旅の準備はじめよう

忍者のふるさとと称される三重県伊賀市にある、忍者について詳しく学び、様々な体験もできる「伊賀流忍者博物館」を紹介。本物の忍者屋敷の見学や忍術実演ショー、グッズの買い物も楽しめるオススメの施設とは?
こちらはどんでん返しと呼ばれるからくり扉。ふつうの板壁に見える部分が隠し扉になっています。
床板をあげた場所から壺を発見! 地中に埋められた壺には、火薬や薬の調合方法などの大切な情報が記された巻物などが収められていたそうです。他にも、隠し階段や敵に知られす外に出るための仕掛け戸、刀隠しなど、興味深い仕掛けがたくさんあります。
忍者屋敷から次の忍術体験館へは階段で移動します。暗いのでご注意ください。それにしても忍びの国らしい怪しい雰囲気がたっぷり。
体験館には、忍者が使用した道具の実物やレプリカなどが展示されています。ほとんどの展示物に英訳が併記され、ガラス棚ごとに英語・中国語・韓国語の解説もあり、外国の方も楽しめる展示です。
忍者が攻撃に使った手裏剣(しゅりけん)。星型だけでなく、細長い棒状の形もあり、打ち方(投げ方)も様々です。
忍術体験館で道具を見学した後は、忍者伝承館で忍者の暮らしや歴史について学びましょう。
ふだんは農業に従事していたことが多かった忍者。薬にもなり、一方で敵を倒す毒にもなる薬草の栽培や研究にも勤しんでいました。そんな忍者の知恵や暮らしぶりが丁寧が紹介されています。
伝承館の一角には忍者グッズ販売処「Ninja坊」があります。他ではなかなか手に入らない忍者グッズをおみやげにしてはいかがでしょうか? 人気のあるアイテムをいくつかご紹介します。
日本刀の形になった耳かき。お値段は税込486円。
左の忍者キャップ(野球帽)は税込2,160円、右側のタオルハンカチは税込432円です。この他、Tシャツやゴム製の手裏剣、手ぬぐいなど、忍者をモチーフとしたおみやげがそろっています。
伝承館の手前には忍術実演ショーの会場があります。入り口で別途400円を払う必要がありますが、必見の面白さ。ショーについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
日本文化、特に絵画や工芸品が好き。福岡、京都、大阪、ベルギー、アメリカを経て現在は神戸在住。座右の銘は「住めば都」。