都心から気軽に足を運べるので、週末には多くの人たちでにぎわっている観光地です。この記事では江の島のオススメの観光スポットやグルメなどを紹介しています。
見どころが詰まった観光地「江の島」
江の島とは、神奈川県南部、藤沢市にある小さな島。相模湾と富士山の景色が美しい、古くは江戸時代から続く人気の観光地です。
ゆっくり観光しても半日ほどでまわることができ、都心から気軽に足を運べるので、週末には多くの人たちでにぎわっています。島は小さな山のような地形になっているので、観光の際は歩きやすい服装で訪れるのがよいでしょう。
アクセスは、江ノ電の「江ノ島」駅もしくは湘南モノレール「湘南江の島」駅から徒歩20分程度。ほか、小田急線「片瀬江ノ島」駅からは、徒歩15分程度です。
ここでは江の島でやりたい7つのことを紹介します。
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1.江島神社巡り
「【神奈川県】見どころいっぱい! 神様が多く祀られる海辺の『江島神社』」より
江の島を巡るのに欠かせないのが「江島神社」。江の島をぐるりとまわるコースに点在している、辺津宮(へつのみや)、中津宮(なかつのみや)、奥津宮(おくつのみや)の、3つの社からなる神社です。
この3つの社に祀られているのは、航海の安全を司る三女神。
この三女神は、海の女神様「弁財天」としても信仰されています。弁財天は、幸福、財宝、芸道上達の功徳をもつ女神様です。辺津宮の「奉安殿」には、弁財天像が安置され、「江島弁財天」として古くから親しまれており、広島の厳島神社などとともに、日本三大弁財天ともいわれています。
それぞれの社までは10分くらいの距離があります。ゆっくり歩いてもよいですし、屋外エスカレーターの「江の島エスカー」を使用するとラクに移動できます。
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2.弁天仲見世通りで食べ歩き
Picture courtesy of (公社)藤沢市観光協会
駅から歩いて「江の島弁天橋」を渡り、江の島に到着するとまず見えるのが、青銅の鳥居。この鳥居の周辺や江島神社へと続く参道には、おみやげ屋がずらりと並んでおり、江の島ならではの食べ歩きグルメも楽しめます。
江の島の名物であるシラス(イワシの稚魚)がたっぷり入ったコロッケやイカ焼きなどの海の幸を使ったものをはじめ、お団子、ソフトクリーム、地ビールなど、思わず目移りしてしまうほど。
「あさひ本店」では、タコを丸焼きにしたたこせんべい(税込350円)が人気でよく行列ができています。 醤油と海鮮のとても香ばしい風味。素朴な味わいと、パリッとした食感はファンが多いのも納得です。
また、アイスとあんこをパリッとした皮で包んだ、井上総本舗の日本らしいスイーツ「アイス最中」もオススメ。アイスは、抹茶・バニラ・小倉の3種類のがあるのでお好みで楽しんで。
3.海や富士山の景色を満喫
江の島サムエル・コッキング苑、シーキャンドル
Picture courtesy of (公社)藤沢市観光協会
南国ムードあふれる植物園「江の島サムエル・コッキング苑」では、四季折々の花や植物を楽しめます。また、園内には江の島のシンボルの1つになっている展望台「シーキャンドル」が。こちらからは、海や富士山を望めます。
季節ごとにさまざまなイベントも開催され、中でもライトアップ期間は幻想的な雰囲気に包まれます。
江の島サムエル・コッキング苑、シーキャンドル
住所:神奈県藤沢市江の島2丁目3-28 Google Map
アクセス:各江の島駅から25分~30分
公式HP:https://enoshima-seacandle.com/
恋人の丘・龍恋の鐘
江の島に伝わる天女(天界に住む女神)と五頭龍(ごずりゅう:五つの頭をもった龍)の恋物語にちなんで作られたのが「恋人の丘」。
相模湾が目の前に広がる丘には、2人で鳴らすと永遠に愛が続くといわれる「龍恋の鐘」があります。周りにはフェンスが張られ、恋人たちが永遠の愛を誓い願い事や2人の名前を書いた「南京錠」がぎっしり。
南京錠は、恋人の丘入口近くのお店で買うことができます。恋人たちの幸せがつまったとってもロマンティックなスポットです。
恋人の丘・龍恋の鐘
住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目 Google Map
アクセス:各江の島駅から30分~40分
岩屋洞窟
「神奈川県『江の島』を訪れるなら、絶対行くべきスポット5選!」より
「岩屋洞窟」は長い年月をかけて波の浸食によってできた自然の洞窟です。奥行152メートルの第一岩屋と奥行56メートルの第二岩屋があります。かつて有名な将軍や僧侶たちも訪れたという言い伝えも残っています。
中に入ると、薄暗く、とても神秘的な雰囲気。ろうそくを借りて奥に進んでいきます。洞窟を抜けると、稚児ヶ淵(ちごがふち)という岩場にたどり着きます。
夕日や富士山の眺めがとても美しい風光明媚な場所で、神奈川景勝50選の1つにも選定されています。稚児ヶ淵へは岩屋洞窟を通らずにたどり着けるルートもありますよ。
岩屋洞窟
住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目 Google Map
アクセス:各江の島駅から30分~40分
公式HP:http://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshimaiwaya.html
