旅の準備はじめよう
日本初!神戸「PEANUTS HOTEL」でスヌーピーの世界に入り込もう
神戸の中心街にオープンした「PEANUTS HOTEL」は、スヌーピーと仲間たちを描いた作品『PEANUTS』の世界観を体感できるホテル。18ある部屋のすべてが異なるデザインです。神戸の人気スポットに徒歩圏内という立地もあり、オープン直後から予約の難しい人気のホテルとなっています。
港町神戸に『PEANUTS』の世界を再現したホテルが誕生!
『PEANUTS(ピーナッツ)』は、世界中で人気のキャラクターであるスヌーピーと飼い主の少年チャーリー・ブラウン、その仲間たちを描いたコミックです。子どもたちの日常を描いた絵や言葉から「愛、友情、人生とは?」など、作者である故チャールズ・M・シュルツ氏の想いが伝わってくる作品。
その世界観は、時代を超えて世界中の人々に愛されてきました。
2018年夏、PEANUTSの世界観を再現した日本初のホテル「PEANUTS HOTEL」が、異国情緒あふれる街神戸・北野にオープンしました。
1868年の開港以来、数多くの外国人が住んできた神戸は、海や山、川など自然にも恵まれた街。作者シュルツ氏ゆかりのアメリカ西海岸の街とどこか似ている部分も多いのでは.......まさにぴったりのロケーションと言えるでしょう。
まずは、誰しも気になるホテルの部屋からご紹介します。
18部屋すべてが異なるコンセプト!
ROOM52(Picture courtesy of PEANUTS HOTEL)
ホテルのコンセプトは「IT'S NICE TO HAVE A HOME WHERE YOUR GUESTS FEEL COMFORTABLE (お客さんが居ごこちよく思ってくれるうちを もってるってのはすてきだな)」。お客さんがリラックスして過ごせる空間が作られています。
特徴は、4Fから6Fまでの3フロアが「IMAGINE」、「HAPPY」、「LOVE」のテーマに基づいていること。そして18部屋すべてが、コミックの異なる内容をコンセプトにデザインされていること。すなわち、「同じデザインの部屋は2つとない」こだわりのあるホテルなのです。
実際にいくつかの部屋をご紹介しましょう。
ルームカラーは黄色!野球がテーマのROOM51
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
主人公チャーリー・ブラウンの好きなスポーツといえば野球。監督兼ピッチャーであるチャーリー・ブラウンは試合に負けてばかりですが、チームスポーツからさまざまなことを学びます。部屋は、チャーリー・ブラウンのシャツをイメージさせる、黄色に黒のジグザグ模様。
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
シャワー室や洗面室もベッドルームのコンセプトに合わせたデザイン。黄色と黒、白やグレーのタイル使いがお洒落ですね。
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
アメニティグッズももちろんスヌーピー。スリッパやカップ類、ボールペンに至るまで、とことんPEANUTSの世界。スヌーピーがあしらわれたタオル類は良質の国産・今治(いまばり)タオル。なんと旅の思い出として持ち帰ることができるそうです。
ROOM51
料金:38,000円(税抜)
Room Type:ダブル
※部屋の料金には「PEANUTS DINER 神戸」での朝食代も含まれます。
スヌーピーと和風のコラボ!海外の方に泊まってほしいROOM54
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
ROOM54は、ホテルに1室だけある和テイストの部屋。アメリカで生まれたスヌーピーの世界と和の要素が、不思議な空間を作りあげています。壁には、日の丸カラーの赤と白で描かれた雲や梅の花。インスタ映えは間違いなしのデザインですね。
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
枯山水には仲間たちの姿も! ほかにも、スヌーピーの掛け軸(※1)、障子など、日本の伝統文化とPEANUTSの融合を楽しんでください。
ROOM 54
部屋料金:40,000円(税抜)
Room Type:ツイン
※部屋の料金には「PEANUTS DINER 神戸」での朝食代も含まれます。
ご紹介した以外にも、山小屋をイメージした部屋、女の子が大好きなピンクの部屋、宇宙をテーマとした部屋など、すべて異なるコンセプトで作られた全18室。「毎回違う部屋に泊まってみたい」と思う人は少なくないはずです。
※1:掛け軸……絵画など、両端に竹や木が付けられ壁に掛けるように飾ってあるもの。
「PEANUTS DINER 神戸」で楽しむおいしい時間
