旅の準備はじめよう
癒しの空間・縁結びのパワースポット、神戸「生田神社」の5つの魅力
神戸の都心に佇む生田神社は、1800年の長い歴史を有する神社で、縁結びの神様と言われています。境内には、本殿以外にも小さな社(やしろ)がたくさんあり、緑深い生田の森も魅力のひとつ。三宮の賑やかな通りから直ぐの場所にありながら、歴史と自然の両方を兼ね備えた空間です。
生田神社とは?
神戸の生田(いくた)神社は、1800年以上の歴史をもつ由緒ある神社で、稚日女尊(わかひるめのみこと)という女神が祀られています。
洋館や港町のイメージが強い神戸ですが、実は由緒ある神社が点在しています。そもそも神戸という土地の名前も、神社を守る家々が「神戸(かんべ)」呼ばれていたことに由来するそうです。
さらに、生田神社の人気の秘密は「縁結び」の神様でもあること。稚日女尊は織物の神様であり、糸と糸を織りなすという意味から、人と人をつなぐ「縁」を結ぶ神と崇められています。
今回は「恋愛」のパワースポットであり、神戸市民にとって祈りと癒しの空間である生田神社の魅力を5つご紹介します。
1.神戸の中心地から歩いて行ける好立地
生田神社は、神戸の中心となる各路線の三宮駅から歩いて約10分という、賑やかで便利な場所にあります。
写真のとおり、繁華街のすぐそば。長い歴史を考えると、神社の周囲に人々が集まり、街が開けてきたというわけです。
神社の入り口に立つ門は鳥居(とりい)と呼ばれる門です。最初に石造りの二ノ鳥居、次に朱塗りの三ノ鳥居をくぐります。
三ノ鳥居の右側には手水舎(ちょうずや)と呼ばれる、手を洗って身を清める場所があります。作法については英語の説明書きがあるので、ぜひ試してみてください。
鳥居を抜けると「楼門(ろうもん)」があり、左右におみくじやお守りを授けてもらえる授与所があります。特別な祈祷(きとう)をお願いする場合を除き、基本的に神社への入場料は必要ありません。
参拝者は、本殿の前方にある箱に、賽銭(さいせん)を投げ入れることで、お礼とお祈りの気持ちを伝えます。
左右に狛犬を従えた立派な本殿までやってきました。作法にそってお参りし、様々な願い事を心の中でそっとつぶやいてみてください。
あわせて読みたい:
日本文化、特に絵画や工芸品が好き。福岡、京都、大阪、ベルギー、アメリカを経て現在は神戸在住。座右の銘は「住めば都」。