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乳児との生活の必需品!紙オムツとミルクの使い方
赤ちゃんが生まれたら、毎日必要となるオムツとミルク。オムツには布オムツや紙オムツ、テープ型・パンツ型といった種類があります。こうした違いや、粉ミルクの使い方で迷うことがあるかもしれません。本記事ではオムツとミルクの購入場所と使い方をお伝えします。
毎日必要なオムツとミルク
赤ちゃんとの生活が始まると、毎日必要になるオムツとミルク。オムツは、赤ちゃんに合うと同時に、家計にも優しいものを選びたいところです。ミルクは、赤ちゃんの成長に直結するので、より慎重になるかもしれません。
本記事では、オムツとミルクの購入場所や使い方をお伝えします。
オムツとミルクはどこで入手できる?
子ども用品チェーン店(アカチャンホンポ、西松屋、ベビーザらスなど)、ドラッグストア、ドンキホーテなどの量販店で購入できます。
メーカーや店舗によって値段が異なりますが、オムツは1袋に50〜70枚ほど入っていて1,000円前後。粉ミルクはタイプによってさまざまです。
通販の場合、アカチャンホンポで購入できますよ。また「Amazonファミリー」に登録すると限定セール品を購入できるほか、プライム会員は「定期おトク便」利用でオムツ・おしり拭きが15%割引になります。楽天市場の「楽天ママ割」では毎月、限定クーポンを受け取れるといった特典があります。
オムツの種類
メーカーごとに形、吸水性、通気性、手触りが異なります。赤ちゃんの肌質に合わないとおしりがかぶれてしまったり、形が合わないとうんちが漏れやすかったりします。どれが合うか、いくつか試してみると良いですよ。
紙オムツと布オムツ
使い捨てで、後始末が楽な紙オムツ。メーカーごとにたくさんの種類がありますが、漏れが少なく、赤ちゃんが快適で過ごせるものを選びましょう。サイズは新生児用、S、M、Lなどがあり、成長に応じて変えていきましょう。
おしっこが出たら、中央にある黄色い縦線が青くなので、オムツを替えるタイミングの目安になります。
その一方で、布オムツは、洗うことで繰り返し使えるため、紙オムツに比べ経済的です。ただ、その分手間がかかるため、日本では紙オムツが主流となっています。
テープ型とパンツ型
紙オムツには、履かせるときにテープで止めるテープ型と、そのまま履かせるパンツ型があります。テープ型は、寝かせた状態で交換することができるので、産まれてすぐの赤ちゃんに向いてます。
テープ型からパンツ型へは、寝返りが始まる生後6〜7カ月ごろに移行する方が多いようです。赤ちゃんが足をバタバタ動かしたり、寝返りやおすわり、ハイハイして動き回るようになったり、うんちやおしっこが漏れるようになったり、寝た姿勢でのオムツ替えを嫌がったりするのが、切り替えを考えるタイミングになります。
もっとも、いきなり切り替えるのではなく、動き回る日中はパンツ、寝ている間はテープと使い分けることもオススメです。
オムツの付け方
オムツごとに、付け方は少し異なります。以下では、主なオムツの付け方となります。
テープ型
花王「メリーズ」より
①新しいオムツをおしりの下に敷き、汚れたオムツを開きます。
②おしり拭きで優しく拭きます。肛門の菌が入らないよう、前から後ろに向けて拭きましょう。
③赤ちゃんの太ももを上げ、汚れたオムツを引き出します。足を強く持つと股関節を脱臼する恐れがあるので、優しく持ちましょう。
④ギャザー部分をおへその上まで引き上げて、テープが左右対称になるように止めます。オムツとお腹の間に指2本が入るくらいが良いです。おへそが乾燥していない新生児は、圧迫しないようにオムツを折り返すか、おへそにガーゼを当てて守ってあげましょう。
⑤足回りのギャザーが外側に出ているか確認します。内側に入っていると漏れの原因になります。
なお、汚れたオムツは、ビニール袋に入れてから捨てると、臭いが漏れにくくなります。
パンツ型の付け方
花王「メリーズ」より
①新しいオムツの前後を確認します。
②汚れたオムツを脱がせます。降ろしても良いですし、横のギャザーを破って開くこともできます。
③おしりの汚れを優しく拭きます。
④寝かせながら、新しいオムツに片脚ずつ通し、ウエスト部分をお腹まで引き上げます。もしくは、つかまり立ちの状態で片脚ずつ通しましょう。
⑤脚まわりのギャザーを外側に出して整えます。
テープ型同様、汚れたオムツをビニール袋に入れてから捨てると、臭いが漏れにくくなります。
ミルクの種類
ママの母乳がうまく出ないときなどに便利な粉ミルクや液体ミルク。ママの負担軽減になる上、パパでも飲ませることができるので、パパが育児に参加しやすくなります。
ここでは、粉ミルクの使い方を中心に、最近発売された液体ミルクについても紹介します。
粉ミルクとは?