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
3Fにある「PEANUTS DINER 神戸」は、アメリカ西海岸をイメージしたカジュアルな作り。あちらこちらにキャラクターの絵も描かれ、ピーナッツファンでなくとも、自然と笑顔がこぼれそうですね。
朝食は野菜たっぷりの「スライダープレート」
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
ミニバーガーや新鮮な野菜サラダ、カップスープなど盛りだくさんの朝食「スライダープレート」。朝食は宿泊料金に含まれ、子ども用もあります。
朝食時間は7:00~10:00です。
3種類から選べるランチコース
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
ランチの時間もご安心。写真は3つあるランチコースの1つ「PIZZA COURSE」(税抜2,800円)。スープ、サラダ、ピザ、デザート、コーヒーまたは紅茶がついています。料理のネーミングにもご注目。例えば、スープは「ライナスと星空のスープ」。可愛さにキュンとしちゃいますね。
ほかのコースも同様にスープ、サラダ、デザート、コーヒーまたは紅茶がつき、ピザの代わりにパスタメニューから1品が選べる「PASTA COURSE」(税抜2,800円)、メインメニューから1品が選べる「MAIN COURSE」(税抜3,800円)があります。
また、ランチタイムは11:00〜17:00です。
サラダ・メイン・デザートをアレンジできるディナーコース
Picture courtesy of PEANUTS HOTEL
朝食、ランチ......とくればディナータイム。こちらもピザ、パスタ、メインから選べる3つのコースがあります。写真は「MAIN COURSE(税抜4,500円)」。メインは「シェフ・ウッドストックのステーキ-トリュフとポテトのエクラゼ」を選びました。
ダイナーで提供される料理には、野菜やハーブなど、地元の神戸産の食材がふんだんに使われています。「安心かつ新鮮」であることは、食を楽しむ上でとても大切なことですね。
ディナータイムは17:00~23:00(LO21:30)。
カフェのこだわりドリンクを片手に神戸のまち歩きへGO!
1Fには、ドリンクやホットドッグをテイクアウトできる「PEANUTS Cafe 神戸」があります。暑い夏には冷たいドリンク、寒い冬には温かい飲み物を片手に、神戸の街歩きはいかがでしょう? ひと休みしたい場合は、カフェの一画に小さなテーブル席もあります。
写真のドリンクは、すっきり爽やか味が嬉しい「ルーシーのホームメード レモネード」(税込550円)です。刻んだレモンピールがたっぷり入っています。なお、カフェやダイナーの利用は、宿泊客以外でも可能なので、日帰りの場合でもぜひ足を運んでみてください。
カフェの一画では、ピーナッツにちなんだグッズやスイーツなど、買い物を楽しむことができます。旅の思い出の品やおみやげをゆっくり探してください。
ではさっそく、レモネード片手に、ホテルから徒歩圏内のオススメスポット巡りに出発!
北野坂を歩いて、異人館「風見鶏の館」へ!
まずは、ホテルのある北野(きたの)エリアを南北に結ぶ、ゆるやかな坂道「北野坂」を歩きます。緑あふれる並木道の両側に、カフェや雑貨店など神戸らしいお洒落なお店が並んでいます。
北野坂をさらに山裾まで歩いていくと異人館街に到着。奥に見えるのは神戸を代表する洋館「風見鶏の館」です。1868年に港を開いた神戸には、貿易に携わる外国人が居住するようになり、洋風の家が建てられるようになりました。一部の洋館は、今でも大切に維持管理され、人気の観光スポットとなっています。
あわせて読みたい
パワースポット散策には「生田神社」がオススメ
レモネードも残りわずか。ホテルに戻って南西方向に6、7分歩くと、洋風のイメージからは打って変わって神戸の守り神「生田神社」があります。縁結びの神様としても有名で、「良縁」を願って若い女性も数多く訪れるパワースポット。人気の高い神社です。
あわせて読みたい
予約方法について
大人気のホテルですから、予約はぜひお早めに。2018年9月現在、宿泊はすべて公式HPからの予約のみとなっています。電話等での予約はできません。ご注意ください。
港町神戸を訪ねるときはPEANUTS HOTELで素敵な思い出を作ってくださいね。
PEANUTS HOTEL周辺のおすすめホテル
あわせて読みたい
In cooperation with ...PEANUTS HOTEL
© 2018 Peanuts Worldwide LLC
日本文化、特に絵画や工芸品が好き。福岡、京都、大阪、ベルギー、アメリカを経て現在は神戸在住。座右の銘は「住めば都」。