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4.夏は海水浴やイベントも楽しめる
Picture courtesy of (公社)藤沢市観光協会
夏は周辺で海水浴を楽しめるのも江の島の魅力。江の島と目と鼻の先にあるのが、片瀬江の島海岸。シーズン中は多くの人たちで賑わいます。この海岸では、8月下旬と10月下旬に花火大会があり、特に秋の花火大会は珍しく、季節の風物詩となっています。
また、江ノ電の江の島駅から徒歩3分ほどの場所にある「龍口寺」では、8月上旬に「龍の口竹灯籠」を開催。境内には約5000個の竹でできたランプが並び、幻想的なお寺の景色が見られます。
片瀬江ノ島海岸
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目~3丁目 Google Map
アクセス:小田急電鉄「片瀬江ノ島」駅から徒歩分、江ノ島電鉄「江ノ島」駅・湘南モノレール「湘南江の島」駅より徒歩10分
龍口寺
住所:神奈川県藤沢市片瀬3-13-37 Google Map
アクセス:江ノ島電鉄「 江ノ島」駅・ 湘南モノレール 「湘南江の島」駅より徒歩3分、小田急電鉄「 片瀬江ノ島」駅下車 徒歩15分
公式HP:http://ryukoji.jp/01info.html
5.海の生き物にふれる「新江ノ島水族館」
Picture courtesy of 新江ノ島水族館
太平洋と、古くから豊かな海洋生物が生息する相模湾、そこに暮らす海の生物をテーマに、バラティエィ豊かな展示を行っているのが「新江ノ島水族館」です。カラフルな魚たち、ペンギン、アザラシ、イルカなど、海のアイドルたちを観察できるのはもちろん、ユニークな展示も魅力。
例えば、照明の演出とともに、クラゲの不思議な世界にたっぷり浸れる「クラゲファンタジーホール」。こちらは、クラゲの体内をイメージさせる半ドーム式の空間に大小13の水槽、そしてホール中央に球型水槽「クラゲプラネット~海月の惑星~」があり、常時14種のクラゲを展示しています。
相模湾の海を知ることができる「相模湾ゾーン」では、江の島の特産物、シラスの展示も。こちらは世界で初めての常設展示です。子どもだけでなく、大人も海の奥深い世界を楽しめる水族館です。
新江ノ島水族館
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1 Google Map
アクセス:小田急線電鉄「片瀬江ノ島」駅から徒歩3分、江ノ島電鉄「江ノ島」駅・湘南モノレール「湘南江の島」駅より徒歩約10分
公式HP:http://www.enosui.com/
6.海が見えるスパでリラックス
「海を望む絶景温泉。江の島の隠れた名所『江の島アイランドスパ』」より
「えのしまアイランドスパ」は、天然温泉につかることができるスパ。海を眺めながら温泉につかれるお風呂のほか、水着で入れるプールエリアが充実しています。
ジェットバスやジャグジー、洞窟をイメージしたエリアでは、プールとカフェが併設された休憩スペースもあり、ゆったり水遊びができます。そして、洞窟内から滝をくぐると海を望める露天プールが! こちらは、夏場以外は温水プールなので、肌寒い季節でも安心して利用可能。
足を伸ばして浸かれる寝湯や、プールサイドにはサマーベッドもあり、海を見渡しながら贅沢な時間を過ごせます。カフェやレストラン、ボディケアなどのリラクゼーションのサービスも充実しています。
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7.ご当地グルメを楽しむ
「江の島に行ったらコレ!名物『とびっちょ』のしらす丼を食す」より
江の島に来たらぜひ食べてほしいのが、「シラス」を使ったご当地グルメです。「シラス」とはイワシの稚魚のこと。塩ゆでしたシラスをご飯にのせた「シラス丼」は江の島では定番中の定番! ほんのり漂う磯の香り、醤油、ご飯のハーモ二ーはたまりません。
シラス丼は江の島にある多くのレストランで食べられますが「とびっちょ」は特に有名なお店。ちなみに、新鮮なシラスを茹でずに生のまま食べる「生シラス」(シラスの刺身)も日本人には人気です。
また、ちょっと変わった「シラスバーガー」もあります。肉の代わりにさつまあげ(※1)を使い、たっぷりのシラスとワサビ風味のマヨネーズでできたハンバーガーです。肉よりもかなりさっぱりとした味わいです。
そのほか、店によっては刺身、はまぐり、サザエなど、海の幸も味わえます。ぜひさまざまな"江の島グルメ"を楽しんでください。
※1:さつまあげ……魚肉をすりつぶして成型し、油で揚げた日本料理。
しらす問屋 とびっちょ本店
住所:神奈川県藤沢市江の島1-6-7 Google Map
アクセス:小田急電鉄「片瀬江ノ島」駅から徒歩10分
公式HP:http://tobiccho.com/
終わりに
江の島は古都鎌倉と江ノ電で23分で行き来ができるので、ぜひどちらも立ち寄ってほしいところ。
ただ1日で鎌倉と江の島の両方を回るのは、ちょっとハード。十分に観光できないので、周辺で1泊し、1日は鎌倉、もう1日は江の島と周辺の観光スポットを巡るという楽しみ方がオススメです。
神奈川県在住。ジャンルを問わず、日本の古き良きスポット・モノを追いかけるライターです。神社仏閣、温泉、老舗酒場、鉄道をはじめとした乗り物、などをテーマに旅を楽しんでいます。旅行以外の趣味はお酒を飲むこと、相撲鑑賞、アート鑑賞、読書。