缶タイプ、スティックタイプ、キューブタイプがあります。缶は、コストパフォーマンスが高く、家で使うのに適しています。お出かけやママの体調が悪いときなど、たまにしか使わない方にはキューブやスティックタイプが人気です。
粉ミルクには、育児用ミルク、アレルギー対応ミルク、フォローアップミルクと用途が異なるものもあります。
通常は育児用ミルクで問題ありませんが、牛乳アレルギーの子ども用の大豆たんぱく質などを使ったミルクなど、アレルギー対応ミルクもあります。フォローアップミルクは、離乳食では足りない栄養素を補うためのミルクです。
国内製品は厚生労働省で基本の成分量が決められているので、メーカー間での大きな違いはありません。ですが、値段や味が微妙に異なるので、いくつか試してみてはいかがでしょうか。
使い方
MAMADAYS より
まず、以下のものを用意してください。
・粉ミルク
・哺乳瓶
・乳首
・乳首カバー
・ポットもしくは鍋
・水道水(国内メーカーの粉ミルクは、日本の水道水で調乳するように成分が決められています)
それから、以下の手順でつくります。
①手を石鹸で洗いましょう。哺乳瓶や乳首はよく洗って消毒します。煮沸消毒の場合、器具が完全にお湯に浸かるようにして、5〜10分間(乳首は3分間程度)煮沸します。
②スプーンで粉ミルクを正確に計り、哺乳瓶に入れましょう。自己判断で薄めたり、濃くしたりするのは赤ちゃんにとって危険です。ミルクの量や回数は、赤ちゃんの個人差に合わせて調整しましょう。
④お湯を規定量の3分の2程度、哺乳瓶に注ぎます。お湯は、一度沸騰させた水道水を70度まで冷まします。
⑤乳首とカバーをつけて、円を描くようによく振ってミルクを溶かします。哺乳瓶に清潔なタオルを巻いて持つと、火傷防止になります。
⑥お湯を規定量まで加えて、哺乳瓶を水に浸して人肌の温度まで冷まします。
⑦手首の内側に少量のミルクを垂らしてみて確認をしましょう。熱いと赤ちゃんが火傷してしまうかもしれません。
⑧赤ちゃんに飲ませます。乳首を赤ちゃんの口にしっかり含ませてあげます。飲み終わったら、背中をさすってげっぷをさせます。
ミルクを作る際は、1回分ずつ調乳して、飲み残したミルクは飲ませないようにしましょう。
2019年から液体ミルクも販売開始
2019年から液体ミルクが発売されるようになりました。値段が高めですが、常温で飲ませられるので、お出かけや災害時に便利です。
液体ミルクには、スチール缶と紙パックのものがあります。スチール缶は中身の劣化や外部からの衝撃から守ってくれますし、紙パックは手軽に持ち運びができるので、それぞれメリットができます。
製造日から1年間保存できます。哺乳瓶に入れて使えますが、専用の乳首も販売されていますよ。
自治体にも相談してみよう!
自分の子どもにどんなオムツやミルクが合っているか、迷うことがあるかもしれません。
不安があれば、自治体の保健師や子育て支援課、近くの病院や助産院の母乳相談(母乳メインではない方も相談可)へ気軽に連絡をしてみましょうオムツやミルク以外のことも相談できますよ。
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