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大阪・関西万博と同時期開催される「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」。本記事では、各会場の展示内容、アクセス方法、注目のアーティスト、チケット情報、大阪周遊パスまで、アートイベントを楽しむための情報をまとめて紹介します!
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「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」は、アートを通して人と社会のつながりを考える芸術祭です。
国内外のアーティストが、「ソーシャルインパクト」(文化や経済の活性化、社会への気づき)をテーマに作品を展示します。
このイベントを通じて、大阪を「国際的なアート都市」へ、関西を「アートが活気あふれる地域」へと発展させ、大阪・関西をより魅力的なアートの街にすることがこのイベントのコンセプト。
1970年の大阪万博で岡本太郎氏の「太陽の塔」が人々の記憶に残っているように、2025年の大阪・関西万博でも、この芸術祭が新たなアートの魅力を世界に発信するきっかけとなることが期待されています。
本記事では、「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」の6つの見どころをメインに、会場アクセス、チケット情報などをまとめてご紹介します。
「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」は、大阪の各所を舞台に、6つの章で構成された展示が行われます。ここでは、各会場の内容とアクセス方法をご紹介します。
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会場: 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)未来社会ショーケース事業 アート万博 パブリックアート内「Study:大阪関西国際芸術祭 / EXPO PUBLIC ART」
万博会場内に、パブリックアート作品「Study : 大阪関西国際芸術祭 / EXPO PUBLIC ART」が展示されます。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする万博会場で、世界各国の芸術作品との出会いを提供します。
【会場最寄り駅】
大阪メトロ中央線「夢洲駅」(詳細はこちら)
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会場: 安藤忠雄建築の大阪文化館・天保山(旧サントリー・ミュージアム)
建築家・安藤忠雄氏が設計した美しい美術館で、人間とは何かを問う「Reshaped Reality」展が開催されます。ハイパーリアリズムの人体彫刻に焦点を当て、人間の本質に迫ります。
【アクセス・開館時間】
・大阪メトロ中央線「大阪港駅」1番出口から徒歩約5分
・11:00 〜 18:00(最終入場は閉館30分前)/ 月曜休館日(祝日の場合は翌火曜)
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会場: 大阪キタエリア
前回開催の芸術祭でも好評を博した佐久間洋司氏キュレーションによる「思弁的な音楽 / New Storytelling」展が開催されます。現代アートとエンターテイメントの両面から、私たちが世界をよりよく変えていくための「ものがたり」を探求します。
【アクセス・開館時間】
詳細未発表。最新情報は公式HPでご確認ください。
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会場: 西成エリア
西成エリアでは、この地を拠点とするファッションブランド「NISHINARI YOSHIO」との連携に加え、山王ハモニカ長屋を会場に、プロダクション・ゾミアによる「喫茶あたりや」展が開催されます。
【アクセス・開館時間】
ゲストハウスとカフェと庭 釜ヶ崎芸術大学
・大阪メトロ御堂筋線/堺筋線「動物園前」駅 2番・8番出口より徒歩約5分
・13:00 〜 19:00(最終入場は閉館30分前)/月曜休館日(祝日の場合は翌火曜)
山王ハモニカ長屋
・大阪メトロ御堂筋線/堺筋線「動物園前」駅 4番出口より徒歩約8分
・13:00 〜 19:00(最終入場は閉館30分前)/ 月曜休館日(祝日の場合は翌火曜)
kioku手芸館「たんす」
・大阪メトロ御堂筋線/堺筋線「動物園前」駅 2番出口より徒歩5分
・13:00 〜 19:00(最終入場は閉館30分前)/ 月曜休館日(祝日の場合は翌火曜)
※その他情報は公式HPでご確認ください。
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会場: 船場エリア
船場エリアでは、岸本光大氏キュレーションによる「Re: Human ─ 新しい人間の条件」展が開催されます。テクノロジーの進化、グローバリズム、揺らぐ価値観の中で、人間の本質を問いかけます。
【アクセス・開館時間】
大阪市営地下鉄 御堂筋線 「本町」駅 11番出口より徒歩4分
13:00 〜 19:00(最終入場は閉館30分前)/ 月曜休館日(祝日の場合は翌火曜)
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会場: 黒川紀章建築の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
建築家・黒川紀章氏が設計した大阪府立国際会議場では、「Study × PLAS : Asia Art Fair」が開催されます。これは、日本・韓国の国交正常化60周年を記念して日韓合同で開催される国際アートイベント。アート作品は鑑賞するだけでなく、購入することも可能です。
韓国の俳優でアーティストのハ・ジウォン氏も特別展にてアート作品を出展します。
【アクセス】
京阪電車中之島線「中之島駅(大阪国際会議場)」2番出口すぐ
「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」には、国内外から多くのアーティストが参加します。
アレン・ジョーンズ:イギリスのポップアートを代表するアーティスト。
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Allen Jones, Refrigerator 2002年 © Allen Jones Courtesy of the artist and Institute for Cultural Exchange, Tübingen
奥中 章人:京都出身美術家。体験的な巨大作品やワークショップ開発をするアーティストとして国内外で活躍。
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「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」のチケットは、公式HPやkkday(アクティビティ予約サイト)で購入できます。
※本芸術祭のチケットでは、大阪・関西万博には入場できませんのでご注意ください。
「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」の会場は大阪各地に点在しています。
効率よく芸術祭を楽しむためには、交通パス「大阪周遊パス OSAKA AMAZING PASS 1day / 2day」の利用がおすすめです。
大阪周遊パスは、Osaka Metro・大阪シティバス全線(一部路線除く)および大阪市域の阪急、阪神、京阪、近鉄、南海が乗り放題な上、大阪城や梅田スカイビル空中庭園展望台、通天閣、天保山大観覧車、とんぼりリバークルーズなど約40の施設を利用でき、さらに約30の提携施設で割引や優待の特典が受けられますよ!
▼芸術祭全体
・会期: 2025年4月11日(金)〜2025年10月13日(月)
・会場: 大阪・関西万博会場内 / 大阪文化館・天保山(旧サントリーミュージアム)・ベイエリア / 中之島エリア(大阪府立国際会議場)、船場エリア / 西成エリア / 大阪キタエリア / 松原市ほか
※フルオープン(万博会場含む)は、2025年4月13日(日)に開幕。
・公式HP: https://osaka-kansai.art/
▼日韓合同の国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」
・プレビュー:2025年7月20日(日) ※VIP、招待者、プレス関係者のみ
・一般公開:2025年7月21日(月)〜23日(水)
・会場:大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)
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「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」は、大阪・関西万博とともに、2025年の大阪を彩る二大イベントです。この芸術祭は、アートを通して、私たちに新たな発見と感動を与え、未来への扉を開くきっかけを与えてくれるでしょう。
ぜひ、この機会に大阪を訪れ、「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」でアートの魅力を体感してください。
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日本観光メディアでの編集者・ライター歴6年目。MATCHAは2022年に参加し、関東の観光スポットやホテルの記事・SNS運用を担当してます。
東京出身で、大学時代にアメリカのサンノゼで交換留学を経験。訪日観光客の視点から日本を見ることで、新しい発見があるのが楽しいです。
好きなこと:散歩、コーヒー、アート、映画、旅行
好きな場所:渋谷、代々木公園、新宿御苑、一色海岸、熊本の阿蘇