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東京スカイツリー周辺で発見!下町の裏路地グルメ4選
東京の下町の路地裏に入ったことはありますか? あなたのイメージする「東京」とは違った一面をもっていて、街には隠れた名店もあります。今回は、スカイツリー近くにあるおいしいグルメの店4軒を紹介します!
東京スカイツリー周辺の隠れた名店
訪日観光客が東京に来て、まず向かう場所のひとつが「東京スカイツリー®︎」ですが、スカイツリーのある墨田区周辺をしっかりと回ったことはありますか?
下町の雰囲気が残り、人情味溢れる空気が楽しめる場所ですよ。路地裏にひっそりと佇む店や、入るのに勇気がいりそうな外観の店など、地元の人だけが知るおいしいグルメもたくさんあります。
今回は、スカイツリー付近の隠れた名店をみなさんに紹介します!
洋食キムラヤ
スカイツリーから徒歩5分、閑静な住宅街のなかにあるのは「洋食キムラヤ」です。この地で営業を始めて50年という店は、懐かしさが残る外観が特徴。地元の人や常連さんが多く訪れています。
店の料理はすべて手作りで、注文が入ってから調理しています。料理する音が静かな店内に響き、熱々のとんかつ定食が運ばれてきました。
主菜とサラダ、さらに卵焼きと味噌汁がつき、驚きのボリュームです。とんかつは揚げ具合がちょうどよく、からしと一緒に食べるとご飯が進みます。つけあわせの玉子焼きもとてもおいしい。
お店を訪れるオススメの時間帯は、平日のランチ時。定食はほぼ700円前後なのでとてもお得です。
花家
「花家」はスカイツリーから徒歩5分ほどの向島地区にあります。路地裏にあり、気づかないと通り過ぎてしまうような名店です。
店は夫婦で経営しています。カウンターでは常連さんと店主が気さくに話していました。奥には座敷があり、リラックスして料理を楽しむことができます。英語のメニューも準備されていますよ。
店の看板料理は「江戸前天丼」(税込1,100円)です。
注文後、女将さんが天丼を運んできてくれました。そのボリュームにびっくり! 7種類の天ぷらが、タレのかかった白米の上に敷きつめられています。穴子は丸々一本、丼からはみ出すように豪快に盛り付けられています。見た目も味も大満足です。
天ぷらはサクサクとしていて、ご飯の量もちょうどよく、タレも飽きのこないちょうどいい味付けです。満足感たっぷりの天丼が1,100円とは、コスパ最強です!
ししまる食堂
スカイツリーのなかでレストランが見つからないときは、スカイツリーの最寄り・押上駅から徒歩約3分の「ししまる食堂」に行ってみましょう。思わず通り過ぎてしまいそうな古民家風の建物ですが、こちらも名店。ランチタイムも女将さんがひとりで切り盛りしています。
「普通の食堂かな?」と思って素通りするのはもったいない! 名物「肉汁うどん」は、想像以上の絶品です。
うどんは、東京や埼玉の郷土料理・武蔵野うどんで、一般的なうどんより麺の幅が広く、コシが強いのが特徴です。麺は、茨城県に住む女将さんの父親が手作りしたあと、店に直送されるのだそう。
うどんを茹でるのには、15分ほどかかるので時間に余裕をもって訪れましょう。真心込めて作られたうどんは、茹でたあとに冷水で締められ、熱々の肉入りスープとともに提供されます。
Cafe 883
スカイツリーから徒歩わずか2分の位置にある「Cafe883」。店のある曳舟川(ひきふねがわ)通りは、観光客があまり行かないエリアです。大阪出身の店主夫婦が切り盛りしているせいか、常連さんの多くは関西出身。店は、ガラス張りのドアに明るい照明で、観光客でも入りやすい雰囲気です。
看板メニューは、肉を低温でじっくりと焼いた「ポークジンジャー(豚の生姜焼き)」。柔らかくちょうどいい厚さの豚肉は、肉好きなお客さんたちをも満足させる一品です。
同メニューは、墨田区の魅力を伝えられるグルメとして「すみだモダン ブランド」の認証も受けました。墨田区お墨付きの料理をぜひ味わってみてください!
食後のデザートは「自家製コーヒーゼリー」です。都会の喧騒のなかで、静かにほっとひと息つけるような場所があるのは、本当に嬉しいですね。
まとめ
スカイツリー近くの裏路地は観光客があまり行かない場所ですが、地元の人だけが知る隠れた名店があなたを待っています! ここでは、東京の意外な一面にも出会えるかもしれませんよ。
台湾台北市出身。京都府北部の舞鶴市でインバウンドに携わりながら、ブロガーとして日本の観光情報を発信してきました。MATCHAには2019年10月に参加。
趣味は旅、電車を見ること、オシャレなスイーツ・カフェ巡り、御朱印集め、ミュージカル観劇、写真撮影など。幅広過ぎて、自分でも不思議に思っています。